Vol.538 積雪 2004-12-30

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  年末になって、アジトの清掃も半分放棄している所に雪が降り出した。
  こりゃ、あの人たちにとっては、とんでもない天候だなぁ……
  あの人たちというのは、毎年この寒い時期に東京ヘリポートの近くで、野営に近い現場にいる人たちである。
  先日オイルを買っていただいたCBR250に乗る自由◎丘のお客さんも、確か行くと言っていた。
  降雪とはエライ事態である。
  傘を差してはイケナイとの噂もあるし……雪達磨になっていなければ良いが。
  まぁ、好きで行くのであれば、其れもまた習性なのかな。
  無事に戦果を上げ、幸せな新年を迎えて頂きたいものであります。

FZR:「マスター、雪ですね」
狸穴:「だなぁ」
FZR:「今日はどこにも出ませんよね」
狸穴:「うん。もう年末だから突発の仕事も発生しないし、
    今日は休業だ」
FZR:「わたくしの方も、皆様の在庫は充分にありますし、
    ご注文がきても問題なしです」
狸穴:「そか。フォークオイルとエンジンオイルはどちらか
    年内に交換する予定」
FZR:「はい、待っておりますわ」

 ということで、アジトの片付けを続行。
  和室に堆積していた荷物を、一時的に全て回廊に出して掃除。
  絨毯の下に合った畳表が日に焼けて……ついでに畳を外してダニアースして、漂白剤を1/100に希釈した水を含ませ固く絞った雑巾で拭き上げる。
  ほぼ倉庫として機能していた和室だが、意外と埃で汚れているものである。
  いったん出した荷物は、和室に戻さず収納場所へ収めた。
  ヒューマノイドなので荷物は多くないが、収納スペースは機能的に使わないとすぐに溢れてしまう程度しか用意されていないのでした。
  以前に棲んでいた世田谷区では、書籍が2t車1台分ほどあったので、それに比べれば今は撮影済みのフィルム数年分とわずかな量の資料と、エンジン5機と数車両の外装類だけなのでマシなのだ。
  2年以上使う用事のない物体は不必要とみなし、先月全部棄てました。
  中尉の所には仕事柄の書籍がもっとあるから、年末年始と言う程度ではあえて清掃はしないでしょう。(この場合、大切な資料もあるので不用意に動かしてはいけないのが現状です。)
  なんとか和室からはモノが消えたので、声が響きます。

 次はリビングだ……コレが問題で、アジトでは普段この位置にいるので、テーブルの上は各車のサービスマニュアルや一部図面、パソのモニターとキーボード、まだ再撮影の可能性のある撮影資料、何故か香水6種、ドー◎の資料……山積しております。
  この状況のテーブルで、食事をしたり、ブラウズをしたり、この文章を書いたりしております。
  ココも一旦、全ての物体を他の場所に移動して、拭き上げます。
  戻した物はモニターとマウスとキーボード、お茶のセットと香水。
  あとはそれぞれしまうべき場所へ収納。そろそろ収納がいっぱいになってきた。
  風呂場と洗面所とトイレも同様の処置。
  ココまでやっておしまい。
  リビングにはSZRの燃料タンクと、H.D.のタンクと鉄板金で作った大きなテールフェンダーの梱包されたデカイ箱。
  あとは椅子とテーブルとその周辺機器。
  その裏にFNCとグロックと92Fをしまいました。
  以前に、ちょっと作った版画も額装。
  額の裏には製作依頼された†タイプの手裏剣20本と佛器。
  ……装備品は普通の家じゃないです。

 外の様子を見るため窓を開けてみると、雪は本降り。
  東京の交通機関は道路も含めて雪には弱いから、大丈夫かなぁ皆。

FZR:「マスター、お掃除終わりましたか」
狸穴:「終わったよ。今年はこのくらいで勘弁してやる」
FZR:「……凄い廃棄物の量ですわ」
狸穴:「90%はダンボールの箱をバラしたものだ。各オー
    トバイのために用意した物体が入っていた箱だ。F
    ZRの分も少しある」
FZR:「ダンボールゴミは一昨日回収が終わってしまったの
    で、来年出すしかないですね」
狸穴:「んだ。北側のベランダにでも置いておくしかない。
    雪が凄いな」
FZR:「わたくしもカバーを被っておりますが、その上に雪
    が少し堆積し始めております」
狸穴:「積もってるね〜」
FZR:「気温が上がって溶け始めると染みますので、払って
    ください」
狸穴:「了解」

 気温が非常に冷たいので、カバーに染みずに積もっておりました。
  カバーの端を摘まんで引っ張ると、雪がバラバラ飛びます。

狸穴:「コレじゃ、明日も溶けた雪で地面が水浸しだから、
    フォークオイルやエンジンオイルの交換は出来ない
    かも」
FZR:「オイル交換はなるべく湿気の少ないときにお願いし
    たいので、来年になってから交換してください」
狸穴:「へい」

*************

  と、言う感じで年の暮れを迎えました。

FZR:「今年も色々ありましたね」
狸穴:「……あったねぇ。まぁ正月と言っても、うちの稼業
    はいつもと変わりなしだし、何ら変わらんがね。と
    りあえずは今年も一年、FZRも俺もなんとか生き
    残ったのだ」
FZR:「はい。では皆様も、良いお年をお迎えください〜」

FZRx+狸穴太郎

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