| 旧エンジンをバラしてみた。
ヘッド/
IN・EX共にバルブはガイドとのクリアランスも使用範囲内なれど、IN側の#2と#4の右側バルブのバルブキャップシールからオイルの滲みを確認。
バルブシートはこの漏れている個所以外は使用範囲内ギリギリで、カーボンの噛み込み痕も無く問題なし。
燃焼室・排気ポートに堆積するカーボンもほぼ問題のないレベルで、すぐに落ちた。
カムホルダーも問題なし。
シリンダー/
シリンダー内壁のクロスハッチは健在。
ピストンは#2のみスカートに僅かな擦れ痕あり。
各気筒クリアランスは充分残っていた。
ピストンピンも良し。
ピストンリングはまだ使える状態だが、交換しても良い程度の消耗あり。
油掻きリングの消耗が激しい。
動弁機構/
カムシャフトは部分的にカム山の限界に達している個所ありで要交換。定番の頂点を過ぎてから少し回った個所に打痕状の消耗あり。振れ幅2/100o
リフターは問題なし。
カムチェーン交換時期
カムチェーン・テンショナー問題なし
前後スライダー問題なし
クランク/
クランクシャフト曲がり1/100oの振れ
#3コンロッドの大胆部メタルのクリアランスは使用範囲内で大きくなっていた。他は問題なし。
スタータークラッチ/
消耗あり。全交換。
ミッション/
ミッション・ドライブシャフト左側の軸受けベアリングが過走行軽微消耗⇒交換。
ドリブンシャフト軸受けベアリングは左右共に過走行軽微消耗⇒交換。
各シフトフォーク消耗無し。
シフトドラム消耗無し
シフトシャフト定期交換。
ミッション内のクリップ類は全交換。
シール類/(開ければ全て交換)
ヘッドカバー回り以外は漏れ無し。
クランクケース/
歪みなし。
ということで、ベアリングやピストンリングやカムチェーンとカムシャフトを換えればまだまだ問題なく稼動できることを確認。
初期に少しピストンヘッドを多く削りすぎたため、次回起動の際には若干シリンダー面研をして圧縮を戻しても良いような感じ。
バルブシートは全て再修正。
バルブガイドも全て交換を予定。キャップシールは交換。
バルブはステムシャフトに異常は見られなかったので、堆積したカーボンを除去。
ピストンリングは全て交換。
クランク軸受けおよびコンロッド大端部のメタルは全て交換・調整を予定。
他、オイルポンプとウォーターポンプは周辺ギア等を含めて交換予定。
思いのほか、消耗率は軽微なものでした。
FZR:「減ってませんでしたね」
狸穴:「でも、カムチェーンとかシフトシャフトは定期交換
時期だし、カムシャフトはIN/EX共に減ってい
たねぇ」
FZR:「はい」
狸穴:「極薄で作ったリングセットも順当に減っていたが、
ソレが収まるピストンの方はリング溝も含めて消耗
していなかった。鍛造だからか?」
FZR:「#2ピストンのIN側スカートにちょっと当たり痕
があっただけですわ」
狸穴:「その痕もペーパ掛ければすぐに取れる程度。何か噛
んだのかな」
いずれまた使う時のために、ヘッドガスケットを造って組み戻し、モスボールしておくか。
激しい消耗が発生していなかったのは、オイル管理のお陰かも。
毎回SHELLさんや円陣家至高さん等、高性能なオイルを使いましたが機関的にはほぼトラブル知らずでココまで過せたのもそれらのお陰かな。
10万キロを超えてもミッションのタッチが渋くなるようなこともなく、クランクから異音が出ることも無く走れました。
暇みてコツコツ直すかなぁ……4年位かな。(そんなに長い間、FZRめが保つかどうか判りませんけど)
FZRx+狸穴 |