Vol.516 悩み 2004-08-28

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 人間は普段から、何らかの相互にリンクした悩みを感じながら生きているらしいです。
 高等と呼ばれる脳と言う密度の高い神経が、1箇所に一対で集まった機関をもつためだそうです。

FZR:「大変そうですね」
狸穴:「だねぇ」
FZR:「わたくしとマスターの場合はあまり関係は無いみた
    いですね」
狸穴:「オートバイとたまたま今回は人型になったヒューマ
    ノイドだからねぇ」
FZR:「形はよく似ているのに」
狸穴:「面白くないか」
FZR:「面白くないと言うよりも似合いませんわ」
狸穴:「だよな。元々がオートバイに乗るために作られたヒ
    ューマノイドなので、判断に迷っている時間は無い
    のだ」
FZR:「それに時間を要する処理は事故に直結しますので、
    マスター自身に絡む内容は全て無視してますものね」
狸穴:「そかも」

 よく出来ているなぁと思えるのは、細かな処理は末端の神経組織である程度の処理をしてから、この脳へ半ば処理済のデータを送って処理速度を上げていると言う点でした。
 視神経では『何を見るか』は脳が決め、その見るべき現象が起こっている部分を優先して処理しており、それ以外の情報はある程度抑制した処理済状態で付帯データとして脳に送っているようです。
 なので、物事を注視すると言うモードに入った場合、対象に対してオートマチックでズームするようです。
 男性の場合は1〜2箇所、女性の場合は1〜3箇所。あっしの場合はそれが仕事なので複数個所同時に。脳梁の太さと通信システムの違いがココに現れます。
 末端の処理は性差にある程度馴らされているようで、男性が持っていた感覚器官を女性に移植すると、末端の処理だけ男性的になり期間の再教育が及ぶ範囲で馴れを要するようです。(勝手なあっしの仮説です)
 あっしのお仕事はこのへんをどう人間が処理するだろうか……と言う予測の元に撮影してそれを皆様にお見せる訳なのですが、その際の前景や背景の処理のし具合で良い写真になったり悪い写真になったりします。
 一番判りやすいのは、男性用の写真と女性用の写真でそれぞれ同じ対象物を撮影しても、女性用に仕上げた写真は男性にはあまりウケません。
 これらをかつて人間だった時の感覚と、現在のヒューマノイド的感覚を相互に判断して瞬時に処理しながら、人間用に合わせたココ2000年間位の短期間な思想や宗教や経済と言った環境の情報をフォーマットとして、写真の各面積比率と解像度を利用して視覚映像化するのでした。
 もちろん必要があれば性別を消した(その逆に両方出した)写真も撮影します。
 一種のパターン認識の利用です。
 パターン認識にはそれぞれの固体が属する文化や宗教や法律等の環境により、ある程度のバイアスが掛かっているためそれ等も深く理解した上での瞬間的な作業なのでした。
 オートバイに乗っている時もこの傾向は続き、注視するべき対象に対しては3D的に触覚として処理して同時に、後は全体を同じ精度の解像度で視覚的に映像としてスキャンしてます。
 後者は背景として処理されているのでした。

 この感覚を持ったままで生身の人間と接すると、中々上手く行きません。人間用のフィルタープログラムがいるのでした。
 人間は自発的な意識と言うものをもっており、その意識は表に出ている部分と自我とそれらの底にある無意識領域と言う所で相互に反応しているようです。
 どれを優先するかはご本人も決めていないことがありながらもある程度傾向化されている様子で、突発的に凄い行動をしている人物も見られます。
 コレを無理やり言葉にすれば『個性』と言うことなのでしょうか。
 無意識の領域を多用する方たちには天才と呼ばれる方が多いような気がします。
 環境の理解とデータの蓄積とその内容により、先の行動が影響を受けていることもあるようです。

FZR:「それでマスター、悩みの相談を複数受けております
    が、わたくしでは処理できない内容で」
狸穴:「FZRに出来ないんじゃ、俺にも処理できないかも。
    相手は人間だろ」
FZR:「一つは、デジカメを買うべきかフィルムカメラを買
    うべきかでお悩みな様子です」
狸穴:「んじゃ、借金してでも両方をフルセットで同時に買
    いなさい。使ってみなけりゃ判らんのだ」
FZR:「同じ会社の男性3人と同時に付き合っていてそろそ
    ろバレそうなのですが一人に絞れないそうです」
狸穴:「ん〜、一番厄介な内容かも。その三人を全部やめて
    新たに3人分全部持っているか、もしくは全く持っ
    ていないDQNでない男性を捜しなさい。かなぁ」
FZR:「そんなんでイイんでしょうか」
狸穴:「イイんでない? そして新しい男性をゲットしたら
    すぐにその場で子造りを強要シル」

 いろいろお悩みなんですね。

FZR:「あとは……怠け者のマスターがなんで500回も書
    いたのか、そしてなぜフォトグラファーなんてやっ
    ていてオートバイ屋をやらないのか。次はいったい
    いつ結婚するのかとのことです」
狸穴:「なんで500回も書いたかなぁ……判らん。画家に
    なりたかったが諦めて写真屋になったのだ。オート
    バイ屋は……土地と設備と人とお金がたくさん要る
    し、すでに世界最高水準の4メーカが集まっている
    国にいるので充分なのだ。240年後にまだ人類が
    いたら」
FZR:「500回については、わたくしが魅力的だからとお
    応えしておきますね」
狸穴:「最後のは誰だ……こんな間抜けな問い合わせ寄越し
    たのは」
FZR:「音羽屋半衛門さんですって」
狸穴:「そんな元締、知らんぞ……」
FZR:「何だか壊れたラジヲみたいですね」
狸穴:「……だねぇ。楽しいか」
FZR:「ハイ」

FZRX+狸穴

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