Vol.505 ジェネ・ロータ 2004-08-07

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 3LN1型のエンジンに積まれているジェネレータは、コイルの極数が18個もあり3HXまでの発電コイルより10個も多い。
 ロータの磁石も3HXが8極に対し3LN1は10極。
 直径も3LN1の方が少し大きい。
 当然対をなすロータも仕様が違うわけなのだが、このロータがトラブルの元でした。

 前のオーナが転んだ時にロータまで当てていた様で編芯していたのだ。(でも打痕無いんだよねぇ……何所にも、なので始めから重量偏差があったロータだったのかも…………)
 たくさん転倒する人はコイルを外して、セルだけで回して振れを確認した方が良いかも。
 これじゃピックアップもロータ外周の凸点が振れていて、場所によってはズレるので、低回転域ではそのズレを拾ってしまう?
 アイドリングでは上手く点火しない……? まぁそんな事は無く一応は点火しているようだけど、乙女回路とデフォルト3LN1のイグナイターユニットのマップが違うからそのへんも調べないと……(いずれ3LN1のI/Gユニットを調べねば〜)
 主たる元凶は振れロータでした。
 新エンジンを狂った状態で運行させた際に更に狂ったご様子。
 高回転型エンジンのこのへんのちょっとした重量偏差は、すぐにいろいろな不調となって現れるのでした。
 振れ幅2ミリじゃどうやっても狂うわな。

 極数が増えた発電機は、昼間ライトオンをしていても低回転で十分なチャージが出来るようになっていることらしい。で、パルスは多少3HXとは違っても乙女回路的には強力な電源制御回路を組んであるので、多少規格外の入力があっても構わず制御してしまうから壊れることは無いのだが、面倒なのでこれも3HXのコイルに戻す。
 アイドリング時の妙な震動もこれが原因……芯出ししたくランクが狂ってなきゃ良いが〜
 ……多分狂っていることでせう。

 ってことで旧エンジンで使っていたロータを移植することに決定。

FZR:「妙な震動の原因はこれだったのですね」
狸穴:「始めは出ていなかったけどね。先日、円陣家至高デ
    ポにテストランを兼ねてナラシ運転した時に、更に
    振れが大きくなったらしい」
FZR:「……やはりゲンが悪いのでは」
狸穴:「大丈夫。中は全てチェックした。ロータの振れは気
    がつかなかったけど」
FZR:「普通は気が付きませんよね。一応は点火してしてま
    したし、キャブも3LN1デフォですし」
狸穴:「なんでも信じない方が良いのだ」
FZR:「マスターは自分が一番信用ならないと思っています
    ものね」
狸穴:「んだ」

 で、電動インパクトを用意したのだが、インパクトの方は12.7ミリでウチのソケットビットの差込の大きさが9.5。
 なのでアダプターを必要とする。(※これ)
 工具を入れているキャビネットにはあるのだが、肝心のそのキャビネットは他の場所に有るので取に行けない。
 で、一つ買うことにしたのだが近くに工具屋さんは無いので、5km先まで歩いてゆくことに。
 炎天下を工具屋まで歩くいてみると結構ある。
 昔々ベーリング海峡がまだ繋がっていたコロに、徒歩で亜細亜圏からアメリカ西海岸北部まで行った時のことを思い出した。
 強烈な日光に長時間当るとあまり具合が良くないのだがヤムヲエン。

FZR:「済みません」
狸穴:「ピックアップのコイル外しちゃったから動けないも
    んねぇ。新エンジンも中古なのだから、最初にこう
    やって様々な調整をしないといけないのだ」
FZR:「この状態を夏休みと言うのでしょうか」
狸穴:「そうかも」

 いつもFZRで行く場合はすぐの距離なのだが、炎天下で歩いてみると遠かったです。
 ふ〜
 大変。

FZRx+狸穴

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