Vol.493 ストレッチ+腹巻 2004-07-01

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 ということでFZRのフレームを、映画ハーレーダビッドソン&マルボロマンのオートバイみたいに大きくレイクさせたり、ぶった切っては溶接して継ぎ足したりしてストレッチ……出来上がりは全長3M超のFZRx……Oh!
 
FZR:「マスター、そんな状態のわたくしに上手く乗れます
    か」
狸穴:「全然駄目かも」
FZR:「なんだか最近マスターのポジトロニックブレインの
    妄想パートが暴走気味な気がしますが」
狸穴:「……かなぁ。最近こおろぎは休暇中だし。ストレス
    かも」
FZR:「先日も多WDのお話をして頂きましたが、アレはす
    でにわたくしではなくなっていると思いますわ」
狸穴:「だな。でもアレは新しい乗り物の規格として、今後
    起る地球規模の災害後500年は人間にとってあり
    がたいカタチの乗り物なのだが……」
FZR:「金星にはあったのですか」
狸穴:「あったよ。走路空間から生活空間に入る際の穴から
    出たり入ったりするときに便利な形態なのだ。つい
    でに一瞬出る必要のある400℃の荒れた地表を走
    るときも便利なカタチなのだ」
FZR:「地球にある素材で造れるのですか」
狸穴:「楽勝。でもあのカタチ、FZRも乗ってみたいだろ
    〜。機体はドライ・カーボンとメタルの三次元曲線
    な複合で行きたいなぁ」
FZR:「わたくしも乗れるのですか」
狸穴:「大きく造ればFZRも乗れるかも」
FZR:「マスター、ここをご覧になっている皆様はその形状
    を見ていないので、皆様の頭の中では全く想像でき
    ないカタチになっていると思いますけど……」
狸穴:「……かも。文章表現力は全然無いからなぁ、好きに
    想像してください」
FZR:「確かにケッタイなカタチですけど、アレが実用化さ
    れれば今の乗り物は閉塞的かもしれませんね」
狸穴:「だろ、FZRも乗ってみたいでしょ〜」
FZR:「ちょっとだけそんな気持ちになってきました。でも
    わたくしが乗る場合は搭乗車ではなく機能として搭
    載されるのでしょう」
狸穴:「う〜、そのへんがまだ曖昧なのだ。FZRがそっく
    り乗ってしまうとアレはトランポになってしまうし、
    かといって機能の一部をFZRが受け持つとアレは
    FZRになってしまうし……」
FZR:「あまり難しいことは考えない方が宜しいかと……マ
    スターのチップから少し煙が出てますわ」
狸穴:「をを。で、ストレッチだっけ」
FZR:「はい」

 あっしや人間の方のストレッチなのでした。
 先日『腰痛』というお題で一遍書きましたが、何故かこの時期あっしの周りにいるライダーたちのかなりの割合が腰痛持ち。
 冬の間余り距離を走らなかった方々で、特にその傾向が大きいようです。
 その他肩が痛かったり首が痛かったり……皆病んでます。
 乗っているオートバイのポジションは、アメリカンスタイルだったりOFF車だったりFZRと同じカテゴリーだったりするのですが、半分以上の人がどこか痛い人なのでした。
 自動車に乗っている人も約半分くらいは痛い人。(イタい人じゃなくて良かったですね〜)
 普段は乗らないがたまの休日に乗る方に到っては、乗車の後日9割を超えて身体の何所かが痛い人になってます。
 同じ姿勢を続けて絶えず振動する物に乗っており、普段使わない筋肉や神経系を突然酷使するからなのでした。
 更に、夏で暑いということもありみんな薄着。
 歩けば第二の心臓と言われるくらい血流を促進する脚も使っていない。
 あっし的には美人ライダーの薄着は常時アリガタイのですが、薄着は体表温を急速に奪い神経的には夏なのに冬? という状態で停まればなた夏に戻る。
 頻繁に体温が変動するので、交感神経と副交感神経にも影響大なのでした。
 一般の地球型人間の身体は、月人や一部砂漠の民たちよりも過度な体温調節には向いていないので、身体的には真冬にオートバイに乗っているときよりも夏に軽装備で乗っていることの方が激しく負担を掛けているのでした。
 あっしも一応繊細に出来ているので、夏でもTシャツ短パン姿やフレーム剥き出しで乗るようなコトは致しません。
 確かに爽快なんですけどね、その一瞬だけは。
 でも消耗が大きいのだ。

FZR:「わたくしたちにとっても、夏は厳しいので大変なの
    ですが、人間はもっと大変だったのですね」
狸穴:「んだ。FZRの場合はエンジンだけが熱的に大変で、
    他はなんとか環境に対応しているけれど、人間型の
    生物は羽毛に覆われている訳ではないし、元々30
    km/hとか270km/hとかで移動するための
    外装や神経系を持ち合わせていないから、乗り物に
    乗るということ自体に無理があるのだ」
FZR:「マスターは?」
狸穴:「ヒトだった時は、今よりも大変だったような気がす
    る」
FZR:「でも、最近皆様が乗っている流行のオートバイは、
    みんなカウルが無かったりしてますし、ファッショ
    ン性の追求ということでカッコ良く軽装されてます
    けど」
狸穴:「だよなぁ……それで身体が痛いといわれてもねぇ」

 カッコ良くいることは、あっしのやうに汚く塵埃にまみれたカッコをしていることよりもどうしても必要なのでした。
 当世カッコが優先されるのだ。
 ……ホントは職業上、一番あっしがしっかりしなければいけない部分なんだけど。(反省)
 で、色々と考えてみると、身体が冷えなければ痛くなったりしないのかも。
 人間の身体も冷えに強い部分と弱い部分があるようです。
 臓器は冷えに弱い、顔や手は比較的体温変化に強い……
 こりゃ、みんな腹巻を装着した方が良いな。寅さんと同じなのだ。
 女の子は毛糸のパンツ……(あっしは毛糸のパンツは大嫌いですけど)
 餅肌にサラシ、冬は足元にゲートルなんてのもカッコ良いかも。(FZR註:マスターだけかと)
 真剣相手の出入りの際には、渡世人は鎧が買えないので素肌に濡らした和紙を貼り付けます。

 あとは、普段使わないライディングの際に使った筋肉の血流を回復するためのストレッチ。
 強張った筋肉を少しずづ伸張させて血流を回復させるのでした。
 無理して力技で一気に伸ばしては逆効果です。断裂します。
 ゆっくり息を吐きな力を抜いて、少しづつ軟らかく各部を伸ばします。
 これを降車後に数回やるだけで、筋肉の血流が回復して肩こりや腰痛はそのレベルを下げることが出来るのでした。
 普段から身体が硬い人はなおさらこれをやった方が良さそうです。
 オートバイの脚と同じでよく動く筋繊維を持った身体は、ノーマルな血圧でも血流を確保でき、血液が良く流れるようになれば体温コントロールも行いやすいのだ。
 普段から軟らかくなってきたら、少しづつ負荷を加えて姿勢筋の復旧です。
 あっしはこの姿勢筋がまだ強化されていないので、これからの課題なのでした。
 姿勢筋が強化されてくると、中年太りで出た腹も、垂れだしたバストやヒップも形良くなり始めます。
 形が良くなれば健康にもなるのだ。
 飯も美味く喰えるし、血流が良くなって基礎代謝が進めば多少喰っても太らないで済むかも。
 オートバイの運転が巧くなりたい方は柔軟な身体を作ってください。
 スポーツ選手やGPライダーは、たくさんの筋肉をつけておりますが、みな身体は柔かいのでした。
 また血流を助けるためには、コレから夏の水分補給も必要です。
 水分の足りない血液では体組織内での血液流動性が悪く、その分ポンプである心臓は頑張りますので心筋にも負担が掛かるのだ。
 我慢しないで少量づつでも頻繁に水分は補給した方が良さそうです。で、汗はすぐに拭く。(皮膚組織を壊さない程度に擦らないで抑えるように〜)
 その他いろいろまだありますが、とりあえずはこのくらいで体温調節も可能かと。
 熱中症は以前も書きましたが、比較的簡単に死に到る状態なのでした。
 ライダーは腹巻してストレッチなのだ。

FZR:「わたくしもラジエターの水分は確保していただきた
    いです」
狸穴:「だな。そう言えば以前の夏、FZR1000の友人
    が東京駅近傍で冷却水不足によりオーバーヒートし
    たっけ」
FZR:「ですね。エンジンが停止して掛からなくなったと連
    絡がありましたね」
狸穴:「みんな冷却水が少しづつ蒸発して減るというコトを
    忘れているからね……」
FZR:「水冷なわたくしたちも水分は必要なのでした」

 たまにはリザーバータンクの冷却液量を、走る前に確認いたしましょう〜。

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