Vol.485 猿ツーリング 2004-06-05

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 お友達のYHOさんの主催で、開催されたSRのツーリングに連れて行ってもらった。
 場所は富士五湖近辺。
 SRの人たちはちょっと若い人が多く、女の子達もいて、男の子達もお洒落でそれなりに頑張っている人が多いです。
 ちょっとウチの表の仕事と近い人もいたり……
 甲府南から富士五湖方面に入るということで、途中こちらの方で行っているお仕事の打ち合わせも兼ねて。
 だがしかし、お仕事は現在フレーム製作中により車体がご不在なので、電話だけで打ち合わせ完了。
 と言うことで、普通にツーリングになりました。開放〜
 休日のツーリングで中央道⇒富士五湖⇒道志路とのこと……めちゃ混む予感。
 でも全行程混んでいたわけでもなく、この時期にしては比較的空いていたような気がします。

FZR:「お仕事の用事が電話で済んでしまったので良かった
    ですね」
狸穴:「だねぇ」
FZR:「わたくしは今回のこの旅程で、ついに10万kmを
    迎えそうですわ」
狸穴:「だなぁ……10万kmか。調子はいかがですか」
FZR:「調子は良いですわ。高速道路の長いトンネルで水温
    がかなり上がりましたが」
狸穴:「トンネルで水温が上がるのはしょうがないかな……
    走っていても周りの空気が一緒に動いているから、
    回っているのに冷却風量が足りていないのと同じだ
    もんね」
FZR:「ですね。外に出たら200メートルも走らないうち
    にすぐに冷えました」

 途中何度かサービスエリアで集合を重ね、SRが20台くらい集り、その他にも他社種が何台かおります。
 SRも大抵なにかしら変っておりました。
 傾向としては速さを追求する方もいるのですが、古めかしい雰囲気を優先させる傾向があるようです。
 いつもご一緒しているSRXさんたちとは少し毛色が違うようです。
 FZRから見れば大差なく見えたりしますけど、彼等としては違うそうです。
 長きに渡り熟成を重ねて、30年近く継続販売されているオートバイなのだ。
 SRのオーナーは総じて走行距離が長い方が多いことも考えると、ものすごいことです。
 排気音に関してはデザイン優先で、最近は静かなのが流行りなのかな。
 完全開放の爆音仕様はいませんでした。
 途中一台のSRが、残念ながら吸気バルブのスプリングを折損。事故には到らなくて済みました。(ちょっと焦ったです。気になるオートバイだったので走っている所を見れなかった)
 普段から整備されていても機械なので、台数が集まれば何かしら起きるのでした。
 中央道から降りて、精進湖までのコースに入ります。
 ツーリングの雰囲気を味わうには良いコースかも。
 途中から富士山がど〜んと見えてきました。
 富士山はデカイです。
 ……こんなのがウチにも一つあったらイイなぁ。風呂屋みたいに壁画でも描くか。季節毎に描き換えると言うのも良いかも。
 中尉はアレを2時間で登ったのか……さすが山屋である。(あっしは8合目でダウンしました)
 樹海の中にある富岳風穴にも入ってみました。
 オートバイなFZRは穴には入れてもらえないので、駐車場にてたくさんのSRと共に休憩です。

FZR:「行ってらっしゃい〜。わたくしはココでお待ちして
    おります」
狸穴:「洞窟だって。涼しいらしいよ」
FZR:「寒冷に弱いマスターはお気をつけて」
狸穴:「ヘイヘイ」

 中はいつでも零度に近いとか。
 天然の冷蔵庫です。
 寒かった。
 が、穴から出てきて25度くらいだと外は暑くてたまりません。
 ……次回は冬に来よう。
 日が暮れる頃まで、洞窟の入口辺りのちょうど良さそうな気温境の所にいたかった。
 ……周辺は樹海です。
 YHOさんのGPSは正確に動いてました。

FZR:「マスター、SRさんとわたくしでは一緒に走ると
    動き方が違います。発進加速でわたくしは遅れま
    すわ」
狸穴:「そりゃ、しょうがないのだ。皆は一気筒あたり3
    98cc以上あるのだ。中には500ccを超え
    ている者もいる。低回転域でも充分にトルクが出
    ているエンジン様なのだ」
FZR:「わたくしで同じ加速を得るには、回転数を上げな
    いといけないのですね」
狸穴:「総排気量も小さいFZRだとそうなるね。でも1
    台だけキャンキャン走ってもしょうがないのでク
    ラッチで上手く合わせるよ」
FZR:「はい」
狸穴:「次回はベランダに置いてある、SR改のエンジン
    でも積んでくるか」
FZR:「それは困りますわ」
狸穴:「積めないことは無いんだけどなぁ……」
FZR:「嫌です」

 途中、ちょっと用事が出来たので、あっし達は山中湖近辺で離脱。
 実の所は河口湖から山中湖へ向かう間、渋滞でほとんど動かず水温が上がり久々にファンを回し過ぎて、蓄電容積を限界まで切り詰めたホーカーバッテリが上がり掛けたのでした。
 このバッテリーを積む時には、ファンが回るほど渋滞で動けなくなることはあえて想定から外していたのだ。(すり抜けしてれば風は当るもんね。ファンを回さないで済むのでした)
 ラジエターを拡張していない水冷だと、この辺のコトを少し考えないと……
 デフォルトのバッテリーならば何等問題は無いのですけどね。
 で、みんなと離れてコース変更。
 ついでに、昔FISCOを走っていた時にお世話になったエンジニアさんがこの辺で食品店を営んでいるので、ちょっと顔出し。
 そのあといつもこの辺ではお世話になっているコンビニの『こめや』商店さんにて、飲料水を補充。
 こめやのママさんもお元気でした。
 ヒューマノイドもたまには給水しなければならないので、なかなか大変なのだ。
 FZRもココで小休止。
 風通しの良い日陰に入ればこの辺の気温は低いので、エンジン停止後すぐに水温も下がりました。
 250ccで4気筒となるとエンジン表面積が広いし、エンジンオイルのTCOUがもつ熱交換機能がフルに働きますので、風さえ当ればすぐに冷えるのでした。
 これにて知り合いの方々への顔出しも済み、道志路へ。

 昔はこのコース、オフ車で行くダートコースだったのだが、昨今は舗装が進んでいるとか。
 FZRでも入れます。
 ちょっと走り始めると前にGSX−R1000が走っておりました。
 しばらく憑いて行きます。
 タイトなコーナが続くので、R1000には狭そうにしておりました。
 スロットルを開けすぎると、出力が強すぎて簡単にリアが流れてます。
 排気量があると、スロットルワークが難しそうだなぁ手強そうな感じです。FZRで良かったかも。
 FZR的にはちょうど良さげな感じのコースです。
 途中、ガソリンが減りそうだったので給油。
 でも燃費は悪くなく、ちょっとしか入りませんでした。
 燃費:25.63km/L
 アレだけ渋滞にはまっていたのに。
 ガスを入れてから少し行くと疲れたので休憩。
 タバコも吸いたかったのだ。
 たくさん曲がったのでタイヤも点検せねば。
 FZRの前後タイヤを点検。端っこが融けるほどのパワーも掛けていないし、問題なし。
 そんなこんなで山の中の道路っ端で一服しながら休んでいると、先ほどまでご一緒だったSRの人達のうちの5台な方々が通過して行った。
 行ってしまったので、んじゃ、昨日から寝てないし少し仮眠しようかなぁと思ったが、閑なので……憑いて行ってみます。
 この中の先頭を走る一台のSRに少し興味があったのでした。
 休憩していて、彼等が目の前に現れる前に一瞬聞こえていたその吸気音は、スロットルバルブをきっちり開けている音だったのだ。乗れてる人だなぁ。
 その車輌の外観は、ノーマルに近い塗装等はちょっとやれたSRなのだが、タイヤと脚回りが何か違う感じだった。
 稀にいる『普通に見えて無駄が無く速い』タイプです。
 ……玄人。
 安全だけど速いです。マージンを稼ぎながら次の動きに対する無駄がほぼないのだ。
 自分のオートバイの特性もよく理解しているはずなので、壊すことも少ないかな。
 後続にはGX250改⇒400が一台。こちらも同様に速いです。
 ほぼデフォなVT250も、250ながらライダーが速いです。
 VTの特性を知っている走り方なのでした。
 他2台のSRもしっかり開けてます。
 この集団は……速い組なのだな。
 「旧い〜単気筒〜」と思って舐めて掛かると大変な目に遭わされるのだ。
 この集団に追いつくまで、今回の旅程でFZRは初めて12000rpm超。

FZR:「マスター、速いです」
狸穴:「最近こういう走り方してないもんね。左コーナーだ
    けちょっとタイミングが間に合ってないなぁ」
FZR:「左コーナーはわたくしが補正いたしますから、安全
    マージンを稼いでください」
狸穴:「へい」

 あっしは左に曲がることが苦手なのでした。
 左眼しか見えていないので、左だとコーナーの奥が見えないのだ。
 前に自動車が数台つかえており、ペースを落としていてくれたのでなんとか追いつけました。
 ふ〜。
 つかえていた車列が外れて、少しペースが上がります。
 このペースじゃ、先程まで一緒にいた女の子達はついて来れないねぇ……
 更にペースが上がります。
 でも、コレでまだ彼等は本気じゃないのだ。
 充分な余裕を持って走っている感じ。
 たまにですがツーリングライダーにこう人間のがいます。くわばら。
 コースもこういう走り方にちょうど良い感じです。
 勾配も下り始めてくれたので、FZRでもついて行けます。
 途中のガソリンスタンドによって皆様給油。
 コレだけ開けて走っていればガスも喰うか。
 VTが一番辛いかなぁ……排気量小さいと、どうしても開け始めも早くなるし空けている時間も長く必要になるし、要求回転数も高くなるもんね……FZRと同様に変速回数も多いはず。
 インボードな径の小さいブレーキ的にも、この中では一番辛いかも。
 排気量差を圧して同じペースで走っているということは、乗り手が速かったのだ。
 ガソリンスタンドを越えてからは、コース脇に人家も見えるようになってきたので、ココであっし達はお別れです。
 彼等は奥多摩の方面に向かって都内に戻るとか……行ってらっしゃい〜
 面白かった。
 あっし達は後続のYOHさん達と一端合流してから、上野原から中央高速の予定です。

FZR:「楽しかったですね。快晴だったので富士山も丸見え
    でしたし」
狸穴:「だな。富士山丸見えってのは年に数回しかないらし
    いよ」
FZR:「そうなのですか」
狸穴:「途中バス停でバスを待っていたお爺さんが、『今朝
    方の富士山は光臨に囲まれていてカッコ良かった。
    一生に一度くらいしか見れないかも』と言っていた」
FZR:「そんなにカッコかったのですか……人間の時間は長
    くても100年くらいしかないですものね。マスタ
    ー」
狸穴:「んだ。13億7千万年生きていても、そんなにカッ
    コ良い富士山は見たこと無いよ」
FZR:「あのお爺さんはいつも早起きで、きっと普段の行い
    が良いのですわ」
狸穴:「そうかも」

 帰りの中央道は渋滞しておりました。
 梅雨直前の晴れ間だったので、行楽客も多かったのだ。
 都内まで安全を保ちながら半分くらいすり抜けでした。
 ちょっと眠くなってきてる……。
 途中に円陣家至高さんからメールが入り、発注分が出来た受取に来る? とのこと。
 FZRのお仕事です。
 早速モノを受け取ってFZRに積載。
 他にはゲラが上がったので色校も含め、あっしの表の仕事もこなします。
 小さなお仕事なれど、ちゃんとお仕事なので手は抜けません。
 ……都内は働く場所なのだ。
 一昨日電話を頂いた風間の貸元との会話に出たステーキの話を思い出し、甲州街道沿いのサムズと言うステーキレストランで合流。
 風間氏もディバージョンで登場〜
 走行5万kmを超えたディ婆もまだまだ元気です。
 FZRのメータを見たらあと20km程度で、10万km達成間近。
 いつの間にかディ婆の走行距離を越え、倍近く走っておりました。
 FZRは働き者なのだ。
 アジトAに帰り着く頃には10万km達成なのでした。(帰路途中で超えたけど、半睡状態で見てなかった……)
 おめでとう>FZR
 良く保っております。
 明日は日曜日なので、何もしない日にしよう。

 流石に疲れた上に眠っていないので、腹の皮が突っ張ると眼の皮が緩みます。
 帰路信号のたびに2秒ほど眠ると言う半睡状態でアジトAにたどり着いたら……お仕事の宿題が待っていた。
 コピーが入る上半分の彩度と色を補正して、画像データを送り返せとのこと……デカイぞ。
 睡眠を我慢するのは辛いっス。
 ……今回はベガ星風邪を併発したりで、重かった生理期が済んでいて良かった。

FZR:「お疲れさまでした」
狸穴:「FZRも」

 雨ヒューマノイドと雨バイクがツーリングしたのに一回も降られなかった。
 ありがたいことである。

FZRx+狸穴

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FZR250 トップ NS400R TOP


Copyright © Taro Mamiana, COMBINED ARMS 1999-2005.