| オートバイを整備するときにはどうしても必要になるのが工具でした。
うちにも一揃いあるけど、最近はき〜氏のところで借りてしまうので使ってないなぁ。
FZR:「わたくし達を直したり、壊したりするときに使う工
具ですね」
狸穴:「んだ。使う人が多いのか、よほど美味しい市場なの
かは良く判らんが、たくさんメーカも種類もある」
FZR:「そのようです」
狸穴:「オートバイ屋さんや自動車屋さんにとっては大事な
物なのだ」
FZR:「工具を大切にしないメカニックは失敗を繰り返して
いますわ」
狸穴:「だろ。抜き打ちで工具箱をチェックすると、整然と
並べてある者や使い終わった後に着いた汚れを拭き
もしないで放り込んでいる者もいる」
FZR:「マスターの工具は2通りありますね」
狸穴:「元は一つの箱に入っていたのだが、FZRと944
が頻繁に必要とするのでやむを得ず分けたのだ」
FZR:「済みません。大きなキャビネットとインチなHD用
のキャビネットの中は整然としております。対して
普段わたくし達にお使いの工具はハラバラですね
……」
狸穴:「……ホントはどっちもちゃんとしていないとダメな
んだけどね」
FZR:「工具をしまうケースが無いから、ダメなのだと思わ
れますわ」
狸穴:「FZRのいうとおりだ。このままじゃ一つ二つ……
と無くなってしまうなぁ」
FZR:「……困りますわ。工具箱を用意してください」
狸穴:「了解。近いうちに用意する」
FZRのページを見に来る人たちは、どちらかというとかなりの割合で自らオートバイをいじる人が多いようです。
あっしよりも遥かにキチンとしていて、何十年もオートバイをいじって来ている本職の方や、メーカーでオートバイの製作をしている方もいらっしゃるようですが、はじめて自分でブレーキレバーの交換をされる方もいらっしゃいます。
プロの方にはナニも申しませんが、初心者の方はどんな工具が必要になるのかも判らない方が多いと思います。
で、初心者の方に進言させていただきますと……
狸穴:「自分の工具一式を持つように」
です。
工具も全部揃えるとなると高いです。
使用頻度の低い方にはとても大きな負担になると思いますが、それでも自分の工具はあったほうが良いのでした。
選択の基準としては、数は増えることになるけれど『兼ねる』工具は持たないこと。
それと揃える際に、借金しないと買えないくらいの値段のものを始めのうちは買った方が良いと思います。内容は『オートバイ整備用の基本工具』だけで良いのだ。
専用工具とか安い工具はあとから買えば良いのだ。
なぜちょっと高目の工具を買うかというと、工具も頑丈に出来ておりますが、使い方が悪かったり扱いがぞんざいだと壊れます。
使い方も管理の仕方も判らない人が、プロでもないのにいきなりそんな高い工具を一式揃えて……最初のうちは安い工具で壊しながら覚えた方が良いのでは、と思われるでしょうがそれだとダメなのでした。
高い工具は頑丈だけれど、壊せば高くつく。
ボルトを折っても工具のせいに出来ない。
となれば、工具を当てる際に力の掛かる方向や部品に対してしっかり喰っているかどうかを気にするようになります。
判らなければ、工具屋さんに聞けばいくらでも教えてくれます。
オートバイ用の基本工具の内容が判らなければ、それも工具屋さんが教えてくれます。
工具屋さん自体が何所にいるか判らなくても、今はwebで探せばたくさん軒を連ねて営業中です。
判らないことは聞けば仕事ですから、しつこいくらいたくさんのデータを教えてくれます。
そんな中から自分で買える限界を少し超えている工具を買うのでした。
安く買おうとしないこと。
自分の命を乗せて走るオートバイに使う訳なので、気も遣えばお金も使います。
コレでいいのだ。
始めは判らないことばかり……そんなときは工具屋さんやプロのメカさん(メカさんはタイミングを計ってください、忙しいときに訳の判っていない者がつきまとうと困られます)にしつこく携帯や画像を使ったり、実際に店までいってみたりして聞きます。
それでも失敗の連続……手も汚れるし、使い方が間違っていると怪我もしますから嫌になります。
でも、自分の命と他人の命も掛かっているので、めげずに頑張ってください。
オートバイの細かな仕組みが判って組めるようになれば、走行中にハブが割れて車輪が外れて他人に当るようなこともなくなります。
他車種のパーツを組むときなどは、も〜っとたくさん考えることが増えます。時間はいくらあっても足りません。
部品は形だけくっつけても……いずれ弱い部分に力が集中して乗り物は壊れますので、ダメなのでした。
10万キロ程度走っても、全く壊れないように組まないとならないのでした。
ボルトが外れてもダメです。
事故でぶつかった時に、自分で換えたパーツが原因で怪我をしないようにすることも考えながら……大変でしょ〜。
その上で軽量化とかも考えたりしているのが、デフォルトのオートバイなのでした。
工具がちゃんと使えるようになると、はじめてオートバイの機能を維持できるようになります。
何度もバラしたり組んだりしているうちに、しだいと3Dでオートバイの内部構造が見える様になってきます。
その頃から、オートバイやパーツが話している言葉が聞こえてくるようになります。
走行中に妙な振動や音が発生するようになった場合、
オートバイ:「○○がすり減って**の締め付けと取り付け位置
が合っておりません。直してください」
とかいってます。(うちのFZRは他にも色々と喋っているようですが……)
もちろんただ乗っているだけでも判ることもあるでしょうが、正確に自分で直せれば安心できてお金も掛からないのだ。
ついでに次に不具合となるところも判ったりします。
オートバイ屋さんで直してもらうときにも、『○○が減って**がずれているので交換してください』といえるのでした。
どこが傷んでいるのか、どうやって直すのかどこまで直すのかが判らないときはすぐにオートバイ屋さんで直してもらいましょう。
直しが済んだら、何が原因で壊れたのかとか今後の対策を聞いてメモしておくこと。
基本工具を通じて、オートバイの状態のデータを拾い出すのでした。
それ等が判ってから、安くて良質の工具を買い足しましょう。
工具が助けてくれますよ。
自分でいじることは絶対にしない人は工具を揃える必要はございません。(痩せた車載工具を良いものに換えるくらいはした方が良いと思いますけど……)
FZR:「マサトはんちょのアオブダイ号の車載工具ですね。
わたくしも以前ちょっとだけ助けられましたわ」
狸穴:「んだ。助かったねぇ」
FZRx+狸穴
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