| ここのところ走っていなかった高速道路を使ってみた。
アジトで電話を1本待っていたので、予定の時間が迫り高速道路のお世話になることにしたのでした。
天気もよく気温も20℃近辺。
FZRはエアクリーナーも換えてオイルも換えて。
普段は7000rpm程度しか使っていないので、今日はもうちょっと上まで使える。
FZR:「久々の高速道路ですね」
狸穴:「いつも発進停止ばかりの一般道だもんね」
FZR:「マスター、動体視力は憑いてきます?」
狸穴:「大丈夫だろ」
ということで入ってみた。
久々の高速道路は一般道の路面より幅が広い。
FZRを小さく感じます。
……周りの車が大きくなったのか?
流行の車は、みんな箱の形をしているらしいので、背が高く大きく見えます。
空力特性は辛くても、人や荷物がたくさん積めて運転台が高く見晴らしも良く、高回転を回さなくても出力の得られる大きな排気量のエンジンを積んでいるのかなぁ。
家族旅行には向いているのかも知れません。
たまに仕事で機材や搭乗者が増えるロケの時には、箱型の自動車もレンタカーで借りたりします。
中々に便利かも。
でもデカくて重いね。渋滞する都内では燃費も凄く悪〜い(2.5km/Lだった……)。
FZR:「わたくしが最後に乗せて頂いた車はサニトラですね。
良い乗り心地でした」
狸穴:「だな」
FZR:「マスターは乗り物は何がお好きですか」
狸穴:「何だろうねェ……UFOかな。性格的にはオートバ
イが合っているのは判るが、自動車の良さも知って
いるし。恐ろしい思いをして冬でも脇に汗かきなが
ら三駅ごとに降車してホームで休みながら、また知
らない人と外皮をピッタリ密着させて乗らねばなら
ない電車よりは良いです」
FZR:「電車内とはそんななのですか!」
狸穴:「FZRは乗ったことが無いから判らないだろ〜。電
車に怨みは無いが、腕から先を鞘は掃った大きな日
本刀にして乗ってみたい」
FZR:「……判りませんわ」
狸穴:「そりゃ車内にゃキレイな女性もいるが、ヘタをする
と自爆テロの可能性もある。体液が凝結するくらい
凄い所なのだ」
FZR:「でも、毎日その電車に乗って、何時間も過ごす方々
が大半とのことですが」
狸穴:「だよな……ドキドキして聴覚が無くなりチアノーゼ
気味になる俺がおかしいのだ」
FZR:「貧血起こしたりしているとか」
狸穴:「んだ。でも大抵のオートバイや自動車には問題無く
乗れるが、合わないものも中にはあるけどね」
FZR:「でしたね。始めは250cc4気筒のわたくしには
馴染めないかも、と言ってましたものね」
狸穴:「以前はスロットルを開いた瞬間に、ドカッと出力が
出てくれるエンジンが好きだったのだ。でも今はF
ZRの良さも判るようになったのだ」
FZR:「わたくしにEXUPがついていて良かったですね」
狸穴:「んだ」
各速16000rpmまでくらいが美味しいかな。
前後のサスのイニシャルも合っております。
緩いRでの深いバンク角でも、タイヤはバランス良くトラクションが掛かり内脚の荷重を抜けば弱オーバーステアで安定。
交通安全運転週間でした。減速。
首都高速に入るとすぐに渋滞。
相変わらず混む箇所は混むのだ。
この国では遷都しない限り、多分100年経っても渋滞は解消されないだろうなぁ。
FZR:「風が強いですね」
狸穴:「春だからね」
FZR:「すり抜け中は、ブレーキレバーに掛けている第二指
の位置を、指1本分外側にずらして下さい」
狸穴:「了解」
5000〜8000rpm間のつながりが一番良いかも。
ライトも上向き点灯。
久々に走った高速道路、充分に油温が上がった状態のオイルも良い感じで馴染み始めております。
TCOUは、投入直後よりも少し走った後の方がその能力を発揮しやすいのでした。
アタリが出てから後は、交換サイクルが来るまでその性能を維持し続けます。
普通のオイルよりフリクションロスが極端に少ないオイルなので、エンジンブレーキに少し影響しております。
エンジンはよく回るようになるのだが、エンジン内のロスが減り、エンジンブレーキが少し緩くなるのでした。
それでいてクラッチは何をやっても全く滑りません。
不思議な特性です。
ここまで変化するとオイルというよりも、チューニングパーツと認識した方が判り易い。
首都高速を高井戸で降りてしばらく行くと目的地に着きました。
場所は久我山。
ココで今日はFZRに大きく重たい箱物を積むのでした。
印画紙の保存庫としても使えるものを、照明の師匠から譲り受けたのでした。(師匠は何に使おうとしていたのだろうか??)
サイズは一辺が450ミリの立方体。
積むとFZRのリアは深く沈みます。
男性一人をリアシートに積む勘定だ。
二人がかりでも重たいです。
タイヤ、減るなぁ……。
時間が余ったので、井の頭線の久我山駅前から三鷹台駅までの一区間に並行する川沿いの道を散歩してみました。
桜の木がたくさん川沿いに植わっているので良い感じです。
時々このコースをウォーキングに使っていたのでした。
川沿いは遊歩道になっており走る車を見ることは一度もありませんでした。
時々この景観を絵に描いている方々を見掛けました。
静かで良い所です。
折り返し点の三鷹台駅横にあるフレッシュネス・バーガー店で一服してから、久我山で待つFZRの所に戻って来て終了〜。
年に一度の幸福な春の時間は終わりました。
重たい荷を積んだままのFZRで、都内の諸用を済ませて戻らねば。
FZR:「マスター、非常に重たいです」
狸穴:「俺の重量より少し重たいからなぁ。ちょっとの間、
我慢してくれ」
FZR:「わたくしのリア・フレームは大丈夫でしょうか。今
まで積んだ物体の中で一番重たいかも……」
狸穴:「大丈夫だろ、120kgある人間が乗ることもある
だろうから」
FZR:「そですよね。でも、ショックの設定はこの積載重量
には合っておりませんのでご注意ください。ブレー
キも普段とは結果が違います」
狸穴:「判ってる。二人乗りと扱いは基本的には変わらんな」
さすがにこれだけ積むと、普段とはタイミングが変わります。
2速あたりまではスロットルの開け方によっては、フロントが自然と浮き上がるので要注意です。
リアに重たい固形物を積んでいるので、フロントが上がり始めると一気に竿立ってしまいます。
FZRのフロントフォークは1Gで60ミリ以上沈む設定にしているので、フロントが上がり始めてもかなりの延び出しストローク分があり、前タイヤは路面から離れないようになっているのでした。
サス設定の際には、ストロークを全て使おうとする仏のシトロエン車のしつこいくらい柔軟な前後の脚回りを一部参考にしたのでした。
この状態でも底突きしないように。
単に高速で攻めるための張った脚回りでは、こう言う芸当は出来ないのでした。
曲がっている時の加速時は、公道程度の路面ではダンパーが仕事をしているので、この方が楽に走れるのだ。(ほとんどABSOの機能ですけど)
荷の締結にはゴム製のロープと余ったザイルを併用。
ザイルは延びないので強固に固定出来ました。
多分荷を吊り上げるとそのままFZRが持ち上がるくらい。
FZRのリアシートは平坦なので、箱物搭載には向いているのでした。
重量的にもこのへんが限界です。
新宿くらいまで走ってくると、もうこの重量を積んでいることになれました。
固定がしっかりしていて中で重量が動く物体ではないので、タイミングさえ掴めば普段よりは速度も落としてすり抜けもしませんが、走れてしまうのだ。
狸穴:「無事着いたねぇ。ご苦労様」
FZR:「着きましたね〜」
狸穴:「後でタイヤの点検をするか」
FZR:「はい」
FZRx+狸穴
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