| アジトの近所(と言ってもちょっと離れてますけど)に、子牛ぐらいのデカい鳥がいます。
名はデアトリマと申すそうで、かなりデカイ上に肉食。
ナウシカに出てきた幽者のおっさんが、足代わりに乗っておりました。
羽根はほとんど退化しており飛べません。
嘴のサイズは大体人間の頭部がスッポリ収まるくらい。(ヘルメットと大して変らないかな)
全高はモアより低いが、あっしよりも遥かに高かったです。
あっしの頭をつ突くには一番良い高さ。
体が大きいのでエネルギー効率の悪い草食だよねと思ったのだが、嘴の形状がしっかり肉食なんですね〜
でも全体のデザインはダチョウよりも首が太くて、全体的にズングリしているのでヤバいというよりも可愛いという感じです。
6000万年前(白亜紀よりも旧い年代?)にいたらしく、なぜこんなにデカくなってしまったのか、よほど食糧事情が良かったのかな?
どんな声で鳴いたんでしょうね〜
地球の重力下でこのサイズだと、そんなに大きな声で鳴かなくても足が早ければ、適当に逃げられたのかな?
足のザイズもデカかったです。
量喰うんだろうなぁ。
まぁ、地球型人類が現れる遥か以前の動物なので、皆様のご家族でコレに襲われて喰われた方はおられませんが。
FZR:「マスター、また博物館ですか」
狸穴:「んだ。他にもたくさんはく製が飾ってあったりで、
ちょっと楽しい所なのだ」
FZR:「鳥、楽しいですか」
狸穴:「まぁね。面白いといえば面白いかな。仕事にもちょ
っと関係して来るのだ」
FZR:「お仕事に鳥ですか、マスターは猿に噛まれて以来、
動物撮影はしませんし」
狸穴:「んだ。オートバイにだって繋げようと思えば繋がる
んだぜ」
FZR:「わたくしに羽根をつけるとか、ですか」
狸穴:「わはは。そういえばDQNのワンボックスやマジェ
にも最近は羽根がはえてるね。特撮関係のオートバ
イには、昔から定番で羽根ついててるし」
FZR:「どんなに頑張ってもわたくしでは飛べませんわ」
狸穴:「判ってる。ただ鳥のデザインや骨格構造は、オート
バイにも採用出来る部分が多く見られるのだ。つい
でに3軸で動く骨格の稼働部分のリンク構造は勉強
にもなるのだ」
FZR:「たしかにわたくし達オートバイは、4輪のモノコッ
ク構造が甲殻的なのと比べて、鳥に近い構造を持っ
てますね」
狸穴:「だろ。自然の造った構造は、人間の造った構造より
もずっと機能的で洗練されているのだ。そのままは
使えないけれど基本的には無駄が無い」
FZR:「でも、細かな部分の構造は複雑過ぎてとても大量に
は造れませんわ」
狸穴:「それでも発想を拾おうと思えば、鳥から100アイ
テムくらいすぐに拾い出せるのだ」
FZR:「マスターは、高空を飛ぶ鳥から保温機能を得ないと
いけませんね」
狸穴:「んだ。FZRのエンジンはハチドリだ。外観はダル
マインコかな」
FZR:「良くは判りませんが回転数が高いのは同じかも」
車体関係も結構ネタが集められますが、機関関係でもそこそこネタは集まるのだ。
可変バルブ機構も電気を使わないで済む機械的なリニアな制御とか、クランクシャフトの支持の仕方とか、簡素で軽量な構造がたくさん出て来るのでした。
まぁ、んなモノを造ろうと思ったらm試作でたくさんお金が要るからやりませんが、考えるだけならば害は無いのだ。
ということで、ここのところ頻繁に通っているのでした。
博物館の人もたまさか、オートバイや写真のネタにと、利用しに来る奴がいるとは思いもしないだろうなぁ。
FZR:「お仕事の方に役立つヒントとはなんですか」
狸穴:「人間も色々な生地を作っているので、その撮影の際
の仕込みを考えることが出来るのだ」
FZR:「ライトですか」
狸穴:「ソレもあるね。でも色々他にもネタになった」
FZR:「マスター、はく製とお話しているとか?」
狸穴:「ちょっとだけね」
FZR:「きっと館員さんとか、はく製からも毎度午前中にや
って来る変なオジサンと思われておりますわ」
狸穴:「些細なことは気にしないのだ」
FZR:「他にもやらねばならないことがあるのでは」
狸穴:「あるね。ということで午後からは山梨だ」
FZR:「はい」
ということで、山梨に行くのでした。
ついでにオートバイ用ETCカードの実験ノルマも行います。
でも、久々にやろうと思ったのだが、機械の置いてあるレーンを間違えて出来ませんでした。もっと遠くから目立つようにしていただきたい。
で、一路山梨に着いてFXRの作業。
中々難しいです。
ハーレはデカいのだが、部品の造形は微妙に繊細で、日本のオートバイの作り方とは少し違うのでした。
その上ハーレー感を外れないように大きく形状変更する訳なので、矛盾がたくさんあり大変なのでした。
速く走らせるための造りも大変だけど、見せるための造りも細かなことがたくさんで大変なのだ。
考えていた時と、実際にやってみるのとでは大きな違いがあるのでした。
完成時に出来上がったは良いが、マトモに走らせるには直進でもゴリラ並の腕力が必要になってしまったぁ〜なんてことは出来ないのだ。(過去に誰かが造ったハーレーは、40km/hでも曲がれな〜い! なんてのもあった。やりすぎキャスターとか、トレールとかを考えないと)
で、デザインが決まっているので、その間に収まる機能を確保するのが大変なのでした。
まぁ、頑張ってやるしかないのだ。
《弐號》もあと一歩で完成〜!(小踊り!!+小祝宴?)かも+試乗。という所まで来たことは何度もあるのだが、そのたびに色々な問題が発生してエンジン搭載位置を変更したりするのでまたやり直し。《秋水號》では7回くらい大波があったっけ
何度か勇気を失い掛けました。
お陰で《秋水號》の車体のバランスは良くなりましたし、安全率も上がったし、なにより嬉しかったのは普通に乗っていても何ら不安が無かったこと。
オートバイが路面とタイヤの使い方を理解するのだ。
FZRの場合は他の者が乗るコトも無く、あっししか乗りませんし多少間違っていても、いつも手元にいるからそのたびに細かく修整だったかも。(もう全部は覚えておりません)
オートバイも進化は中々簡単にはしてくれないのだ。
キリンの首も延びるのに時間が掛かったのだ。
大メーカーだって一台のオートバイを造るのに、設計して試作して実験して上手く行かなくて、何度もそれを繰り返して、たくさんのお金と人と機材と協力会社を使い、懸命にオートバイを造って販売しているのだ。
みなさんの乗っているどのオートバイもそうなので、大切に扱ってくださ〜い。
うちは超A級の零細なのでレイバーパワーもありません。
でも、着実に前には進むのだ。
やる気さえあれば相当なことが出来るのだ。
そうこうして帰る頃には日が暮れて、山梨はエラく寒いのである。
気温計を見ると−4℃。
寒い訳です。
狸穴:「大丈夫か〜」
FZR:「わたくしは大丈夫ですがマスターの方は?」
狸穴:「グローブはこの温度でも問題無いが、くまジャケッ
トがちょっと気温的に厳しいかも」
FZR:「ですね。零度下回ってますからアスファルトも凍っ
ておりますので、速度を落して休みながら走って下
さい」
狸穴:「了解〜んじゃ、高速道路はダメだな」
FZRの水温計も都内にいる時よりも下がってます。
この程度じゃFZRはオーバークールは起きませんが、あっしの方に起るかも。
ジェットヘルのシールドに雪がつき始めたヤバいです。
コレから先は峠道大量に降って来た訳じゃないし、なんとか越えられるかなぁ。
あまり冷え過ぎると、耐寒機能を持たないポジトロニックブレインが不調になるので、こおろぎ回路を始めから立ち上げておきます。
FZR:「マスター小雪が」
狸穴:「判ってる〜でも一時待避する場所もないし、あと1
00kmくらい走ればナントカなろう」
FZR:「転ばないで下さいね」
狸穴:「応〜、集中力が続けばね」
15分もそうやって走っていると雪はやみました。ひと安心。
コレなら大丈夫かなぁ。雪のことは全然判らないので、とりあえずバンク角は浅めに速度も落してでもゆっくり走っていて、また雪が降って本格的に積もると厄介なので出せるところは出して、左腕の一部を構成しているナノマシンを最大展開して発熱でも足りません。
くまジャケットは春秋用なので、中の人は半ば仮死状態で寒いっす。
寒いってコトの意味が半分くらい判った気がした。
ジャケットはシリコンスプレーで撥水しているので、中身は濡れませんでしたが保温機能が低いので、途中で雨合羽の追加着用。少し暖かくなった。
結局、わずかな雪程度じゃ路面はそれ程滑らないので、途中から普通に走ってしまいました。わはは。
寒冷に弱いあっしの手首から先は冷えてはいるが、凍えるような状況ではなく平気でした。
JRP社のNPWグローブは最強かも。
下半身はオーバーパンツなのでコレも平気。FZRの小さなカウルも効いてた。
タイヤは前後共に冷えて滑っていたけれど、暴れて跳ねることはなかった。
出力の小さいFZRなので、多少スロットルワークに誤差があっても助かったのかな。
バネ下が軽いということはこんな時に効くのだな。
車重自体も軽いので、流れた時に脚を出せばなんとか倒れずに済んだもんね。
このくらいの重量がありがたいです。
でも普段の3倍疲れました。
山梨が山間部にあるコトをすっかり忘れていたよ。ここは富士山の近所なのだ。
そういえば街中でも、今日は1回くらいしかオートバイを見掛けなかった。
雪中行軍していた時に、併走する自動車の窓からは珍しい物体を見るような視線と、しかめっ面を感じたし。
ダメなら適当な動物の餌になるのだ。
でも、相模湖から中央道に乗って八王子まで来たので、少し暖かくなり安全なのでした。
環8を越えて都内に入ると、人も車もたくさんいるので暖かいです。
新宿の温度計は5℃で、暖かく感じる訳だ。温度差9℃かな。
停車してもカウルから湯気を噴かなくなった。
FZR:「寒かったですわ」
狸穴:「山梨は−6℃くらいまで下がることもあるそうだ」
FZR:「次回からは天気予報を確認してからにしましょうね」
狸穴:「へいへい」
次回はタイヤ・チェーンでもつけるか。
コケたら交換外装はないし、年中アメリギャ〜ナになっちゃうもんね〜。
基本的にオートバイでは、雪上走行のことは考えられていないのでした。
結局、一時的に降っただけらしく都内は路面も乾いておりました。
やっぱ雨ヒューマノイドと雨オートバイだ
マミアナ+FZRx
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