Vol.448 愕然…… 2004-01-05

←前回 次回→


 新年明けましておめでと〜です。
 でも、今回もオートバイに余り関係のない内容になってしまったのだ。
 軽めに風邪までやってるし。

 さすがに仕事は全くなかったのだが、正月と言っても別に変ることはなく毎日寒い日が続いております。
 で、せっかくなのでアジトの近所にある少し巨大な自然公園に行ってみると、お正月のこの時期とばかりにたくさんの家族連れで賑わっておりました。
 普段は忙しいオヤジさん達は、こう言う時に家族サービスに励んでいるのだ……
 公園には大きな水場があり、そこにはたくさんの野鳥が……少し沖では潜水する鳥のカイツブリがおりました。
 その他にもたくさんの種類の野鳥が水辺で活動してます。
 一羽のバンがこちらに向かってやって来ました。
 なかなかカッコ良い……
 クビから上は黒く頭の天辺と嘴は白、胴体は炭黒(すみくろ)色、脚は黒色で足首から先の平たい部分は黒ベースに白のドット? ……物凄くお洒落でやんす。
 しばらく目が合い、こやつは手乗りになるのか? と思っていると2mほどまで近寄って来てそのまま寝ました。
 ……別にあっしは妙な術は掛けていないのだが。

FZR:「オオバン、て言うんですよマスター」
狸穴:「コレがそうか……でも小さいね」
FZR:「ですね……名前と違うのかしら」
狸穴:「名前からして、白鳥よりも少し大きめのサイズなの
    かと思ったよ」
FZR:「わたくしもそう思っておりましたわ」
狸穴:「でもセンスはイイね、人間にはこのデザインは造れ
    ない。あの炭黒色だってどうやったって表現出来な
    い感じがする」
FZR:「カッコイイですね」
狸穴:「んじゃ、FZRもこの色を真似てみるか」
FZR:「素材が違うので、ちょっとマスターでは無理かと」
狸穴:「……だよなぁ。こりゃどう考えても絵にも描けない
    カッコ良さだ」

 オオバンは小さくても(ハトと同じくらいのサイズです)カッコ良かったのでした。
 しばらくするとまた立上がり、ペタペタと歩きながら沖の方へ泳いで行きました。
 餌でも貰えると思って来たのかな……でも野鳥だからねぇ、勝手に餌を与える訳にも行くまいて。
 と言う事で、本日は健康のために5kmほど歩くコトにしてみました。
 なぜか普段はお仕事以外に使うコトのない、少し重いブローニの写真機を持って……
 お仕事でも何でもないのですが、一番苦手な風景撮影です。

FZR:「お仕事じゃないのですね」
狸穴:「んだ。……実はこのカメラを私用で使うのは初めて
    だ。ちっと緊張してる」
FZR:「珍しいです、頑張って下さいね」
狸穴:「へいへい」

 重量は約6kg、あっしの手持ち撮影の限界です。
 コレを持って5kmだとちょっとした運動量です。
 普段歩き慣れたアスファルトばかりじゃないコースで、時々薮に入ったり……う〜、なんだか自然系カメラマンになった気分〜。
 でも、実際には何を撮って良いのやら……普段は人語が通じたり動かしたり出来るモノばかり撮っているため、実際に現場に入ると何の知識もないコトに気がつきました。
 結局、地形や生物生態等の知識がないと、写真機持っていても何〜も撮れないのだ……イタいです。
 駄目っすね。
 草木の名前すら判らん……
 アテにできるのは光だけ。(でも逆目の光です。嫌いじゃないが)
 普段自分が造っている光は、結局自然を手本としているので、丁度良い学習です。
 いつも自分が光を造ると、バイアスが掛かってしまい結局5パターンくらいの光しか創れなくなってしまっていたのでした……コレじゃもっとダメなのだ。
 で、こうして勉強することにしたのでした。
 オートバイの改造も同じで、たまに新しい新車や普段乗らないメーカーのオートバイに乗って色々と経験値を上げておかないと、結果に幅が持てなくなるのでした。
 今回はついでに鳥の勉強も出来るのだ。
 全ての物事の大元は自然に端を発しているのだ……大自然はありがたいのでした。
 人間のいじった都市部の環境ばかりいると、この辺りの感覚はどんどん不感症になります。
 気が付いたら何も感じられない物体になっていた……なんてコトはあっしのお仕事ではかなり危険な状態なのでした。
 皆様も、自分がそう言う傾向になりつつあるなぁ……と気がつかれましたらご自愛下さい。
 特にパソコンとお仕事をしている方は要注意かも。
 自分的には普通でもなんだか変な決まりの中から出なくなっていたりで、端から見ると実は変な人になっているかもです。
 今日一日、鳥を見て歩いた結果は……実はあっしの場合「鳥」という入力があると「焼き鳥」「鳥鍋」「照焼チキン」「チキンラーメン」なんてイメージしか出て来なくなってしまっていたのでした……
 考えてみたら、こりゃかなり異状なコトなんですねぇ。
 ちょっと前まではそうでもなかったのだが……ヤバかったです。

FZR:「マスター、最近は日比谷公園の烏の勘三郎さんと、
    雀の三太郎さんにもお会いして無いですものね」
狸穴:「そだ。すっかりご無沙汰になっている」
FZR:「お二方とももう他界されているかも……」
狸穴:「その可能性はあるな。特に三太郎は普通の雀だから
    身体も小さいし」
FZR:「三太郎さんは代々マスターの手乗り雀になって、そ
    の手から豚まんの皮を食べていたのに」
狸穴:「奴の死に目に会えないかも知れないとは……こりゃ、
    大変な不義理をしたかも!」
FZR:「可哀想ですわ」
狸穴:「んじゃ明日年始廻りの途中、少し予定を変えても必
    ず日比谷公園に行こう!!」
FZR:「では、ご用意しておきます」

 結局この日は3回しかシャッターを斬れませんでした。
 昔はこんな風じゃなかったのになぁ……錆びてしまったみたいです。
 結構なショックです。
 ……しばらく鬱かも。
 一年前くらいに左肩のこおろぎ回路が内容不明で、最高レベルのウォーニングを発していたのはこのことだったのかも知れません。
 無視してしまった。
 そのうちに鳴らなくなってしまい、知らないうちにあっしのどこかが狂い「感じる力」が減っていたのだ……
 新年早々、大反省大会になってしまいました。
 早目に気がついて助かったのかも。
 ……三太郎、生きていてくれ〜

マミアナ+FZRx

←前回 次回→

FZR250 トップ NS400R TOP


Copyright © Taro Mamiana, COMBINED ARMS 1999-2005.