Vol.445 白景 2003-12-27

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 今年もあと数日で終わりです。
 ヒマなようで結構忙しかったような。
 FZRもなんとか生き残れるようです。
 皆様がココを見に来てくれているからかも。

FZR:「きっとそうですわ」
狸穴:「だろうなぁ。ココがなかったらFZRは乗り潰され
    て」
FZR:「マスターはライダー廃業ですか」
狸穴:「……んなことは無かったか。って、ことはFZRは
    ココがなくても生き残ってたな」
FZR:「多分。でも、今よりもっと大変なことになっていた
    かも」
狸穴:「かもね〜。抑えが効かなくなっていたとか」
FZR:「皆様に感謝ですわ」

 今日は照明器具撮影で、仕事絡みの国立(くにたち)にも行って来たし、その帰りにお約束の2輪用ETCカードのモニターもしてきたし。でも、モニター予算としてプレインストールされていた5000円分は使い切ってしまい、予算不足のウォーニングが出ていた。
 コレが実用化される時は、二輪は半額なんて割引制度が出来ていると、高速道路も使い易くなるね〜手間が掛からずありがたいです。
 中央高速でフル加速している911がいたので、途中まで19000rpmまで回して様子を見る。
 ちょっと燃料ポンプの老いを感じる。
 そろそろ新しいのに交換かな……通算すれば燃料ポンプは97000km使っていることになる。

 とか言いつつ、今年も暮れて行くのでした。んご〜ん(鐘)
 でも、そう簡単に歳は暮れてくれないのでした。
 都心に戻ってアジトMがある狸穴町に機材を置いてから、近くのアジトUにお邪魔した&お食事をご馳走になってしまった。
 ありがたいです。
 アジトUの地下Pから外に出て帰路につくと間もなく、FZRのシールドに水滴が……飯倉交差点まで来ると本降りになって来た。
 そういえば、夕刻にちらっと見上げた空はちょっとそんな厚めの雲模様だったのだ。
 夜になっても放射冷却がなく、都市部はちょっと暖かく感じられるほどだった。
 頭上にはちょっと厚めの雲が展開されておりました。
 ココ1週間ほど全然雨も降らず安心していたら、今夜は雨になってしまった。
 降りだしたと思ったら急に雨脚が強くなり……赤坂の近くの溜池交差点にて雨合羽を着る。
 このあたりはテロの標的にされる可能性の高い政府の中枢からも近いので、至る所にお巡りさんがアンブッシュしてますが、雨合羽を着こみついでに一服して……そのうちに雨足も若干弱まったのでこきち氏のいるであろう給油所にちょっと寄り道。
 誘拐された悪魔号(SRX)の回覧状を受け取りに行くのだ。
 都内のオートバイや、自動車関係の集まる所に好意で貼り紙させて頂くのでした。
 雨、止んでくれないかなぁ。
 鞄の中のレンズを濡らしたくないです。
 シールドが曇りやすくなるので、呼吸回数を1/3に制限。
 酸素が少なくなると、耳の奥で「さー」という音が致します。(ちょっと面白いです)
 次回身体を作る時には、代謝不要の身体にしておこう。
 古いカサカサになった16年前の耐水ナイロンで出来た雨合羽は、離型剤として売られているシリコン系潤滑剤のスプレーを部分的に降り掛けたので、強力な撥水加工となり、勢いよく降る雨でも弾いております。
 シリコンは数分で縫い目や生地に入りこみ、雨は中に全然染込んで来ません。
 ついでに、繊維の目が詰まったので、冷気の侵入もかなり減ってるかな?
 どの位の期間保つのかは定かではありませんが、この工業用シリコンスプレー、効いてます。
 ホントはこんな使い方をしては駄目なのだろうが……左手の指先に少量掛けて揉んでみるとコレが、登山屋さんで売っていた高価な撥水スプレーの一商品とかなり似た感触&匂いだったので、同じ内容かもと思い、ためしてみたのだ。
 変にベトベトする訳でもなくサラサラで、周りの埃や排ガスを吸着して茶色く変色することも無く……コストも掛からず良いカモ。
 で、本日現場使用とあいなりました。
 以前はすぐに雨が染みて来た雨合羽は、ちゃんと撥水しております。
 ! 大成功〜。
 今日のグローブとブーツは最強度耐候耐寒仕様だし、本日は最強なり。
 FZRもこんなこともあろうかと、フォークのイニシャルを最弱に落しました。
 フロントフォークのイニシャル調整が出来ると、雨の日は大変便利です。

FZR:「でも、その分スピードは出せません」
狸穴:「それで良いのだ。雨の日は周りの車も普段と違う動
    きをするし」
FZR:「タイヤの溝もまだたくさん残ってますから、この程
    度の雨ならば大丈夫ですわ」
狸穴:「そか」

 ABSOは雨の日にも真価を発揮してくれるのでした。
 夏に1度だけ普通のフォークオイルを入れて走ってみたのだが、色々合わせても動きが悪い上に接地感もなく、フォークの奥の方では不用意に跳ねて危険なので、すぐに戻しました。
 回頭時に前が暴れると、力技で押えないとどうにもならないのだ。ふ〜
 使える走行ラインも狭かった。

 給油所から帰る頃には、また雨は本降りに戻っておりました。
 気温も急降下。
 ありゃ……雪になるか?
 微妙な気温推移でやんす。
 アジトAの方は都内より気温が3〜4℃下がるからなぁ。

FZR:「早目に帰りましょう」
狸穴:「了解。もう遅いしね」

 と走っていると、時々ヘルメットにカチカチ何かが当たってる。
 寒さで収縮して軋んでいるのかと思ったがそうではなく、雪ではなく氷が降って来たのでした。
 直径約3ミリの氷粒。
 面倒なことになった……。
 このテの氷は、しばらくすると雪になり積もるんだよねぇ……
 北上するにつれ、雨より氷の比率が増えて来ます。

狸穴:「FZR、こりゃ雪だよ。増速する」
FZR:「はい。雨まじりのうちになんとか着けると良いです」

 前輪が巻き上げる水しぶきは、エンジンにそのまま掛かり、水温は元より油温も下がる状況です。
 水温計を見るとちょっとオーバークール気味。
 更に気温は下降中。
 低温の弱いオイルを入れていなくて良かったかも。
 最低でも油温50℃を確保していれば、TCO#2はFZRのエンジンを普段と同じに潤滑してくれます。
 更に油温が下がり、変速の際にミッションのタッチが僅かでも硬くなって来たら、1速下のギアを使って走れば良いのだ。
 アンダーカウルが大半の水しぶきを払ってくれるので、直接エンジンに水を被ることなく、それほど雨による冷却の影響は受けなくてすんでいるが、アンダーカウルがなかったら、結構エンジン的には辛いかも……でもZealにはついていないから大丈夫なのかな?

FZR:「マスター、積もり始めましたわ」
狸穴:「だねぇ……」
FZR:「手足は大丈夫ですか」
狸穴:「今日は最強仕様だからかじかんでいない、大丈夫だ。
    雨合羽の機能も依然問題無し。左腕のナノマシンも
    最大活性中」
FZR:「わたくしの方は、時々タイヤが滑り始めています」
狸穴:「もうあと10kmだ、ガンバロ〜」
FZR:「は〜い」

 車線を入れ換える時に、たまに雪に乗ってしまい滑りますが、コレは何年か前に豪雪を経験しているので、その時よりは全〜然平気。
 ブレーキはリアを主に使用。
 ただ、シールドに貼りつく雪が……邪魔。
 時々横を向いて、(視線は前を見ています)走行風圧でシールドに着いた雪を払います。
 途中国道から外れてしばらく行くと、下り坂で125ccのスクーターが40km/hで転倒&大回転しておりました。
 ライダーもスクータも無事を確認。
 スクーターはタイヤ直径が小さく、マニュアル・クラッチがついていないので、雪には弱いのだ。
 速度を落して、リアブレーキだけを使うコトを推奨した。
 助けてまた出発。なんとかPに着きました。
 到着して屋根の下に入ると、すぐに雨から雪に。
 ……最後の方はほとんど雪になったけど、なんとか間にあった。

FZR:「久々の雪上走行でしたね」
狸穴:「登り坂がちょっと厄介だったか」
FZR:「でもわたくしは、極低回転域でもちゃんと走れます
    ので登れました」
狸穴:「今のセッティングだと、1200rpmでも並に坂
    道発信出来るもんね」
FZR:「小さい4気筒エンジンだと、こういうことが出来る
    のでした」
狸穴:「良し良し。コレばかりは2サイクル車(《秋水號》
    を除く)や、SRX600やR1だとちょっと大変
    かも」
FZR:「便利でしょ」
狸穴:「お互い無事に還って来れて良かったね」
FZR:「はい」

 FZRを簡単にタオルドライして、カバーを掛けて終了。
 古いカバーにもシリコンスプレー。
 コレで吹雪いても着雪しません。

 本来このシリコンスプレーは、ブレーキダストで良く汚れるホイールとか、白化が始まっているリアフェンダー黒樹脂部、エンジン、EXパイプ等に塗っておき、防蝕や防汚のために使おうと思っていたのですが……全然違う用途に使っております。
 一応、シリコンだとある程度浸透性があるので、ゴムパーツやカウルやシールドに直接塗ると、変色の可能性もありますのでそこには塗らないように致します。
 あたりを見回したら景色は真っ白。
 明日は雪掻きかな……積もらんでくれ〜

マミアナ+FZRx

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