Vol.442 狩 2003-12-15

←前回 次回→


 またしても盗難。
 ココのところあっしとFZRの周りでオートバイ本体や部品が盗まれる事件が多い。
 この時期は要注意です。
 盗人は恐らく自分のしているコトは正しいコトだと思ってやっている訳じゃないだろうけど、どこか甘えた所があったりするのか、捕まっても大したことじゃないと思ってやっているのか、困ったモノなのだ。
 どちらにしても、量刑は軽いのである。
 と言うことで、今日もあっしとFZRは索敵項目を増やして手がかりもしくは車両本体が現れそうな所を捜して回るのでした。
 見付けたらどうしようかなぁ……気は重いが、間抜けた脳を二度と悪いコトが出来ないようにブレイン・ウォッシュかなぁ。
 ホントは全人間の意識を一発で変えないといけないんだけどね……残念ながらあっしの能力じゃ個人的な範囲にしか及ばなく、とても全人類を相手に出来るシステムは持ち合わせていないのでした。
 もっともそんなファッショなコトをサれたくもないし、したくもないですが

FZR:「こきちさんのSRXは、製作前からわたくしもお会
    いしている凄いSRXですね」
狸穴:「んだ。それが盗られた、困ったモノだよな……人の
    モノ盗んでどこかで暗い面して安っぽくヘラヘラし
    てやがるんだろ」
FZR:「探すのですか」
狸穴:「まぁな。コレだけ頻繁に周りでやられると業腹だ、
    FZRも付き合ってくれ。仕事の打合せも済んだし、
    どうせ早く帰ってもまだうちの掛け布団は戻って来
    てないから寝られないし」
FZR:「はい。索敵機能を最大限に上げて探索致しますわ。
    普段よりHIDの光軸を上げて焦点距離を延ばして
    下さい」

 と言うことで、夜中に三京のPに行ったり。六本木界隈の裏道居住区のビル、マンションのオートバイ置き場を覗いてみたり……
 前にオートバイ屋なんて商売をやっていたので、都内で盗難車を寄せ集めている路地裏とかを幾つか知っているのでそちらも見回りをしてみるのだ。
 大抵はちょっと危険な感じの所だけど。何度かそこで盗人捕まえたっけか……
 あっし以外にも、業者関係のオークションやネット関係のオークションを探索している人やプロファイリングをして情報を集めている人もたくさんいるのでした。
 車体の特徴はワンオフパーツ満載だし、多少姿形が変わっていても、パーツの一部分でも見れば必ず判る。
 車体を細部にわたり擬似3Dでパターン認識しているので、走行中にすれ違えば一瞬でもすぐに判る。
 あっしの方も、都内でオートバイ関係のお仕事をしているショップや、関係の人達とかに回状を回して、うつけ者が網に掛かるのを待っているのでした。
 警察も被害届は受けてくれるだろうが事件は多いし、警察官不足で大変らしいし、時間をかけてもなんとか狩り出してやる。
 昔〜店を終了するついでに記念として自分のために製作し、1週間ほどで盗まれたあっしのV−max/t大改を思い出す。
 写真一枚も撮っていなかったし、当時はネットも無かったし……でも今はwebはあるし携帯はあるし。
 諦めないで捜すのだ。
 あっし以外にも、たくさんの方がwebのオークションや個人売買のページを監視していたり、業者向けの中古車オークションで網はっていたり。
 一部でもモノが出て来れば、証拠になるので犯人をいくらでも追い込めるのだ。

FZR:「でもマスター、もし見付けたとしてわたくしで追い
    付けますでしょうか。極度に軽量化もかなり進んで
    おりますわ」
狸穴:「だなぁ……FZRだと逃げられるかも。性能的には
    かなわないからなぁ」
FZR:「ですね……」
狸穴:「一応、ちょっとは頑張ってみよう。都内だけなら道
    路の構造は大体判る」
FZR:「はい」

 と言うことで、盗難現場に近いアジトMを基地に都内の舗道やセキュリティーの入っていなさそうなマンション前にカバー付きで駐車してあるそれらしいオートバイのカバーの裾をめくってみたり……(スカートめくりみたい……だな)
 それらしいオートバイがカバーを被っていると、その裾をちょっとめくってホイールを確認していたら、近く出窓が開いて、

 窓:「何してるんですか、それうちのバイクです」
狸穴:「ありゃ、夜分に済みません。盗難されたオートバイ
    を捜しておりました」
 窓:「あ……そう、それうちのですから。寒いのにご苦労
    さまです……」
狸穴:「SRXなんですが……」
 窓:「SRXですか、学生の時の友だちが乗ってました。
    単気筒の奴でしょ」
狸穴:「そうそう、2本サスの方なんですけどね」
 窓:「単気筒なのに速かったなぁ」
狸穴:「ですよね」

 ……長話になってしまった。

 危なく通報されそうでした。わはは。
 でも協力的な方でした。
 まぁ、通報されて職質受けても理由があるからそう言うことは気にしないのだ。
 色々捜し回っていると、街には思いのほか放置されているオートバイがたくさんあることを発見。
 中には明らかにメインスイッチを壊され幾つかの部品を外され、盗難→放置されたと思しきオートバイも多数いました。
 これらの放置されているオートバイの車種、フレームナンバー、ナンバープレート、等を記録して写真のみを貼付すればかなりオーナーの元に帰れるのかも。
 そういう検索サイトが出来ると良いですね〜
 閲覧者は車種の検索を掛けて自分のモノらしい事が判ったら、車検証と免許証の写しをデジカメか何かで撮って、サイトに場所のデータを請求〜。
 盗難車両が回収されてオーナーの元に還れれば成功報酬として、車両データのアップをしてくれた発見者にはオーナーから謝礼。
 その数%がサイトに入って運営資金の一部に。
 舗道などに放置されている壊れたオートバイを見ていると、結構高級な新しいオートバイや逆輸入車や外車もいました。
 困っている人はたくさんいるのだ。
 コレをみんなでやれば凄いデータベースになるかな。中の仕組みを少し考えたりしました。
 今は、昔は無かったパソコンは有るしwebもあるし、携帯電話にも高解像度カメラ・アイも付いているし。
 みんなの道具は揃っているのだ。
 せっかく買ったオートバイを、盗まれた瞬間から諦めてしまっている方は多いと思います。
 そのサイトの運営費用は、警視庁や警備会社や保険会社や港湾関係会社とか、サイトを利用して回収に成功した方からのご利用手数料で運営出来れば、データが増えても対応出来るかも。
 オートバイ製造メーカや輸入代理店からも資金調達出来るかな……
 どの鍵を付けていて盗られた等のデータもあれば、鍵メーカーは商品開発の調査として使えるし、逆に破られないで済んだ鍵を作った鍵屋さんにとっては大きなビジネスチャンスにもなるのだ。
 Webなので集まらないと駄目なのだ。
 少しづつ大きくなって来れば、web的に日本だけじゃなく世界中で追跡&発見出来るようになるかも。
 その位まで大きくなるとこのサイトを運営している場所は、web的にも物理的にも組織化した盗人から攻撃を受けるだろうか?
 でも、自動化しておけばどこかに電気と回線さえあれば何があっても止らないかな?
 4輪自動車やトラックや建設マシンや農業マシンも同じだね。
 情報をアップする人が増えれば、盗品が戻って来る確率や盗難行為自体も捕まる確率が上がるから抑止出来るかも。
 いつ自分がそうなるかは全く予測出来ないのだ。
 当然、既にこう言うコトを考えている人もいるでしょうが色々考えないとねぇ……
 考えるだけならばタダなのだ。脳はいくら使っても減らない。
 な〜んて考えながら、仕事の無い時は毎晩捜索が続くのでした。
 こんな事を考えるのは得意なのだ。
 今回は他にも5パターンくらい考えた。
 最近、デビュー前の新人芸能人のプロモート企画を考えるなんて仕事が減ってしまったので、こう言うコトも考えるのでした。
 なんかの役に立つかも。

FZR:「マスター、今日も回るのですか」
狸穴:「んだ。幸いにして新しいグローブで寒さは克服出来
    たし。FZRは?」
FZR:「少しオーバークール気味ですが、エンジンオイルが
    TCO#2なので問題は無いです」
狸穴:「んじゃ、帰りにちょっとコースをずらして見回りし
    て行くか」
FZR:「はい」

マミアナ+FZRx

←前回 次回→

FZR250 トップ NS400R TOP


Copyright © Taro Mamiana, COMBINED ARMS 1999-2005.