| 来なくても良いのに冬がやって来た。
この時期、日中はまだ暖かいのだが、夕方も早く来て日が暮れると急速の温度低下で、かなり寒い感じがする。
秋ということで晴れの日は多いが、一度雨に濡れるともう体感的には冬なのだ。
寒さに弱いあっしにとってはすでにもう真冬です。
FZR:「わたくしは今が丁度良いです」
狸穴:「調子良さそうだねぇ、こちらは風邪ひきそうだよ」
FZR:「そろそろ左腕のナノマシンの稼働シーズンですね」
狸穴:「だな。鎧(オーバーパンツ)とハンドルカバーを用
意しなければ」
FZR:「……ハンドルカバーですか。わたくしはあまりカッ
コ良くないので、好きではないです」
狸穴:「まぁ、そう言うな。我慢してくれ」
FZR:「止むを得ません」
ハンドルカバーと鎧と靴は、すでにもう支度を整えているのでした。
ハンドルカバーの効能はとても素晴らしく、コレさえ付けておけば中は夏用のグローブでも2時間程度ならば保つのでした。
さらに寒くなれば冬用のグローブの装備です。
でも残念なことにハンドルカバーにも欠点があります。
80km/h以上出すと、クラッチレバーが風圧で押されてしまうのでした。
100km/hに達する頃にはクラッチ滑ってます。
80km/h以上では、指でレバーを押し戻していないとならないのでした。
コレは右側のハンドルに付いている前ブレーキレバーも同じことで、ある程度速度が乗っている時はずっと押し戻しております。
結構疲れるので、冬は余程のことがない限り80km/h以上は出せないのだ。
もっとも、速度を上げれば唯一冬装備ではない、春秋用のクマJKの縫い目から侵蝕する冷えた外気の量も増えますので、高速道路でも乗らない限りは法定速度を大体は守っております。(ちょっと越えますけど)
FZR:「マスター、なんで冬もクマJKなのですか」
狸穴:「FZRにお金が掛り過ぎて、俺の衣装はコレしかな
いのだ」
FZR:「済みません。でも最近わたくしはあまりお金が掛か
らなくなりましたが」
狸穴:「そうなんだけどねぇ……、なぜかお金は出て行くよ」
FZR:「他にも今は3台抱えてますし、お仕事の経費が掛か
り過ぎとか」
狸穴:「この仕事だと、どうしてもレンズのO/Hとかは避
けられないのだ」
FZR:「そういえば、わたくしの知らぬ間にレンズ4本増え
てますね……加えて全部をO/Hですか」
狸穴:「……んだ。普段使うのは大体3本くらいしかないけ
れど、仕事の量に関わらずいつでも用意しておかね
ばならんのだ」
FZR:「大変ですね」
狸穴:「景気の良い時にはいくらでも稼げるけど、悪い時は
他様よりも悪くなるからね、この商売は。なので最
近の新人はこの仕事に入って来なくなった」
FZR:「昔はカッコ良い職業だったとか」
狸穴:「外の世界からはそう見えたかも。本当はあまりカッ
コの良い職業では無いのだ」
FZR:「『全裸の女性とか、芸能人さんを撮影出来て良いで
すね〜』とか言われてますモノね」
狸穴:「確かにたまにはそういう仕事も入るが、コトに及ん
だりすることは無いからねぇ。まぁ本人達次第とも
言えるけど、ウチじゃ期待されたって無いのだ。撮
り終わった瞬間に忘れてる」
FZR:「撮るまではどうなのですか」
狸穴:「仕事だから1日前から本気で頑張る」
FZR:「……仕事ですか」
狸穴:「んだ。便利なもんだ」
FZR:「頑張っても、単価も下がってますモノね」
狸穴:「んだ」
FZR:「そういえば、マスターの天使はお元気ですか。わた
くしは1年ほどお乗せ致しておりません」
狸穴:「しばらく前は元気だったよ、仕事がなくてゴロゴロ
しているらしい。最近太って飛べなくなったそうだ。
今は何しているか……判らん」
FZR:「あらぁ、わたくしもあまり重たくなるとお乗せ出来
なくなりますわ」
狸穴:「わはは。んじゃ、そう伝えておくよ」
FZR:「天罰が下ると困りますのでご内密に……」
狸穴:「そのうち用事があれば電話掛かって来るだろう」
何時やっても良いのですが、なぜかこの時期にあっしはレンズを順次O/Hに出すのでした。
ウチの場合、仕事上の年末は12月の前に来ますので、忙しくなる前にレンズと他機材の補完は今頃済ませておくのでした。
加えて、冬装備の探索ともなると手が回りません。
で、デザインの気に入りそうな冬用衣料は、早期にサイズ欠品になり、このまま長〜い冬が過ぎるまで我慢するのでした。
でも5年ほど前から一つ、気になる冬用グローブがあるのでした。
買うことが出来て性能が良ければ、ご紹介いたします。
マミアナ+FZRx |