Vol.420 小変更 2003-09-29

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 前回前後のブレーキパッドとフロントホイール、リアブレーキサポートの変さらに伴い、その後約200kmを走りそれらのパーツがアタリが出て来たので、細かいセッティングのし直し。
 新しいフロントパッドのRK社MA−Xは、直前まで使っていたブレンボ純正10年物と比べて非常にリニアで、効きも握り込むだけ正比例で効くという掘り出し物でした。
 最前と同じように掛けると、停止線の手前で停まってしまう。
 バネ下重量の増加を嫌って、ダブルディスクにできるホイールの片側だけを使ってシングルディスクにしているのだが、このパッドなら最終的な制動でも不足無し。
 ただしブレーキトルクが上がった分、フォークの沈み込み量は増える訳で、その分をフォークオイル油面の3mm上昇とバネのイニシャル1ミリ加圧で抑える。
 ホイールがブレていた時の振動により疎外されていたフォークのストロークも、正常に近いホイールを得たことにより実験#4オイル@本来の動きを取り戻した。
 フロント廻りの軽微な振動が消えたことによる効果は大きく、コーナーへのライン取りも今までと同じリーンアングルで入ると、滑らなくなった分だけ内側に切れ込んでしまうので突出し量を3mmほど戻す。
 今まで細かく取っておいたデータがあったので、ほぼコレ一発で決まった。
 すると次はリアのショックが再設定を要求〜。
 フロントの振動を逃がしながら抑えるために、減衰が掛り過ぎていたのだ。
 リアもOHLINS本来の動きに戻して良いということになる。
 入り側減衰はそのままで、戻り側の減衰を2クリック戻した。
 乗って試ると戻り側は戻し過ぎたようで、1クリック強く掛け直し。
 タイヤのエア圧も前1.9、後2.2でバランスした。

FZR:「かなり変りましたね」
狸穴:「楽になったか?」
FZR:「はい。でもマスター的にはステアがちょっと重く感
    じませんか」
狸穴:「そうでもないよ、ちょっと落着いて丁度良い感じ。
    直進安定性が出た」
FZR:「リーン開始の反応はどうですか」
狸穴:「今まで振動が出ていたので、ちょっと振込み気味な
    アクションを追加していたのだが、それが要らなく
    なったので落着きながらも反応は良い動きになった」
FZR:「問題点はありますか」
狸穴:「12000回転のリミッターを外したい」
FZR:「ではカムの交換とヘッドを直さないと……」
狸穴:「だなぁ、もしくは出来上がった予備エンジンに換装か」
FZR:「大変ですね」
狸穴:「んだ、大変だ」
FZR:「ではマスターはあまり高回転域を使いませんし、わ
    たくしも今の消音器だとストレスになりますから、
    このまま12000rpmを上限として続けましょ
    うか」
狸穴:「新しいエンジンの搭載、ナラシ、設定も大変そうだ
    からそうするか。中回転域のトルクは今のエンジン
    だと充分あるし」
FZR:「はい」

 ということになったのでした。
 ブレーキが効いてくれるということは、エンジンパワーを上げたりそのために高回転を維持して走る必要を減らしてくれるのでした。
 発進時にスクータに置いて行かれることに関しても、別に気にならないし。
 すでにデフォルトのギアポジションより1速高くなるくらい2次減速比を高くしているので、発進加速は要求していないのだ。
 これから寒くなるし、路面温度も冷えて来るのでこのあたりで吉。
 お影でタイヤやチェーンにも負担が掛らず保ってくれます。
 現在のリアタイヤは、すでに30000km近く走っている計算になるが、まだ6分残ってます。
 チェーン&リアスプロケットもかなり保っている。
 こんなに長持ちが続くオートバイは始めてなのでした。
 ちょっとはエコに貢献しているかな……
 最近は混み合う都内を普通に走っていても、リザーブに切替える距離も240km近辺だし。
 こう言う走り方も、それなりに軽い緊張感と適度なテクを要求して来るので、そのあたりが面白いです。
 自動車の流をある程度越えながらすり抜けしたりする際も、先行車を加速で抜かない走り方なのでした。
 一度上げた速度を可能な限り維持し続けるために、加減速を最少で済ますのでした。
 そのためには安全マージンを稼ぐために、良いブレーキと反応の正確な車体が必要〜
 加速で追い越しをこなす大排気量車とか、ビッグシングル車ではあまり体験出来ない走り方なのでした。(やればできるけど、安全マージンの稼ぎどころが違うし、FZRでするよりも大変)
 たまに古いプレスの人達がこんな走り方をしてます。
 車列の中に入っていれば、影のように目立たないので、白いオートバイにも見えないのだ。
 元気な方が好きな人にはストレス溜まりまくりな走り方かも。

 今日は、先日撮影した際の撤収で、運送屋さんで運ぶにはちょっと難のある機材を回収しに品川区方面のスタジヲに出向きます。
 FZRでも充分積める量なのだ。
 その後機材を狸穴町の事務所に安置してから、青山で打ち合わせ1件。
 久々にモト・モリーニ爺さんの介護です。わは。

狸穴:「モリーニにキャスト4Pのブレンボ付けたんだって」
FZR:「わたくしと同じですわ」
狸穴:「んで、フォークの設定をリアも含めてやれとのこと。
    バネ造るかな……」
FZR:「撮影のお話じゃないんですか」
狸穴:「それもやる」
FZR:「モリーニ様はどんな脚回りになるのでしょう」
狸穴:「お好みを訊いて、最近のモリーニのタイヤの減り方
    と相談かな」
FZR:「リアはわたくしと違うツインショック形式ですから、
    フロントの調整は少しわたくしと違いますね」
狸穴:「だな。でも何を求めているのだろうか。時々過激な
    人だからねぇ……」
FZR:「前後が白いホイールに換りましたから、わたくしも
    見て頂きたいです」
狸穴:「そういえば、『きちんとホイールの色ぐらい揃えて
    おけ、アンバランスな奴だなぁ』といっていたっけ」
FZR:「はい。言われました。オイルを滴らしていたり、異
    音が出ているエンジンとか減ったままのタイヤで走
    っている奴は信用ならん。そうです」
狸穴:「わはは」
FZR:「笑っていられませんよ、お仕事減っちゃいますわ」

マミアナ+FZRx

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