Vol.414 東奔西走 2003-09-05

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 大阪までハーレーを、き〜氏と共にダットサントラックで、一台引き上げに行きました。

 都内から第三京浜〜横浜新道〜西湘〜箱根新道〜国1富士市にて寄り道〜国1→国23(四日市)〜国1(亀山)〜名阪国道〜(天理)西名阪自動車道〜阪和自動車道(堺)。
 堺〜河内長野市〜橋本市〜五條市〜御所市〜桜井市〜大宇陀町〜菟田野町〜和歌山街道〜(多気)伊勢自動車道(伊勢)〜鳥羽〜フェリ−船〜伊良湖岬〜豊橋市〜豊川市〜東名(富士)〜朝霧高原〜精進湖〜甲府〜中央道(甲府南)〜都内。

 たくさん走りました。
 地図は持ち合わせていなかったので、ほぼカンです。
 さすがにこの距離を走るには、FZR250だとハーレーは積めないし、2〜3日掛るし……予定が入っているので全工程で高速道路を使わないとダメですから、このように細かい設定は出来ません。
 3年前に東京=京都間をサニトラで往復した時に比べ*、ダットサントラックだと全然〜楽でした。
 燃費も平均して約11km/L。
 2名+ハーレー1台を積んでこの燃費、オートバイより効率良いです。
 京都の湯豆腐で味を〆ているので、今回は大阪ではなにが食べられるかなぁ。

 都内を夕方に出て途中、富士市へ。
 蘭太さん宅に寄りました。
 まだ子供のネコ3匹が活動しておりました。
 それぞれ個性があり、すぐに釣れる者や風格のある者や……さてさてどのように育ってゆくことやら。
 いいなぁ〜猫。

 袋井を過ぎるあたりから、急にあっしの腹がぐずり始めました。
 明方までお仕事があったので、あまり寝ていなかったからかなぁ。
 でもなんとか復活。
 こりゃ、エライ時に妙なことになった、困ったモノだと思っておりましたが、復活してくれて良かった。
 よ〜く考えてみたら、途中でガツガツとアイスを食べたのが拙かったかな……冷えたのだ。
 名古屋に入る前に、給油した際にスタンドに居合わせた手洗い洗車中のトレーラー・ドライバーに、大阪までなるべく一般道で行くには?……と訊いてみました。
 このドライバーさん、ビックリなことにターミネーターのT−1000にそっくり。カッコ良いです。

T-1000:「23号に入って四日市を目指し途中で亀山から右に
    曲がる後は真っ直ぐ」

 その方向をT_アイで追いながら指で刺してます……

 とのこと。
 とりあえずこのデータだけで、そのとおりに走れば名古屋を大きく回らなくても済むらしい。
 家を出る前に一応地図を画面上に引っ張り出して見てはみたものの、眠くて理解出来なかった。
 とりあえず短期記憶野領域に地図をハードコピー。

FZR:(ますたー、それだけのデータで三重、奈良を通って
    大阪まで行けるのですか)
狸穴:「ダメかなぁ」
FZR:(難しいらしいですよ、夜ですわ)
狸穴:「大丈夫。たぶんナントカなる。判らなくなったら途
    中で霊の人に訊く」

 教えて頂いた国23はとても立派な道路でした。車線幅もあり高級な舗装道路。
 常に視界が広く確保できる安全な構造なので、有料高速道路かと思った。
 夜間の交通量はとても少なく快調に流れており、渋滞は一切なし。
 制限速度も70km/hなので速いです。
 要所要所にパトカーが停まっているので、東京の首都高速のようなことになっていないので楽に走れます。
 名古屋は道路行政がしっかりしているのかな?
 でも、ここを原付は通行できるのだろうか?(不明)
 T−1000氏に教えてもらったこのコース、少しズレた位置の地図を脳にハードコピーして来ていたので判りませんが、そのとおりに走ります。
 途中、判らなくなった時には大阪ナンバーのトラックが曲がった所で憑いて行きます。
 さらに判らなくなった時には、少しは判っている大津と言う土地の方角を示す表示を目指しました。
 土地勘も方向感覚も無いので、異国の道路を走っているような感じです。
 楽し〜。

 今回は羅盤も持ち合わせておりませんので、土地勘の無い所では妙に地図を使うよりもこうして走っていた方が間違わないことが多いのだ。
 どのように通過して来たのかは詳しくは判りませんが、結果的には最短距離の渋滞ナシ?
 ちゃんと亀山の表示が出ました、鈴鹿サーキットの近所は判ります。
 コースは合っていたのでした。
 真っ直ぐ行くと天理とかの方角らしい。OKです。
 ある所でここから先は有料とのこと。
『針』と言う表示……。
 針は以前に、関西方面のFZROCの人達が集まる場所にしていた所だったような記憶。
 亀山からこのあたりまでは大排気量なオートバイだと面白そうなコースです。
 明るくなって来たので周りを見てみると、山が多い。
 さらに先へ進むと、道路は6℃で下っている。
 ちょっと厳しいですが、曲率のキツいコーナーはないので走りやすいです。
 アクセルペダルはたまに踏めば良いような感じ。
 関西はどの地域も山に近いのだ……。
 東京は山に行くためには時間が掛かります。
 こりゃ、オートバイ天獄だねぇ。
 排気量さえあればなお、楽しいかも。
 名阪国道、みんなこのような所を走っていたのかぁ……イイかも。
 ちょっと早く着き過ぎたので、ノンビリ走ります。
 今日は暑くなりそうだ。
 東京は今年、夏が3日くらいしかなかったのだ。
 天理インターから西名阪自動車道に入ります。
 ここの料金所で、始めてオートバイ用ETC(電子改札)の実験機械を発見。
 残念ながら今日はオートバイじゃないので使えないが、オートバイもカードで通過できるのでした。
 繁雑なお釣りの受け取りとか、紙カードが要らないので便利そうです。使ってみたい〜
 で、阪和道に入り堺インターにて出路。

 降りてすぐにハーレーを連れて来てくれることになっている方に電話をしてみると、まだ時間が掛かるとのこと。ちょっと早過ぎた。
 そういえば現金を用意していなかったので、そろそろ9時で銀行が開くので、銀行の場所を訊いてお金を引き出しに行くと……まだ入金されておらんとのこと。
 う〜ん、困った。
 ここまで来て現金出せないの?
 事情を連絡すると、現金を持っているのは怖いからあとで東京に着いてからでも振込んでくれれば良いとのこと。
 東京の人だとちょっと考えられないですね〜。
 関西の人はこの辺は鷹揚なのかな?
 2時間ほど経つと、堺に着いたとの電話が入りました。
 お会いしてみると、ハーレーな方でした。
 大昔にハーレーのお仕事をしていたので、ハーレーな方達とはあっしは慣れているのでした。
 外見はちょっとマッチョだけれど、信用できる方でした。
 書類も車両もしっかりしてます。
 ハーレーの車体番号内に含まれる製造ラインナンバーのことも御存知でした。
 このハーレーを使って一台仕上げるのだ。

狸穴:「宜しくねFXR」
FXR:「我がエンジンは、しっかりしてますよ〜」
狸穴:「して、お前の改造状況は」
FXR:「まだ内緒です」

 開けてみないと判らないのでした。
 外観からはハンドルバーの変更、リアショックとフロントフォークの2inローダウンその他諸々の小変更。
 大きな改造はされておりません。
 押してみると、リアホイールのスポークが全体的に緩んでます。
 すぐに判りました。


 でも前後ともホイールは換えてしまうから関係無いのだ。
 フロント側はインチ数の変更と、レイクの変更等で全交換になるからコレも関係なし。
 フレームも大きく変更するし、エンジンさえ生きていれば良いのだ。
 一応エンジンを起動してもらって、簡単なチェックで引渡式の終了〜
 このFXRは年式からいって、パワーのある方のエンジンを積んでいるのでした。
 状態も良いので良い買い物です。
 コレで今回の目的は果たしたのだ。

 ダットサントラックに積んでみると、なんとかギリギリで荷台に収まりました。
 当初は、ちょっと入り切らないから後部のアオリは閉じられないかなぁ……と懸念していたのでしたが杞憂に終わりました。
 めでたし。
 入るとは思っていなかった。

 さて帰りはどうするか……。
 き〜氏に訊いてみると、

き〜:「同じ所を戻っても、面白くない」

 とのことで、鳥羽からフェリーに乗ることに致しました。
 19年前にやたらと迷いながら走り回った紀伊半島の一般道です。
 途中、何度も目に付いたのが長屋風の貸しガレージ。
 ガレージというからには中には自動車が入っている筈。
 屋根付きで各戸にシャッターが付いていて、電気も入っているようです。
 この形式の貸しガレージは、関東ではサーキット近辺にしかありません。
 いくら鈴鹿サーキットがデカイからといって、こう広範囲に貸しガレージがある訳じゃないだろうし……
 気になります。
 このようなガレージをアジトの近くに保てたら、200V3相の動力電源引き込んで……
 オートバイも3台くらい持てますね〜
 いいなぁ。

 堺〜河内長野市〜橋本市〜五條市〜御所市〜桜井市〜大宇陀町と走って来ると、途中で茶髪+ルーズの女子高生を発見。
 都内じゃもうあまり見掛けなくなったけど、このあたりではいないのでした。
 みんな頭は黒いのだ。
 そこで一人で頑張ってる?
 ガンバレ〜!!

 途中でき〜氏に運転を代わってもらって、道の駅で湯葉を買った。
 さて、どうやって食べるか……。
 とりあえずはそのまま食べてみるか?
 なんとか鳥羽のフェリー乗り場までやって来ました。
 暑いです。
 さすが38℃。
 フェリーが動き出したらすぐに熟睡してしまいますた。
 たぶん疲れていたのだ。

き〜:「深く寝過ぎ〜」

 出港してから1秒で伊良湖岬に着きました。わっはは。
 1000年くらい寝たような感じです。
 自分の足が燃えていても気がつかなかったかも。

 再上陸してから、次は豊川です。
 左席にいると景色が良く見えます。
 10年前とはちょっと変ったかな……対向からやって来る車はなぜかみんな白。
 夕方なので西海岸なのだ。
 しばらくして豊川に到着。
 SRX等のカーボンパーツで知られているシンプルさんの工場に着。
 ココにも上物のSRXが居りました。

FZR:(凄いですね〜ピカピカ)
狸穴:「だね……上物だ」

 ここで、味噌煮込みうどんをご馳走になってしまった。
 大阪で何かを食べようと思っていたのだが、途中で買った大阪の食べ物雑誌を見ていたら、なぜか東京にいるのと変らないような気になり、コレといったモノを食べずに来てしまったのだ。
 味噌煮込みうどん、あっし的には毎日食べても良い感じです。
 美味しい〜
 また食べたいです。
(余談:後日、自宅で真似てちょっと造ってみたが……ヘタなので美味しくなかった。編註:えーと味噌煮込みうどんに使う『うどん』そのものが一般のうどんとは違い、関東では手に入らないので、うどんを自分で打たないと無理っす。
 ご馳走様でした。
 このシンプルさん、FZRのパーツは造っていないのだがSRXやSRの人はご注目です。
 野外で使う振動の多いオートバイのパーツなので、締結部分の強度や厚み、装着時の重量バランスとかコダワリがあって、見える所も見えない所も非常に気が利いてます。
 コレは実際に使ってみないと判らないでしょうが、お薦めです。
 き〜氏とシンプル氏、どこか似てます。
 彼等の造るパーツは見えない所でも手は抜かないのだ。
 それが製品の外面に現れるのでした。
 コレが『ホンモノ』なのだ。
 じつはFZRxのフロントフォークはSRXモノサスのフォークなので、シンプルさんのインナーチューブ・プロテクターが使えるのでした。
 飛び石でチューブのメッキを傷付けずに済みます。
 カーボンなので軽量・強固。

FZR:(マスター、楽しみにしておりますわ)

 とまぁ、こんな感じで帰って参りました。
 ちょっと疲れた。

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