Vol.405 カンガルー 2003-08-02

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豪州で動物と自動車の衝突事故急増、カンガルーが最大の犠牲者

[シドニー 1日 ロイター]

 オーストラリア最大の自動車保険会社、NRMA保険は、昨年取り扱った自動車・トラックの保険のうち、カンガルーとの衝突による被害総額が1600万豪ドル(約12億4900万円)に上ったと発表した。
 同社によると、動物との衝突による保険申告件数は1万1000件で、カンガルーが全体の4分の3を占める。干ばつにより、食料や水を求めて路肩に出てきたためとみられている。
 この結果は同社が取り扱った保険に限られているが、同社は、他社分を含めれば、カンガルーを含む動物との衝突件数はさらに高い数字になると指摘している。
 他社も、干ばつを背景とする自動車と動物の衝突件数が急増していると報告しているが、内訳は明らかにしていない。
 体長1.8メートル、体重90キロ、時速70キロで走るカンガルーと衝突した自動車は、廃棄処分になるほどの被害を受けることもある。
 なお同社によると、申告件数が多い動物は、カンガルーから順に犬、牛、ウォンバット、エミュー、ワラビー、猫、馬、キツネ、羊。


狸穴:「なのだそうだ」
FZR:「……兜博士のいる所は大変なのですね」
狸穴:「らしい」
FZR:「カンガルー。有袋類。機動システム:筋肉(食用に
    もなる)。体長:1.8m、体重:90kg、脳量
    は小さく警戒心も希薄。太い尻尾を振り回し無改造
    でも70km/hで突っ走る!!……オーストラリア
    先住動物。って感じですね〜」
狸穴:「……強そうだねぇ」
FZR:「でもマスター、人間の方があとからやって来て、勝
    手に自動車を乗り回して揚げ句の果てに事故になっ
    ているような気も致しますわ」
狸穴:「たしかにFZRの言うとおりだ。カンガルーにして
    みたら堪らんな」
FZR:「わたくし達が走りやすいように道路を造ってしまえ
    ば、生態系も変わってしまうでしょうし……」
狸穴:「難しい問題だな……とても俺達の頭じゃ解決策は見
    つからないかも」
FZR:「まぁ、彼の地でも人間様は迷惑掛けまくっている訳
    ですね」
狸穴:「んだ」
FZR:「私たちオートバイは人間側のカテゴリーに入ってお
    ります。自然と上手くやって行く方法はないのでし
    ょうか」
狸穴:「難しいね〜。人間はFZRも含めた道具って奴で生
    存するようになって来ているし。でも中には自然と
    上手く折り合っているアボリジニーや、昔気質のネ
    イティブ・アメリカンさん達なんかもいる訳だが」
FZR:「何をするにも楽な方が良いので、ホドホドに……と
    いう我慢が利かなくなってしまったのですね」
狸穴:「やはりみんな便利な方が楽だ」
FZR:「わたくしもちょっと肩身が狭いですわ」
狸穴:「だなぁ」

 ッてなことで、先日ちょっとだけ申上げた二輪駆動なんてことを考えていたりするのでした。(かなり無理矢理つなげたな……)

 オートバイの二輪駆動。
 昔からたくさんの方々がコレに挑戦しております。
 接地しているタイヤが全部動いた方が効率は良いのだ。
 自動車ではすでに四輪駆動はかなり進化して実用的な物がありますが、二輪にはまだ実用的なものがないのでした。
 で、考えるだけならお金は掛からないので、ココ3年くらい3Dでたまに考えているのでした。
 オートバイが二輪駆動になれば、カンガルーを避ける回避軌道の選択も拡がるだろうし、効率が良ければ燃費も良くなるからガソリンをたくさん造らなくても済むかも知れない。
 二輪駆動ならば安定した走破性もあるので、年に3台くらいしか通過しない道にあえてアスファルトは曳かなくても済むかもしれません。
 生態系も壊れないのだ。
 うまく造れば高速コーナリング時の自由度も上げられるかも。
 二輪駆動の加速は無駄がないかなぁ……

FZR:「しつこくまだ考えているのですね」
狸穴:「んだ。脳はいくら使っても減らないのだ。諦めない
    で考えていれば何か考えつくだろう。先日のKMだ
    って、FZRだって考えれば良くなったのだ」
FZR:「難しいのですか」
狸穴:「難しい。オートバイは4輪と違って、妙に横方向の力
    が掛かると倒れてしまう」
FZR:「はい」
狸穴:「んで、色々考えたのだが、オートバイは後輪が主動力
    輪で前輪は操舵が主な機能。減速は両方とも機能とし
    て出来ている。その前輪に動力を伝える訳だが、方法
    はホイール内装のモーターをチップで制御したり、な
    んらかかの方法で機械的に動力を伝えたり……」
FZR:「重たくなりますわ」
狸穴:「……ロスも増えるもんあぁ」
FZR:「とても速くは走れないような気が致しますが」
狸穴:「故障の要素も増えるしねぇ……やはり機械式制御かな
    ぁ」
FZR:「実用には程遠いような気がしますけど……」
狸穴:「でも、前輪に与える駆動力は、そ〜んなに大きなトル
    クを必要としていないと考えたのだ」
FZR:「小さなトルクならば、わたくしのような軽量な車体
    でもコントロール出来るかも知れません」
狸穴:「後輪に対して2〜7%くらいのトルク配分かな、そ
    の程度でも大きく違うのだ。リーンアングルとアン
    ダーステア・オーバーステアの大きさにより、トル
    クの最大伝達量をコントロール??? でもダメか
    なぁ……直進最大加速時には20%伝達とか」
FZR:「伝達方法も大変ですし、コントロールも様々な状況
    がありますから大変ですね。路面はいつでも平滑で
    はないですわ」
狸穴:「……んだ」
FZR:「あまりやり過ぎると胴長になって、ちぎれてしまいます」

 実は、先日80km/hくらいで緩やかなコーナリングをしている時に、路上に落ちていた角材を先行する乗用車が踏みつけてこちらの走行ラインに転がって来たので、避ける時にFZRのリアブレーキを一瞬だけ使って方向を変えながら減速した。(ブレーキは姿勢制御の補助といった方がいいかな)
 その時はフロントブレーキは面倒なので掛けなかった。
 すぐにリアブレーキは離したが、その時のFZRの挙動が面白かった。
 その時にフロントホイールには僅かな慣性がついていて、速度よりも少しだけ多く回ろうとしていたのだ。
 前輪の回転質量分だけ、一瞬ですが後輪に対して微かに前からイン側に引っ張られていたのでした。
 舵は新たな回避ラインに向いておりました。
 妙に安定していたり……。
 考えてみたら一瞬だけだが、コーナーではいつもこの力を使っていたんだよね〜。

FZR:「わたくしはタイヤを滑らせないようにしていたので、
    全然気がつきませんでしたが……」
狸穴:「で、その時に前輪に駆動力があったら、もっと速度
    が出ていたりして流れていた状況や、砂地の上のよ
    うな状況でも同じように動くんじゃないか〜と思っ
    たのだ」
FZR:「アンダーステアが抑えられると?」
狸穴:「前輪の状況に合った小さなトルクが伝わっていれば
    ね」
FZR:「その量を制御するのが大変かと思いますが」
狸穴:「そうなのだ。その辺はまだ考えていないけど、4輪
    はそれをすでにやっている」

 昔と違って今なら、その辺りを軽く小さな装置で造れるんじゃないかなぁ〜とか思ったり。

FZR:「そんな都合の良いことを考えているのはマスターだ
    けですわ」
狸穴:「そうかなぁ……」

 誰か実現してくれるといいねぇ〜。

FZR:「仮にそうなると、前輪のタイヤやサスペンションの動きも変って来ますわ」
狸穴:「だな」
FZR:「タイヤも新しく設計されねばなりません」
狸穴:「だからそう言うものを作る時は、その装置を考える
    人とタイヤを考える人と、脚回りを考える人が集ま
    らなきゃならんのだ」
FZR:「もっと大変みたいですね。各メーカーとも様々なノ
    ウハウを秘匿していたりしますから……利権も掛か
    りますし」
狸穴:「その辺の壁を越えないとダメだねぇ……」
FZR:「でも、それが便利で安全で確実ならばわたくしも欲
    しいかも。出来るとイイですね」
狸穴:「だろ、んじゃFZRで実験してみるか」
FZR:「マスター、また危なく乗せられるところでしたわ。
    そのためにわたくしは何度壊されることか……そこ
    まで危険な実験は困ります」
狸穴:「そか……公道で実験する訳にも行かないし……さり
    とてコース自前で用意出来ないしねぇ……残念だな
    ぁ」
FZR:「そんな測定機材もウチにはないですわ」
狸穴:「俺が測定器になればイイか」

 新しいモノを使えるようにするのは大変なことなのでした。

狸穴:(ゴムとか使えないかな……)
FZR:(マスター、ゴム動力はわたくしには向かないかと……
    また皆様が悲しそうな目で見ておられますよ……)
狸穴:(ありゃ……またやってしまった)
FZR:「ウチのマスターは閑になるとこんなことばかり考えて
    いるのでした。撮影でもやはり同じで、他のカメラマ
    ンさんではまず使わない妙〜な道具を自分で作って、
    変なことばかりしております」
狸穴:「それじゃ俺が街の狂った発明家に見られるじゃない」
FZR:「……あまり変わらないかも、ギリギリの所におられ
    ますわ」
狸穴:「わかったよ、FZRじゃこの実験はしてあげない」
FZR:「そんな風な意味で言ったのではないのですが……」
   (変ったマスターを持つと大変ですわ)
狸穴:「大抵こうして変なことを考えていると、他にも誰か
    同じことを同じ時期に考えているのだ」
FZR:「誰かが造ったモノを買って調整する方が早いかも」
狸穴:「でも、それでは面白くないのだ」
FZR:「……嗚呼」

マミアナ+FZRx

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