Vol.401 TCO#2 2003-07-24

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 表題のオイルを使い始めて、まだ150km。
 何度か経験したshell advanceの新品時の時の感じとは少し違う性格のオイルのようです。
 オイルが冷えている始動直後の状態と、暖まってからの感じにあまり差がありません。
 TCO#2はかなり薄い油膜を強力に維持するタイプらしく、元油がフリクションロスが少ない化学合成油、な感じです。
 化学合成油だから分子構造の大きさが揃っていて、さらに各分子の結合状態が強固なのだそうだ。
 TCO#2では更にオイルの繊維が剪断されても、ある程度復活する構造(EGAと同じかな?)なのだそうです。
 Motorexも、そんな傾向のあるオイルだった。
 でも、高温下でのオイル能力の復活に関しては、オメガの鉱物油が歴代で一番かな……。でもオメガの価格は¥6800/Lと高価だった。(実験じゃないととても買えません〜これ以上高価なオイルは見たことないなぁ……たぶん)
 TCO#2も、性能だけそれに迫って頂きたいです。
 今まで円陣家至高さんは、ほとんど鉱物油で製品を造っていたのに、今回は化学合成油です。
 まぁ、サスペンションとエンジンではオイルの使われ方もかなり違うし、それぞれのパートで適合する性格のオイルを使い分けるという結果はオイルメーカとしては当然のことだ。
 でも、そうなるとこのTCO#2の元油の原価は相当高価な部類かな……エンジンオイルのベースオイルを調べて行くと、大抵物凄く安いか、ある程度高いかのどちらかだモンねぇ……。
 将来的にTCO#2が通常販売に移った際に高い価格になると、FZRでは使えないなぁ……心配。
 価格はShell advanceくらいまでが限界です。
 でも、TCO#2には始めからオイルとエンジンを守るEGA成分が入っているので、その点では充分お得なのだ。

 やっとTCO#2がエンジンに馴染み始めたようです。
 FZRのエンジンの作動音も少し静かになったし、出力も上がりました。
 各回転域の繋がりが良いです。
 かなり軽くエンジンが吹けるので、つい回し過ぎて普段の速度を20km/hくらい越えていたり……。
 以前と同じだけスロットルを開けていると捕まります。

FZR:「燃費にも反映されそうな感じですね」
狸穴:「コレだけ軽くエンジンが回っていると、反映される
   かもね」
FZR:「あとはこの状態がいつまで続くのか……ですわね」
狸穴:「だな。オイルだって使っているうちに劣化する。普
   通は3000kmに一度交換がメーカー推奨だし。で
   もそれだとエコじゃないのでこのオイルにはadva
   nce、motorexがこなして来た、5000k
   mのライフを維持して頂きたい」
FZR:「エコも大切ですものね。最近はガソリンをたくさん消
   費してオイル交換サイクルの早い、廃油の多く出るオ
   ートバイでは肩身が狭くなって来ましたわ」
狸穴:「まぁ、豪快にガソリン使って公害撒き散らしながらア
   ホのように速い速度で走り回るってのもある意味好き
   なのだが、この先そうも逝かないようだしね」
FZR:「今の内燃機関のまま更に乗物が増えたら、二酸化炭素
   削減どころじゃないですね」
狸穴:「アジア地区の経済は、他地域と比べると上昇率がかな
   り速いから、中国13億人とか、そうなる日も近いか
   もね」
FZR:「偏西風に乗って中国の空気がこちらに来てしまいます
   わ」
狸穴:「ンじゃ、中国の西側にでも行くか……」
FZR:「インドですと状況はあまり変わらないかも」
狸穴:「どこに行ってもダメじゃん」

 と言う訳で、燃費は現在計測中……なれどエンジンが回るようになって、面白がってちょっと回し気味なのだ。
 コレじゃ計測結果に信頼性が……。
 まぁ……いいでしょ。
 普段は5〜7000回転近辺で走っているのだが、6〜8500回転になってしまった。

FZR:「捕まっても知りませんよ〜」

 気をつけねば。
 FZRも御多聞に漏れずヤマハ車なので、オイルがダメだとミッションの動きが渋くなります。
 停止時などではニュートラルを出すのも大変です。
 良いオイルでもヘタリが来始めると若干渋くなり始めます。
 このシフトペダルの動きが渋くなるのがどの時期で来るかで、このオイルの能力がある程度計れるのでした。
 FZRは出力の小さい250cc4気筒クラスなので、オイルの合否が判り易いです。
 大型車や一気筒辺りの大きいオートバイでは、クランクシャフトが回る力が大きいのでオイルの状態(フリクション・ロス)はそれ程よく判りませんが、それでも振動や実際のメタル類の消費量等を調べてみるとオイルの良否が判るかも。
 大型車で判りやすい状況としては、最高速度に近い高速域での延びとかに影響出るかな……。
 ホントは普通に走っていても、細かなスロットルレスポンスやシフトフィールで判りますけど、判り難いかも。
 メーカーによっても少し差があるようで、ホンダは油脂類の差が出難いようですしカワサキは結構判り易いかも。

 いずれにしても、大排気量で高出力なエンジンでも、規定のオイル交換サイクルを守ることは大事なのでした。(余計にそうかな)
 エンジン出力が大きいとそのエンジンは自分で自分を減らしてしまうのだ。オイルが傷んでいると自壊する確率は高くなる。

 オイル交換サイクルを長く保ちたい場合は……物凄い高性能なオイルフィルターを造るとかなり保つようです。
 4輪の方では、すでにその手の超高性能フィルターを採用しているメーカもありますし(メルセデスとかは初期のナラシいらずでオイル交換も50000km毎だそうです)、たまに個人で実験している人もいるようです。
 メルセデスのオイル・フィルターは、頑張って普通のサイズにまでなっておりますが、個人で実験している方の装置はちょっと大掛かりな濾過装置のサイズになってしまうのでオートバイには積めません。
 長距離を走るための一部の大型トラックのオイル濾過装置も凄いです。
 一応エコを考えているメーカーはフィルターも凄いのでした。(じゃないと、オイル交換のコストがたまらんもんね!)
 オイルの成分の配合も色々あるようです。
 極限状態で性能を発揮するために時間的な寿命が短いオイルや、寿命を選んだために高負荷時の性能安定を犠牲にしていたり。各メーカーでコストを含め、色々考えてオイルを造っているようです。
 オイルは高分子な合成製品なので、素人のあっしには詳しい構造や理論は判りませんが、使ってみるとなんとなく判ります。
 特に過走向のFZRは、オイルの性格を反映し易いエンジンになっているのでした。(依存率が高いと言った方がいいのかな)
 昔と違って今では様々なオイルや燃料が販売されているので、面白いです。
 でも一番ありがたいのは、高性能で長寿命で熱的に安定していてスラッジに対する清浄作用の強い水分にも負けない安価なオイルかなぁ……。

FZR:「マスター、わたくしも本当にそんなオイルがあった
   らお願いしたいですわ」
狸穴:「でも、そう言うオイルは安価と言う訳には行かない
   のかも」
FZR:「オイルはわたくし達オートバイにとっては、その寿命
   を決定ずけるくらい重要なモノです。合わないオイル
   は辛いです」
狸穴:「#50のシングルグレイドとか、色々実験してるもん
   ね」
FZR:「アレは重たかったですわ。セルでの始動が困難になる
   し、暖まってからもあの当時のデフォルトのひ弱なク
   ラッチ・スプリングではオイルがクラッチ板の間から
   圧し出せず、滑っておりました」
狸穴:「硬かった。元々HDとか、旧車のトライアンフ50
   0ccとか別体ミッション車のエンジンに使うオイル
   だったのだ」
FZR:「粘度にも影響されますし……オイルのことを考える
   と物凄いデータ量になってしまいますね」
狸穴:「んだ。大変なのだ」
FZR:「で、いつ頃わたくしの新しいピストン・リングは交
   換して頂けるのでしょうか」
狸穴:「あと5000kmくらい走ったら換える」(丁度9
   0000km走行くらいだ)
FZR:「楽しみにしておりますわ」

 オイルや添加剤やその触媒の事を書き出すとたくさんあり過ぎて、深くて広いから大変なのでした。
 オイルも大変ですがパソコンも大変です。
 Windows XPのADSLの設定は、2000とか98SEとは少し違うみたいし……他にも覚える事がたくさん有り過ぎるのだ。
 でも、PPPoEって便利で面白そうだね〜。
 iトロンにはコレはあるのだろうか?FZRに付くかなぁ。
 疲れました。

マミアナ+FZRx

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