| 少し前に急に流行った陰陽師の清明さんじゃないけど、あっしの所にどこかから出来損ないの式神が来ている。
強力な事はしないのだが、悪さをしてます。
スパムメールみたい。
煮えた鍋をひっくり返して熱くしてくれたり(アチチ)、立ててあるものを倒してくれたり……。
普段はこの手の事象に対して適当にシールドしているのだが、今回はちょっと目に余る状態なのでコレを返しておこう〜。
大抵の場合は式神から送った相手を聴き出してどのレベルなのかを特定して、お返しにそのレベルに合ったウチの式をピンポイントで跳ばすのだが、今回は送りつけて来る量が多く、粘着な感じで一々対応するのは面倒なので、ちょっと賢いワイドレンジな小隊を送りました。(ちゃんと全印無事に戻って来るようにも指示)
FZR:「わたくしの方は大丈夫ですが、マスター結構やられ
てますね〜」
狸穴:「しつこいのだ。FZRの方は清明さん貼ってあるも
んね。しつこさ比べでは負けそう」
FZR:「はい、わたくしの方はカウルの右側で清明さんに頑
張ってもらってますわ。マスターの方は困りましたわ
ね……いつものようにどなたが送り主か聴かれないの
ですか」
狸穴:「ちょっと今は忙しいので面倒だから今回は聴かない。
初めのうちは聴こうとしたが特定しようとすると送ら
れて来た式が消滅してしまうのだ。だから誰だか判ら
ない」
FZR:「ウイルスみたいですね」
狸穴:「だねぇ」
コレだけ数多く送りつけて来るのだから、疲れるだろうに。(単純だけど)
でも、式神の使い方を詳しく知らない方が送っているようなので、統制も取れていないし強力な式はおりません。
ただ、数が多い。(……女性の好意の裏返しかなぁ。どっちでもイイけど)
当時、清明さんに教えてもらったやり方で反撃です。
誰だか判らないので、それ程悪意を持っていない相手の場合は、ちょっと脅して戻って来るように。
さらに先方が過剰に反応して来るようであれば、その本体のエネルギーを逆流させて自壊へと……。(反応を加速させるような事は致しません)
地味な方法ですが、大抵の場合はコレでナントカなるのだ。
送っている本人が、何かに取り憑かれて訳も判らずに送っている時もあるので、その場合はその取り憑いたモノの正体をウチから行った式のヘッドが名乗らせて終了です。
FZR:「ますたー、ここでこんなことを書くと変な依頼が来
るんじゃないですか」
狸穴:「大丈夫。そういうのは中尉がスパムメールとして処
分してくれる」
FZR:「でも、誰かに怨まれるようなことをされたのですか」
狸穴:「いや、その辺は普段から注意しているから大丈夫だ
と思うけど。何か曲解されている事はあるかもね」
FZR:「その場合は相手の方が可哀想ですわ」
狸穴:「わはは、大丈夫だよ。その可能性もあるのでこちら
の式には無茶はしないように言ってある。間違っちゃ
うと相手のゲシュタルト崩壊を招くしね」
一応、加減はする。
そろそろ夏なので、向こう側も忙しいのだ。
皆様も気をしっかり持って〜。
ちょっとは夏らしい話題でした。
舶来の式は、これまた厄介だったりします。わはは。
狸穴:「そろそろFZRの清明さんも張り替えの時期だし、
他に仕事もあるので一度京都に日帰りするか……」
FZR:「……わたくしで保ちますでしょうか。距離あります
よ」
狸穴:「だねぇ。高速道路は高いしね」
FZR:「わたくしはまだ行った事の無い所です」
狸穴:「夏の京都は暑いけど、一緒に行ってみたいか?」
FZR:「はい。お邪魔でなければ」
狸穴:「んじゃ、俺が禁煙に成功したら一緒に行こう〜」
FZR:(マスターは禁煙サイクルに入っているのでした。成
功するのかしら……)
狸穴:(300年前にインディアンに教わった喫煙だが、値
上がった煙草を買う時に、若干罪悪感があるのだ)
マミアナ+FZRx
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