| 4、5日前にFZRのキャブのパーツやエアクリーナーエレメント、プラグ、ヘッドカバーガスケットのパーツが来ていたので、キャブの中を点検して何点かセッティング変更のためのパーツの換装し、エアクリーナエレメントも交換する事にした。
セッティングを少し薄い方で、でも出力はおとなしくしようと言うのでした。
大抵のオートバイは、エンジンを守るためにキャブは少し濃い状態で設定されております。
エンジンによってはキャブを若干薄く設定する事で、僅かながら出力が上げられたりするのですが、オクタン価が低いガソリンで最高速にチャレンジしたりすると壊れたり、多少は危険もあるのでした。
で、色々やりながら出力を下げたりして燃費も稼ぐのでした。
少し疲れたFZRのエンジンで燃費がどこまで上がるかな……かつては27km/Lを記録した事もあったのだが、最近は19km/L近辺……。
キャブを降ろして作業をしている時に、ふと吸気ポートの中をライトで照らして覗き込んで見ると、ポメラニアン犬の後脚の骨くらいの細いバルブステムが8本見える。
が、その内の半分は乾燥してカラッとしていたが、4本ほどオイルが伝いバルブの傘の基部にカーボンとして堆積している事を確認……
狸穴:「ありゃ……FZR、バルブ逝ってるかも」
FZR:「わたくし、壊れてますか」
狸穴:「つい先日チラッと覗いた時にはなんともなって無か
ったけどね……」
FZR:「先程8000rpmくらいまで回ってましたから、
その時にオイルが下がったとか?」
狸穴:「これはどう見ても普通にオイル下がりだね。バルブ
ステム・シールの寿命が来たのだろう」
FZR:「バルブ・ガイドはどうでしょうか」
狸穴:「バルブをバラして確認してみないと何とも言えなが、
多分ガイドも内径が拡がっている感じかな……」
FZR:「それでも、わたくしのエンジンは掛かってますが」
狸穴:「まぁ、危篤って訳じゃないからね。ジェネシス・エ
ンジンはこの程度ならば高回転で負荷を掛けない限
り動くのだ」
FZR:「でも、良い状態では無いのですよね」
狸穴:「だな。高回転が効かないだろ」
FZR:「たまに14000rpmあたりで回転上昇が抑えら
れたようになります」
狸穴:「バルブ、ガイド、シールを16個全部交換してシー
トも16個切り直すとなると大変だなぁ……」
FZR:「まったく気がつきませんでしたわ」
狸穴:「この感じだと半年ほど前から兆候はあったのかも。
バルブ回りだと機構&材料的に処理しないと強化し
ようが無い」
通算で80000km、O/Hしてからでも約70000km。
排気量も出力も若干上がり、低回転域にもトルクを振っていて、改造したエンジンとしては燃焼室は良く耐えた方なのだ。
と言う事でヘッドのO/Hとして、ガイドやバルブやその他ショートパーツを4気筒分全部交換するとなると……費用的にも高くつく。
さて、どうするか……。
予備エンジンの方は純正ピストンリングやその他ショートパーツは用意してある。
オートバイはFZR一台しか持っていないので、この予備の一機をそっくり仕上げて乗せ換えられるように用意しておいた方が良いかも。
とは言っても少し壊れ始めた今のエンジン、そんなヤワには組んでいないのですぐに起動不能となるような事は無いだろうし、しばらくはこのままかな……。
一応は本エンジンのピストンリングも頼んであるので交換作業をする時に、他からもう一機生きているヘッドユニットを入手して、今のヘッドと同じモノをクローンで補完しておくか……。
ヘッドのクローンが完成したら乗せ換えれば良い。
予備は、予備で1台あると助かる。
いずれにしても、次回はヘッド回りの強化策も始めから出来るし……。
梅雨も始まるし、動いている内になんとかしておこう。
と言う事で、走行距離の浅いヘッドを一機捜さねば。
FZR:「キャブはいかがですか」
狸穴:「本体はまだ大丈夫だった。ニードルとか細かいパー
ツが幾つか減っていた」
FZR:「セッティングも変えるのですよね」
狸穴:「最近燃費悪いからね。目標は23km/Lくらいが
イイな」
FZR:「以前28km/Lを出した時の燃焼はちょっと厳し
かったです」
狸穴:「かなり絞ったから8000rpmくらいにもトルク
の谷が出来たっけ」
FZR:「あの時は1機目のキャブでしたよね」
狸穴:「あのキャブは結構な大改造状態で、途中までは良か
ったが最後に失敗したっけ。やり過ぎた」
FZR:「でも8200〜15000rpmまでの加速は良か
ったですわ」
狸穴:「プラグはちょっと白かったかな」
薄くセッティングする事にしました。
Exupもソレに合わせて少し調整。
上手く合せる事が出来れば、ここでも燃費とツキの良さを得られます。
さてどうなる事やら……。
今回のセッティングは高域の出力はエンジンが弱って来ているので現状維持。
代りに低域から中域に掛けてのツキの良さを主体にします。
排気量気が小さくて元々が高回転志向のエンジンなのでので、低域はどうしても難しい。
まぁ、エンジンの中の部品の更なる重量軽減やフリクションロスの見直しなんて大袈裟な事はしないので、そんなに大変じゃないけど。(そう言うことはメーカーのお仕事なのだ)
VTR250とまでは言わないからホーネット250に近づくくらいの燃費になってくれるかなぁ。(って、ホーネットの燃費がどの位か知りませんが……)
予算が無いから色々考えて、いつもどうりに『コツコツ』なのでした。
話に聞く、どこかの固体燃料ロケット打上げ基地みたいですね〜!
マミアナ+FZRx
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