| 狸穴:「きょうはディバージョンの改装だから、FZRはア
ジトにて待機だ」
FZR:「はい」
ホントは半年ほど前に終わっていたはずのディバージョン改装。
内容は最近FZRの近所で流行っている、前後脚回りの変更。
何故この手の改装が流行ってしまったかと言うと、少し昔のオートバイにフィット出来るタイヤの選択肢が少なくなってきてしまったと言う状況があるのでした。
最近のオートバイではソレほど問題にならないタイヤの選択ですが、少し前のオートバイでは結構切実な問題だったりします。
多くのオートバイのタイヤサイズがかなり大きくなってきており、昔のサイズで高性能な最新型のタイヤが供給されていないのでした。
もっとも、ラインで付けられる純正品は今でも販売されておりますが、やはりタイヤを買える時にはある程度選択肢を自由に持ちたいのが心情。(実際に使わない、上位性能すぎるタイヤがあったりすると嬉しい)
ディバージョンの場合は、リアタイヤが130幅で18inバイアス構造と言うちょっと厄介なタイヤなのでした。(BT−39?とかだとサイズはあるけど……)
FZR:「わたくしも、デフォルトの時にはちょっと困りました
わ」
狸穴:「ものすごく早く減るタイヤか、バイアス構造のちょっ
と良いタイヤしか選べなかったもんね」
FZR:「マスターはバイアス構造のタイヤを信用してません
ものね」
狸穴:「イイ物はイイんだが、減りが早いのは堪らんのだ。
それにラジアル構造のタイヤだと、幅の狭いものが
造られていない」
FZR:「ですね。タイヤの選択肢が少ないと、ちょっと仲間
外れにされたような気分になりましたわ」
今の新車オートバイの性能が上がっていることは判るが、ちょっと昔のオートバイのサイズの最新型ラジアル構造タイヤも用意して欲しかった。
それで、このディバージョンもホイール入れ換えとなったのでした。
ラジアルタイヤに脚回りを対応させるためにフォークも入れ換え。
各パーツとして選択した車種の記載は控えますが、ホイールの前後重量比や接地面積、接地面形状、フォークやアームのストローク量とその作動状況のラジアル化への対応等色々と計算済み。
FZRで出した個別データも当然入れております。
それらを合わせてツーリングモードで一番性能を発揮する状況にセッティング。
ディバ:「大きく変わりますね」
狸穴 :「たしかに大工事だけれど、ディバージョン本来のデ
ィメンションとか乗り味は変えないよ」
ディバ:「それを訊いて安心したしました」
狸穴 :「速さを追求するオートバイじゃないもんね。長距離
走で疲れないマラソン車だ」
ディバ:「そうです」
狸穴 :「それにしても久しぶりだが……ディバ、エンジン様
がちょっとバラついている……」
ディバ:「そうでしょうか、普段と変わりありませんが」
狸穴 :「以前調整した感じと違うが……ヘタった?」
ディバ:「細かい所では、そうかも知れません」
狸穴 :「40000kmくらいの時に一度エンジンの改装し
ているから、まずは車体の大きな変更前にそのあた
りからやり直しか……」
ディバ:「大変ですか……」
狸穴 :「……ちょっと手間掛かるかも。でも基本的な所は狂
っていないから大丈夫」
空冷なのでどうしてもメンテナンスサイクルが少し短いのでした。
出て来たオイルは……真っ黒でシャバシャバ。
フィルターもスラッジたくさん。
オイル交換時期を逸していたようです。
細かな所を全部やり直して機関は終了〜。
#4シリンダー直上のバルブ周りからチチチと鳴っているので、後日カムカバーを開けて点検するのをvisorに記載。
キャブがちょっと濃い目かな……。
オイルの交換サイクルをキッチリと守れればもう少し薄くできるが……熱の問題もあるし。
いつも乗っていると気がつかない部分があるのでした。
たまたま、久しぶりに乗ったあっしが色々と感じたりスキャンモードで乗っていると、細かな所の狂いが見えて来ただけのコトでした。
チェーンの遊びは85ミリ……要調整。休止状態は確保されてましたが、汚れて真っ黒……給脂切れは起きていないし、コレもありかな。
大抵、街中を走っているオートバイはこのような状況下で走っているのだ。
ディバはまだ良い方。
考えてみればうちのFZRは充分過保護な環境にいるのだ……アトでFZRにこの事を伝えておかなければ……
んで、ゴチャゴチャゴチャゴチャゴチャゴチャと色々やって、新たなホイールにタイヤを入れるためディバの後部にホイールを積んで行ったり……。
ディバの積載能力は物凄いのでした。
ビールケースくらいは楽勝で積めます。
狸穴 :「ホイール積んでも全然余裕だね〜」
ディバ:「ツアラーですから、その程度の積載は問題ありませ
ん」
狸穴 :「FZRだと大変な事になるのだ」
ディバ:「FZRさんも頑張っておられるようですが、積載で
は自分に勝るものは少ないです」
狸穴 :「そうかも。この分だと自前のエンジンを積んで走れ
そうだ」
ディバ:「1名乗車であれば積めるかも知れません」
この車体に、750ccな省燃費型の2気筒エンジンが乗っていたら面白いかなぁ……。
たまには大きな車体も面白いのでした。
なんだかんだ試行錯誤した上で出来上がったディバxの乗り味は、スケールダウンしたFJ1200な感じになりました。
まぁ、車体構成がFJと近いのでそうなりやすい事は理解出来ますが……動きがそっくり。
不思議ですね。
コレでディバxもタイや選びに当分は困らなくて済むのだ。
……まだ細かい所を改装するけど。
ディバージョンx マミアナ+FZRx
途中、オーストラリアの兜博士から電話が掛かり、FZRのビザが取れるかどうか? と。
オーストラリアじゃディバ600くらいが良いかも……。
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