| エンジンがトラぶってから応急処置しかしていないので、ここのところしばらくの間は普段よりも使用回転域を少し落して走り続けている。
10000rpm/スロットルは1/2開以内を上限として中間回転域で走っていると、たまに1発エンジンが失火する。
FZR:「現在出力4/3です」
狸穴:「う〜ん、カブってるねぇ」
FZR:「5000〜7000rpmあたりが一番酷いです」
狸穴:「今度はキャブかなぁ……」
半年くらい前からキャブを少し濃い目に振って(と言ってもデフォルトより少し薄いくらい)いるので、濃過ぎるのかな……。
エンジンを一旦止めて、一休みしてから再起動すると4発とも安定してアイドリングし始めた。
そろそろプラグの交換時期も近づいているのだが、やはりキャブが少し濃い目のようだ。
気温が上がって来て、大気密度が下がるに従い吸気中の酸素も下がり、冬よりガスが濃い目になっている。
ついでに、そろそろエアクリーナーエレメントも交換時期。
ガスが濃くなる条件は多重にそろってしまっているのだ……。
それにしても、中回転域がかなり濃い感じ……。
FZR:「わたくしのキャブも長期に渡り使っています。そろ
そろ内部パーツの消耗が始まっているのでしょうか」
狸穴:「そうかも……」
FZR:「キャブも製造されてから車体と同じくらい経ってお
ります」
狸穴:「一応、上端のダイヤフラムはトラブって換えた事あ
るから、それ以外のパーツだな」
FZR:「……済みません」
狸穴:「使えば減るのだ」
そろそろキャブの中のパーツも減って来てもおかしくは無いのだ。
減るとしたら……ニードルとそれを受けるメインノズル……。
いずれも、エンジンが変わっているので、それに合わせて加工しなければ……。
最近またガソリンの価格が上昇しているし、以前実験した時に27km/L(都内)を記録した時のデータの熱対策をしてもう一度やってみるか……。
最近は他のオートバイのエンジンのO/Hばかりしていたりで、エンジンがトラブったFZRの面倒をあまり見ていなかった。
その間も仕事等で走り回り、距離は順調に延びている。
こういう時、4気筒は大変です。
4発とも合せなければならないし、購入するパーツも4セットづつ……。
単気筒だとパーツが少ないのでイイなぁ。
でも、単気筒ではとても80000km(O/H後は70000km)と言う距離を、ほぼエンジンはノーメンテで出力を下げずに走れないのでした。
4気筒は伊達じゃないのだ。
FZR:「済みません」
狸穴:「大変だよ〜」
FZR:「SRXさんだと楽ですか」
狸穴:「……実はそうでもないけどね。単気筒は単気筒なり
の大変な所があるのだ」
FZR:「先日からマスターがやっているSRX600さんです
か」
狸穴:「んだ。コンロッドの小端部が壊れてしまっていたの
で、結局クランクのO/H&ダイナミックバランス
になってしまった」
FZR:「大端部のピンも交換したのですよね」
狸穴:「んだ。SRXは大端部のピンを抜かないとコンロッ
ドを交換出来ないからね」
FZR:「わたくしも?」
狸穴:「FZRは分解可能なコンロッドだから、クランクシ
ャフトを分解しなくてもコンロッドを交換出来る。
メタルの数や合せをしないとならないけれど、その
点では楽〜」
FZR:「でもコンロッドは4個あるのですよね」
狸穴:「そうなのだ。今みたいに4個とも重量合せてバラン
ス取ってなんてやってると……まぁ、エンジンはど
れも大変だ。なのでオイルがヘタリ始めたら早目に
ウォーニングするように」
FZR:「はい」
狸穴:「リングが出来るまで少し時間掛かるから、それまで
は頑張って耐えるように。とりあえずはエアクリー
ナーエレメントとかプラグとかバッテリーの補充電
とかエンジン開けなくても出来る所は先に済ますよ」
FZR:「キャブはエンジンが済んでから再設定ですね」
狸穴:「んだ。現状じゃ合っているからエンジンが済んでか
らだ」
一番やり易いのは2気筒か2スト単気筒かな……
と言う事でFZRのエンジン様の補修はもう少し先送りになるのでした。
FZR:「ところでマスター、先程中尉殿からお電話がありまし
た」
狸穴:「なんだって?」
FZR:「秋水様で箱根に行かれたようです」
狸穴:「箱根か……いいなぁ」
FZR:「以前わたくしも連れて行って頂いた、ターンパイク
と椿ラインだったようです」
狸穴:「ちゃんと走ったかな……秋水」
FZR:「とても面白かったそうですよ。形態進化後の秋水様
は曲がる事が得意な機体になったようです」
狸穴:「そか、良かったねぇ。あの脚回りには苦労したから
ね」
FZR:「『楽しかった!』そうです」
狸穴:「ホントは一緒に行きたかったけどあの日は、FZR
のエンジン壊れてたもんね。このままじゃ遠くへ行
けない」
FZR:「またエンジンが直ったら連れて行って下さいね」
狸穴:「んじゃ、エンジンの馴らしが済んで少し季節を外し
てから行ってみるか」
FZR:「はい、ご一緒致しますわ」
FZR600xxの脚回りのデータ取りに丁度良い機会だったのだが、600xxは他にまだやっている事があるし。
エンジンにほころびの出始めたFZRは、サンタさんから頂いた予備エンジンの腰下をそのまま使えば、ミッションとクランク回りがそのまま使える……その方法が一番早いかな……。
その間に、現用エンジンを一旦降ろして、時間を掛けて造り直すことが出来るのか。う〜ん。
……重たそう。
先日やったSRXのミッション調整、FZRのミッションにもできるからやってみるか?
そろそろミッションの支持ベアリングを交換しても罰は当たらない距離になっているし。
マミアナ+FZRx
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