Vol.381 消耗品(Aのスパーダ)FZRx 2003-04-25

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 わたくしのお仕事も済み、マスターのお時間も余ったので久しぶりに近くにいるスパーダに乗るAちゃんの所へ寄ってみました。
 Aちゃんはわたくしのメル友で都内の某私立女子校に通う高校生です。
 スパーダさんは以前お会いした時から、この寒い冬の期間だけで8000kmを走ったそうです。
 わたくしよりも多く走っているかも……。

狸穴:「8000kmか……凄いねぇ」
FZR:「わたくし達よりもペース速いですね」
狸穴:「都内だけだろ」
FZR:「そうらしいです」
狸穴:「……すごいねぇ」

 Aちゃんは、1500km/月くらい走っていゆようです。
 わたくしのマスターは寒冷に弱いので、冬季は大体1400km/月くらいのペースです。
 高校生の走る距離は多いのですね。

狸穴:「スパーダ、大丈夫だろうか」
FZR:「ですね〜」

 Aちゃんの家の前に着くと、スパーダさんがフォルツァさんと共に駐車場におりました。
 通りから少し入った閑静な所なので、わたくしのエンジン音を聞いてAちゃんが出迎えてくれました。

 A :「久しぶり〜、カ〜ナ」
FZR :「お久し振りです、A」
 A :「狸穴さんもお久しぶりです」
狸穴 :「乗ってるんだって?」
 A :「もうメーターは15000kmを越えました」
FZR :「アルバイト、バイク便とかやってるんですか」
 A :「ただ走っているだけだよ〜。立ち倒けしたけど、
     最近はもう倒れなくなった」
FZR :「スパーダさん、調子はいかがですか」
スパーダ:「……マフラーが」

 あらら……3回ほど右側に倒れているそうなのでマフラーが少し中に入ったり、凹んでました。
 右のブレーキ・レバーとミラーは新品。

 A :「自分で換えた」
スパーダ:「と言う訳です」
FZR :「……大変そうかも」

 でも、大事はないようです。
 走っている時は大丈夫で、停まっている時にだけ倒れるそうです。

FZR:「Aちゃん、停まっている時にはブレーキ・レバーを
    握っていた方が楽ですよ」
 A:「……そうなんだ」
FZR:「ズルズル、って倒れたでしょう」
 A:「停まっているスパーダはすっごい重たい」
狸穴:「前後のどちらかのブレーキが掛かっていれば、道路
    が坂になっていても楽に停止出来る」

 まだブレーキの使い方が大変なようです。
 マスターがスパーダを見る事になりました。
 倒れた時に内に入ったマフラーを素手で引っ張り出したり……。
 なんだか色々ありそうです。
 Aちゃんはわたくしを見に来ました。

A :「カ〜ナのコレ何?」
FZR:「ソレは、き〜さんに造って頂いたフロントフォーク
    ・イニシャルアジャスターです。速く走る時に左右共
    に右に一回転まわすと、中のスプリングが丁度1ミリ
    押込まれるようになっています」
A :「ふ〜ん。じゃ、コレは?」
FZR:「以前に、GXさんのアルミスイングアームを運んだ
    時にあいたリアシートの穴です。パーマセルの黒テ
    ープで塞いでいます」
A :「カ〜ナも大変なのね」
FZR:「はい」
A :「タンクの上に積んでいるのは何?」
FZR:「それはわたくしのお仕事で、円陣家至高さんのAB
    SO−RRと言うフロントフォーク・オイルですわ」
A :「フロントフォークのオイル……コレってオイル入っ
    ているの?」
FZR:「はい。スパーダさんにも入ってますよ」
A :「こんな所にもオイルが入ってるんだ……」
FZR:「これが無いとオートバイは安定しないのでした」
A :「オイルと言うことは交換するの?」
FZR:「交換しますよ。普通に走るのならば1年もしくは1
    0000kmを目安に」
A :「スパーダもそろそろ交換?」
FZR:「8000kmでしょ、そろそろですね」

 その他わたくしのカ〜ニの取付位置がスパーダと違うとか、スパーダよりクラッチレバーが重いとか、カウルがついていると転んだら大変とか言われてしまいました。
 マスターがスパーダを見て来て戻って来ました。

狸穴:「スパーダ、幾つか直す箇所があったよ」
A :「どこ?」
狸穴:「ブレーキレバーの取付ボルトが緩んでる。チェーン
    の張り調整&給脂。リアブレーキパッド無し。エン
    ジンオイルも換えて無いでしょ〜タイヤもエアが減
    ってる」
A :「……はい」
狸穴:「フロントブレーキマスターと、チェーンは今調整出
    来るからやるけれど、エンジンオイルやリア・ブレ
    ーキのパッドはパーツが無いからオートバイ屋さん
    でやってね。リスト作っておく」
A :「チェーンがのびてるって、ママも言ってた」

 と言う事で、マスターがチェーン調整してフロントブレーキマスターもレバーを含めて再調整です。

スパーダ:「最近チェーンがアームに当るので気になっており
     ました」
狸穴 :「ホントは大体25ミリくらいの張りなのだが、今
     は100mmくらい遊んでる」
スパーダ:「スプロケットギアは大丈夫ですか」
狸穴 :「まだ大丈夫みたいよ。でも給脂していないからちょ
     っと減り始めてるかな……」
 A :「チェーン調整ってどうやるの?私に出来る?」
狸穴 :「アームの先ッポについているネジで調整するのだ」
 A :「出来ないや……」
狸穴 :「ココは自分でやる人はやるけど、オートバイ屋さん
     でやってもらう人の方が多いかな」
 A :「スパーダ洗って無いや」
狸穴 :「水道のある車庫だし、たまには洗ってやれば?」
 A :「オートバイってどうやって洗うの? 拭いたことし
     かない」
FZR :「バケツとスポンジと要らなくなった歯ブラシを用
     意して、食器洗い用の洗剤を水に溶いて洗うんで
     すよ。最近わたくし間洗ってもらってないですが
     ……」
 A :「ふ〜ん。手、汚れるね」
狸穴 :「このスパーダを洗うと手も真っ黒になるなぁ……」
 A :「オートバイ屋さんで洗ってくれる?」
狸穴 :「こら! 洗うのは自分でやるのだ」
 A :「イヤだなぁ」
狸穴 :「汚いオートバイをそのまま乗っていると、ヘルメッ
     トの中はブス子だと思われても致し方無いなぁ」
 A :「洗う!」
FZR :「マスター、わたくしもブスにはなりたくありませ
     ん〜」
狸穴 :「へいへい。んじゃ、帰ったら洗うか」
FZR :「はい!」

 と言う事で、スパーダさんを洗う傍らで、ついでにわたくしも洗ってもらいました。

スパーダ:「こちらに来て以来、初めて洗ってもらいました」
FZR :「良かったですね〜」
スパーダ:「洗剤の着いた歯ブラシでこすると、ホイールの塗
     装が見えて来ました」
FZR :「ホイールにはブレーキダストや泥が溜りやすいで
     すもんね」
スパーダ:「アームの内側も見えるようになりました」
FZR :「良かったですね。あ……チェーンに錆びが」
スパーダ:「をを! A、どうしましょう!!」
 A :「あらら……交換!?」
狸穴 :「……あとでナントカする」

 メーター周りとかライト周りには直接水を掛けないようにして洗います。
 一通り洗い終わったらタオルドライ。
 不要になったタオルで充分です。
 わたくしも5枚持ってます。
 本格的に洗う時は各パーツを外して洗うのですが、今回は外回りで手の入る所だけ。
 でも、キレイになりました。
 で、暖機を済ませて奥に溜っている水分を飛ばすため、10分ほど一緒に走りました。
 Aちゃんはマスターが普通に走っているペースならば、ついて来れるようになってました。
 でも、腕が突っ張ってます。
 タンクを締めてません。
 マスターが爪先を前に向けるように言うと、腕も適度に曲りタンクもグリップするようになりました。
 でも、慣れないフォームなのでペースは落ちましたが、スパーダさんはカクカクしないで曲るようになりました。
 で、戻ります。

 A:「乗り方が変わると疲れる」
狸穴:「でも曲りやすくなったでしょ」
 A:「フラフラしなくなった」
狸穴:「あとは……もう少しその乗り方に慣れて来たら、上
    半身を捻って曲がるようにすると、もっと楽になる
    よ」
 A:「ふ〜難しい」
狸穴:「イメージし難いかもしれないけど実際にやってみれ
    ば判るかな」

 お母さんも出て来ました。

ママ :「狸穴さん、こんばんは」
狸穴 :「ども、お久し振りです」
ママ :「うちの娘、最近オートバイばかり乗ってるんです
     よ」
狸穴 :「みたいですね、8000km走ったとか」
ママ :「バイトしているのにお金が無いって言って、全然
     メンテナンスして無いの」
狸穴 :「先程スパーダを見て判りました」
ママ :「お世話になります。あら、洗車したの?」
 A :「自分で洗った。スパーダ、キレイになったよ」
ママ :「全〜然、洗って無かったもんね……」
 A :「マジ汚れてた」
狸穴 :「帰って来たらすぐに拭くだけでも、ある程度キレ
     イな状態は保てるってSRXの兄いさん達が言っ
     てたよ」
 A :「あ、それママと同じこと言ってる」
ママ :「私はいつもそうしているわよ。簡単にだけど」
 A :「フォルツァ、毎回拭いてもらってたんだ」
ママ:「走っているだけで、男の子が見てるわよ」
 A :「は〜い」
FZR :「余裕を保ってカッコ良くですよね」
狸穴 :「んだ」
スパーダ:「チェーンなんですが……」
狸穴:「あ、そうだった。張っただけだった」

 と言う事でスパーダのリアホイールを浮かして、Aにタイヤを両手で回し続けていただきます。

狸穴:「そのまましばらく回してください〜」
A :「重たいなあ」
狸穴:「スパーダのエンジン様は、いつもその重たいのを回
    しているのだ」
A :「自転車よりタイヤが大きいもんね。手が痛くなって
    来たよ」
狸穴:「もっと早く回して〜」
A :「え〜」

 スパーダのチェーンはキリキリ鳴ってます。
 で、鞄からCPOを取りだし塗布。

A :「うわぁ!……なにソレ」
FZR:「CPOって言うんですよ。わたくしの扱う商品です
    わ」
A :「急に軽くなったよ!! ウッヒョ〜〜って感じ」
ママ:「見た目でもタイヤが軽く回っているみたいね」
狸穴:「チェーンもキレイになりますし、錆も防げる、長持
    ち」
ママ:「Aにピッタリじゃない〜」
A :「ママ〜」
FZR:「でも始めのうちは、今までついていたグリスや固着
    している汚れが飛び散るから、リアホイール周りが
    物凄く汚れますので、走るたびにホイ−ルを拭いて
    下さいね」
スパーダ:「R・タイヤは軽く回ってます〜こんなの始めて」
FZR:「仕上がりはベトベトしないでサラサラです。チェー
    ンが汚れて来たらウエスで拭いて、その時に再塗布
    します」
スパーダ:「ボクのチェーン、静かになった!!」
ママ:「どこで売っているの」
FZR:「わたくし達のページで売っておりますわ」
ママ:「まぁ……FZRはお仕事持っているのね」
FZR:「はい。マスターが閑してますから、わたくしが……」
ママ:「見上げたバイクだわね! 狸穴さん」
狸穴:「へい、……まったくで」

A+スパーダ ママ FZRx+マミアナ

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