|
昨夜久々に、第三京浜の保土ヶ谷PAに行って来た。
と言うよりもメインは、第三京浜の東京用賀側からの進入路のループしている所なのだ。
あっしとしては苦手な左回りの複合コーナーなのだが、FZRの具合を見るには慣れている場所なので安全で走りやすいところなのでした。
FZR:「久しぶりですね、マスター」
狸穴:「去年の11月以来かな」
FZR:「そうです」
狸穴:「前回と比較すると、前タイヤも変わったしフォーク
スプリングもアンダーブラケットも変わった。それに
合わせてリアショックの設定も変わったから、FZR
はどう動くかな……」
FZR:「さてどうなるでしょうか」
狸穴:「走ってみないと判らんな」
と言うことで入口に侵入〜。
アウト側の車線だけ使います。
速度は適当にいつもどおり。
幸いにも先方に先行車は無し。
後方も直後にはオートバイを含めて後続車無し。
2速で7000rpmから侵入。
狸穴:「直前に換えたばかりのフロントのブレーキ・キャリ
パー、アタリがまだ出ていないから、ゆっくりとだ」
(またしても同じキャリパーを使用。ただしパッドは
bremboノーマル……難しい〜)
FZR:「3速への変速ポイントは、普段どうりに奥のコーナ
ーに入る手前の少しカーブが緩くなたところで良いの
ですよね」
狸穴:「んだ。今日は回転数に関係なく3速に上げて良い」
FZR:「はい」
前後同じ銘柄のタイヤだと今までとちょっとバランスが違います。
フォークのスプリングのイニシャル量は丁度良い感じ。
深めのバンク角でコーナリングのGに抗して、フォークが1/2〜2/3入った所で安定してます。
フルードも今回新たに選択したshellのモノ。
と……いきなりエンジンが一瞬失速。
システムダウンはしておりません。
狸穴:「あっれ。おっとと」
FZR:「わ!」
いきなりリアがロックするかと思ったら急に出力が半分位復帰、急激なトラクションの復活と間もなく再度のエンジンのバラツキ……
軽いタコ踊りです。
危なくスリップダウンになる所でした。
でも、身体は何度かこの動きを経験しているので、自動的にコントロール。
外脚のステップの根元だけを軽く押さえます。
他はフリ〜、ハンドルを押え込んでは行けません。
踊っている時は金星製ヒューマノイドの力程度じゃどうにもならんのだ。
スロットルはちょい開け。
リアのトラクションが抜けると辛いので、パーシャル以下に落してはいけないのでした。
FZRが小さい排気量&軽量なので助かりました。
1/3秒間くらいの出来事。
狸穴:「なんだ?」
FZR:「ふ〜」
踊りが納まれば、エンジンをバラつかせたまま外脚の荷重量を増やしてタンクを膝で外側から巻き込んで……アウト側に流れ始めたフロントタイヤの滑りを止めます。
……何か起きたらしい。
と言う事で、奥のコーナーはそのまま速度を維持するだけで加速は控え目に……。
BT92と言うタイヤ、こういう時でも特性はデジタルに安定していて良いです。
FZR:「危なかったです」
狸穴:「13000rpmくらいで一瞬だけエンジン止った
ねぇ……」
FZR:「済みません」
狸穴:「エンジンの中で一瞬だが『ごッ!』と鳴った」
FZR:「壊れたのでしょうか」
狸穴:「その後すぐに回復したからカムが折れたとか、ピス
トンが焼ついたとか言う状況ではないと思うけど」
FZR:「でもなんだか、回転上昇が重たいです」
狸穴:「だね〜」
何か起ったようです。
感じとしては、点火系の失火か、フローが足りなくて一時的なガス欠?
後は……考えられるとしたら一時的な油圧の低下? による動弁機構の不具合。
今は油温/油圧計をつけて来ていないのでよく判りません。
でもオイルランプは点かなかったし……。
狸穴:「使用回転数を7000rpmを上限にして、保土ヶ
谷まで行ってみよう」
FZR:「はい」
本線に入るとすぐにいつもどおり、速度も落して左車線をゆっくり走ります。
……何が起ったのやら。
エンジン内部だと厄介だなぁ。
このエンジンもかれこれ80000km使ってるし、何ヶ所かはある程度減って来ていてもおかしくないのだが。
とりあえず戻ったら、エンジンオイルを少量サンプリングしてエンジン内部の金属粒子とかスキャンしてみる。
灯火類を全部作動させてみても水温、バッテリーには問題無し。
そろそろ交換時期に差し掛かっているのは、エアクリーナーエレメントとエンジンオイルとエレメント、スパーク・プラグくらいかな……。
クラッチには異状は認められません。
タイヤのBT92(前後)は深いバンク中にこのようなアクシデントを与えられても、素早く適切な対応しておりました。
前後のショックも現在のタイヤのエア圧で調整は取れている感じ。
アンダーブラケットも外脚のコントロールに素早く対応しておりました。(コレのお影で助かったかも)
スロットルの制御が効かなくなった一瞬だったけれど、無事でした。
でも11000回転以上でバラついているエンジン様が気になります。
Pに着いて少しエンジンをアイドリングさせてみますが、目立った異音は無し。
アイドリングも安定しております。
水温は目立って上昇しておりませんが、アイドリングの音を良く聴いてみると油温は上がっているかな……そろそろエンジンオイルを交換してから4000km経つので交換時期ですし、オイルが熱間時には緩くなっているのかな……。
実は現在motorexのエンジンオイルを使っておらず、あるエンジンオイルの実験をしているのでした。
構成される油膜自体は非常に薄いが、耐剪断性に優れフリクションロスの低減にポイントを置いたオイルなのでした。
が、ベースオイルの選択は気温が低い時期の設定のままなので、今日のように夜でも気温が20度くらいだとちょっと苦しいのかも……。
まぁ、この程度なら何等問題はないはずですけど、コレも実験なのだ。
FZRよ、ガンバレ。
FZR:「大丈夫みたいですね」
狸穴:「EGAも入っているしね」
エンジン停止。
10分程して、エンジン各部の温度を触って確認。
これと言って目立ったオイル漏れも無く、普段通りでした。
ただ、排気管の中が少し湿った感じがした。
キャブのトラブルかヘッドのオイル下がりでも起きたかな……?
戻ったら、キャブとヘッドを剥がして中を見てみよう〜。
とりあえず再起動も問題無く、止めていてもオイルも漏れて来ないし問題無しです。
一時的な出力停止も点火系方面のトラブルかも知れません。
ここのところしばらく外装を剥ぐっての点検はしていなかったし、エア・エレメントも来る事だからついでにFZRを裸にして点検かな……。
なにはともあれ、コンロッドがブチ折れてエンジンブローとかでなくて良かったです。
オイルの性能に依存するタイプのエンジンですが、元々はタフに出来ていてそんなにヤワなエンジンではないので、中は重症だったなんて事はないでしょう。
エンジン内部で気になる所は、少し高くなっている圧縮を考えてオイルの季節違い(気温設定)かな……。
後は、ヘッド内の軽量化したバルブリフター部分のクリアランスと熱膨張限界。
これはまだデータが出揃っていないのでした。
もしかしたら、このあたりかも。
実験中の新エンジンオイルとバルブリフターの要求クリアランスのデータが出ていないのでした。
そのためリフターが何等かの状況で作動不良を起した可能性もあり。
リフターが引っ掛ってバルブが一瞬閉じ切らなかったのかも。
そんな感じもいたしました。
ピストンに当たった感触は無かったです。
この症状は以前に5バルブ車のFZR1000で、排気バルブ1本が1度だけなった事があったのだ。
1000の時はピストン破けた。
それに良く似てた。
FZR:「わたくしは1000様よりも遥かに高い回転数で走
っておりますわ」
狸穴:「1000ccのFZRでは、13000rpmとか
19000rpmなんてやらないもんね」
FZR:「マスターが造ってくれた今のエンジン様、わたくし
としては気に入っております。良く点検してくださ
いね」
狸穴:「了解」
でも、そろそろエンジンの寿命が部分的に来ていても、不思議ではない距離でもあるかな……。
当初このエンジンも50000kmになった時点で、一旦バラして軸受の消耗量やクリアランス等のデータを測定をする予定だったのだが、そのまま走り続けているし……。(当初の予測では50000kmをこのエンジンの寿命と考えていたのだ)
久々の保土ヶ谷Pは暖かくなって来ている事もあり、たくさんのオートバイが溢れておりました。
個体限定で一番多かったのはSR。
集まりがあったようです。
その中でLEDの先生の※YHOさんを発見〜。
ウィンカーレンズの面白い効率の良い使い方を教えて頂きました。
あのやり方だと……今後FZRに搭載予定のLEDウィンカー発光部と機能状況表示ユニットの表示部に使えそう〜。
ちょっとオペアンプの勉強しなくては……。
帰りはゆっくりと、様子を見ながら走りました。
狸穴:「エンジン動いてるねぇ」
FZR:「動いてますね〜」
狸穴:「とりあえずは上限7000rpmだ。それだけ回っ
ていれば80km/hは出る」
FZR:「はい、その程度の回転域では異常はありません。油
温の上昇に気をつけてください」
狸穴:「途中でこきちさんの所にちょっと寄って、リアの
ウィンカーを2個頂いて帰ろう〜」
FZR:「はい。わたくしのですか」
狸穴:「んだ。あまりに古くなって風化して見栄えの悪い今
のウィンカーを、換えた方が良いと言う事でくれる
のだ」
FZR:「こきちさん、ありがとうございます」
狸穴:「良かったねぇ」
FZR:「そのウィンカーにLEDを仕込むのですよね」
狸穴:「その予定。でもその前にエンジンをなんとかせねば
……壊れるならば、しばらくこのままで様子は見る
けどね」
FZR:「はい」
マミアナ+FZRx
|