Vol.379 弾丸トンネル 2003-04-08

←前回 次回→


 この季節の都内は天候が安定しておらず、たまに極地的にスコールのように雨が降ったりいたします。
 昨今の温暖化現象や都心部のヒートアイランド現象がそうさせているような気がしますが、詳しい事はデータ量の多い気象の事なので判りません。
 で、アジトの一つからメインのアジトに移動する際に、新宿駅南口近辺で急激に雨が降り始めた。
 普段から雨合羽は持っているが、まだ色々と着込んでいるので合羽をさらに着るにしても、どこか屋根のある所で着込みたい。
 そうこうするうちに、本降りになって来た。
 そのままR20上を登って行くと、新宿御苑公園の地下を四ッ谷方面に貫通する通称『弾丸トンネル』まで来てしまった。
 このトンネル、なんで弾丸トンネル化というと……。
 片側2車線の合計4車線なのだが、交通量が少ないとトンネル内では横合いからフラフラ出て来る歩行者も少ないし、50ccの原付も入っちゃいけないので結構な速度で流れているのだ。
 たまに信号の間合いが合うと、そのまま凄い速度でトンネルを脱出出来るから弾丸トンネルとか言われているのでした。
 当然、官憲もそのあたりの利用状況は判っているので、登り車線側はたまに日曜日の深夜とかにはトンネル内で光電管を置いて速度違反の取り締まりを行っております。
 トンネルの途中に非常待避路があった事を思いだし、そこで雨合羽を着る事に致しました。
 FZRのタンクカバーの上にはABSO−RRを積んでいたので、一旦全部荷をおろさねばならないから充分なスペースと時間を取れるこの待避路は有効です。

FZR:「初めてですねこの非常待避路に入るのは」
狸穴:「積荷はオイルだから落して路面に撒く訳にもいかな
    いし、雨降りで合羽を着るという理由もあるから今
    日はこの場所を使っても良いのだ」
FZR:「停まります〜」

 で、停止。
 トンネル内は夜という事もあり交通量は少ないです。
 たまにまとまって20台くらいの自動車がオートバイが通過するだけ。
 内部の空気も昼の時よりもずっとキレイです。
 合羽やオイルの容器を降ろして着替えです。
 何台かオートバイも普通に通過して行きました。
 トンネルという状況もあってか、排気管を変えているオートバイの音は結構大きいことを認識。

狸穴:「デカイ音出てるねぇ……」
FZR:「特に2st車は音が大きいです」
狸穴:「回転数的には大体7000rpm位かな。このあた
    りだと再加速を始めている位置だから、スロットル
    は全開に近いな」
FZR:「デフォルトの排気管を使っているオートバイは静か
    ですね」
狸穴:「だな。消音機能をちゃんと維持しているのだ。結構
    良いカモ」
FZR:「スロットルが開いていて回転数が上の方にあると、
    意外と大きな音になっているのですね……」
狸穴:「乗っているライダーはあまり感じていないようだね
    ぇ……」
FZR:「排気管の出口よりも前に乗ってますから、聞えない
    のかしら」
狸穴:「そうかも。FZRも気を付けないとねぇ……」
FZR:「わたくしは静かですから、マスターが無駄にスロッ
    トルを開けなければ、大丈夫ですわ」
狸穴:「そか」

 オートバイで一番うるさかったのは、CRM250にチャンバーを付けたオートバイで、広い音域で大きな音でした。
 FZRと近い排気量のVTR250はデフォルト管で静かでした。
 排気管が変わっている900ccクラスのドカはうるさかった。
 排気量なりに音は大きいのだろうか?
 でも、一番轟音を発していたのは全開で通過して行った、古いランボのカウンタックさんでしたけど。
 大型トラックは排気音よりもタイヤの騒音の方が遥かに大きかったです。

 皆様結構大きな音を発しているのだ。
 4月1日から騒音規制の取り締まりも強化されているそうだし、お気を付け下さい〜。

 雨合羽を着込んでトンネルから外に出てみると、雨は上がり始めているらしくショボショボとしか降っておりませんでした。
 う〜ん。
 何のために着たんだか……。
 残念。

 入れ換えたばかりの前タイヤのBT92Fも、200kmほど走ってナラシが済んだらしく、先日よりも良い反応をし始めております。
 入れ換え当初は中々性格が掴み難いタイヤでしたが、スプリングのイニシャルを1.5ミリほど増して、リアショックの延び側減衰を少し強めたら、リーン初期の動きも掴み易くなりました。
 しばらくはこの状態で様子をみるかなぁ……。
 現在、冷間時のタイヤの空気圧は前:1.9、後:2.1。
 混んだ都内だけならば、もう少しだけリアのエア圧を落しても良いかも。
 難しい所ですね〜。
 GPR80と比べてBT92Fは繊維は固いがコンパウンドは減らないタイプだけれど柔らかい感じです。
 トレッドが減って来ると何等かの影響が出るかな……。
 どちらがイイかは好みの問題。
 大差は無いです。
 直進安定性はBT92Fがちょっとだけ良くて、コーナリング時の過渡特性はGPR80の方がちょっとだけ新しい感じかな。
 共に雨天時の排水性は高いです。
 あっし的には普段から攻めたりしないから、尖がった所の無いこのクラスのタイヤが一番ありがたいのだ。

 FZRはタンクカバーの上にお客さんのフォーク・オイルを乗せて走っております。

マミアナ+FZRx

←前回 次回→

FZR250 トップ NS400R TOP


Copyright © Taro Mamiana, COMBINED ARMS 1999-2005.