Vol.375 春雨 2003-04-02

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FZR:「マスター、今日も雨ですね」
狸穴:「この国は春先には良く雨が降るんだよ」
FZR:「今日は合羽の下は黒い服なのですね、誰かの結婚式?」
狸穴:「残念ながら、またお葬式なのだ」
FZR:「どなたのですか」
狸穴:「FZRも何度かお会いした事のある、デザイナーの
    Tさんが亡くなったのだ」
FZR:「まだお若くて、元気そうでしたけど」
狸穴:「だよなぁ。でも急に心臓が止っちゃったらしい」
FZR:「ご愁傷さまです」
狸穴:「『その時は線香くらい焚いてやる』合掌と約束して
    いたから行くのだ」
FZR:「どちらの斎場ですか」
狸穴:「I地区の斎場、FZRはまだ行った事ないはず」
FZR:「丁度桜の頃ですから、毎年思いだしちゃいますね」
狸穴:「だな」

 ということで、雨の降る中FZRを引っ張りだしてお通夜の席に出発。
 Tとは20年ほど前からの知り合いで、つい3年ほど前にも一緒に仕事をしたのだ。
 元々、マーケッティングがメインのお仕事な方なので、世の中の事を良く知っていて少し変った方だが面白い人でした。
 とても思考速度が速くて容量も大きく、物事の芯を捉える事が得意な人でした。
 ワールドカップ・サッカー関係の運営サイドのお仕事をしていたり、いろいろと御活躍だったようです。
 全然違う関係でも、長野オリンピックの時にはフィギュアスケートの優勝選手のポートレイト撮影の時の、関係資料の中に彼の名前を見たっけか……。(あっしの名前を捜しても、別名で仕事してましたから、出て来ません〜)
 スポーツ関係に明るい方なのだ。

狸穴:「前タイヤ、減ってるけど大丈夫?」
FZR:「はい。雨脚は強いですが、速度を80km/h内に
    留めて頂ければ、わたくしの脚回りはこの程度の雨
    では問題ありません」
狸穴:「そか。でも、近いうちに換えるよ」
FZR:「先日新しいタイヤを発注して頂いたのを知っており
    ます。楽しみにしておりますわ」
狸穴:「秋水の前タイヤを頼んだついでにFZRのも一緒に
    頼んだのだ。消耗品だからねぇ」

 現在フロントタイヤとして履いているGPR80(ダンロップ)も良く保ちました。
 走行距離にして約45000kmくらい走っている。
 溝の残りは2分山くらい。
 このタイヤ、元々はき〜氏のSRX400に履いていたホイールに装着されていた物。
 これといった問題も無く、とても優秀なタイヤです。
 が、さすがに3分山をきった段階から、若干路面の状況に左右され始めたかな?
 普通に走っていれば、良く保つし排水性能も高くグリップも必要充分なので良かったです。
 次回は、リアにBT92を入れている手前、フロントもBT92になります。
 BT92も排水性には充分配慮されたトレッド・パターンを持っているようです。
 あっしの場合は雨の日も関係なく走るので、ハイグリップでも排水性を犠牲にしているタイヤは選べないのでした。

FZR:「ハイグリップタイヤは早く減ってしまうので、駄目
    なのですよね」
狸穴:「んだ、FZRだと鉄フレームなので強くないしね。
    このあたりが丁度良いのだ」
FZR:「はい」

 斎場に着くと、やはりサッカー関係のOB選手や評論家さん、化粧品関係のメーカーの方々、モデルさん? 等々いらっしゃいました。
 かなり雨が降っているのに……。
 まだ30代後半だったからなぁ……とても大往生という状況じゃないもんな。
 残念です。
 ご遺族にご挨拶をしてから焼香を済ませて、お清めして。
 去年の9月くらいから毎月お葬式に出席しているような気がする。
 Tとはスポーツ関係のビジネスで、現在オーストラリアにて活動する人体改造にも明るい兜博士を交えて、まだやりたい事がたくさんあったのだが……。
 とても残念です。
 成仏してくだされ。
 合掌。
 イイ奴は、みんな先に行ってしまうのだ。

マミアナ+FZRx

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