Vol.356 パソコン 2003-01-18

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 先日パソコンの先生である中尉から連絡があり、『良いパソコンが落ちている』とのコト。
 その良いパソコンは、DELL社のワークステーションでした。
 ものすごく重たいのでFZRには積めません。

中尉:「コレは強く買いです」
狸穴:「イイの?」
中尉:「普通の人だと細かい情報がなくて、ドライバーどこ
   ろか付属品もついていなくて、もちろんOSも積んで
   ないので使えるようにするために厄介ですが、買いで
   す」
狸穴:「……買いっすか。んじゃ持って行こう」

 現金は全然無いのでカードで借金して、一つ包んで貰いました。
 お店の人は見かねて1本、電源ケーブルをくれました。
 マウスやキーボードはうちに落ちているので間に合うのかなぁ……
 こう言うモノは一期一会なのだ。
 普段あまり強くモノを言わない中尉が、強く言っているのだから間違いは無いのだ。
 と言う事で拾うことにした。
 そう言えば、今アジトで使っているC社のワークステーションなパソコンも中尉が強くお薦めだったんだっけ……。コレが来るまで年間で7台のHDDと3台のCDーRを壊したパソコン(筐体だけ)とお付き合いしていたのだ。
 おかげで大抵の場合は安定して動いてくれております。
 ついでにココにもたまに登場頂くC社のサポート屋さんであるドカ姐ともお友達になれた。
(このドカ姐のお影で何度もマザーボードやCPUを頂いております>感謝)
 中尉は、秋葉原でこう言うモノを見つけ出すのが得意なのでした。

 もちろん、今回のパソコンはあっしがそのまま受取っても、どうにも出来ないタダの重たい難解な箱です。
 何も入っていないパソコンは、素人にはものすごく厄介なのでした。
 何しろ本体だけでなにも無い。
 ガソリンもオイルも入っていない重量車と同じ〜。
 中尉の場合は、今まで散々この手のスキルを各方面で要求され鍛え上げられているのでした。
 凄いのです。
 中尉がいて初めて使えるようになるパソコンなのでした。

 大抵の方は、持ち帰ってすぐに簡単な手続きだけで起動出来、ソフトもかなりバンドルされていたりするパソコンでしょう〜。
 内容説明の札に書かれていたパソコンの中身は、P3/700MHz×2 HDD/9GB×2 メモリは512M、等々……。
 よく判りませんが、現在あっしがお仕事で大きな処理をする際に大宮で使っているAopenマザボなツインCPU搭載機と近い感じ……。(自宅のC社パソコンはP2/300 256MB 40GB+4GB程度なのだ)

 実際の所、『そんな凄いパソコンはどんな形をしているのだろう〜』と、見てみるだけのつもりだったので、運ぶ手立ては一切考えておりませんでした。
 買ったはイイけど運べない……。
 そこでちょっと考えるために、秋葉原に出来たメイドさんがたくさんいる喫茶店に行く事になったのだ。

 最近の秋葉原は街中で煙草を吸ってはいけない事になっており、喫煙者なあっしにはとても辛い空間なのでした。
 先日うっかり吸ってしまい、捕まりそうになったので逃げたっけ……わはは。

 本当にメイドさん達はいました。
 店内はオタクなお客さんだらけかと思ったら、他のお客さんはみな普通の人ばかりでしたが女性客は一人もいません。
 う〜ん、なるほど。
 メイドさんのコスプレなのね、昔のカフエ店や大型百貨店等の食堂ではこんなコスはどこでもデフォルトだったのだが、今では貴重な価値があるらしい〜。
 淹れて頂いたコーヒーのアジはマトモでした。
 なんだかとてもビミョーな空間です。
 秋葉原と言う街の外れにあると言う事が肝なのかな……。
 尖った感じはどこにも無く……ちょっと、幸せかも。
 ハンブルクのストリップ・バーのような、もっと過激な事態を想定しておりました。

 で結局、FZRでは運べないので、お友達の作家であるM女史に自動車をお借りして運びます。

FZR:「Mさん宅ですね。2回ほど行った事があるので覚え
   ております」
狸穴:「FZRじゃ運べないもんね……大き過ぎて乗せられ
   ないし、HDD逝っちゃうと高そうだから困る」
FZR:「はい」

 FZRは、しばしMさんのPにて待機。

狸穴:「おとなしくしておるのだぞ」
FZR:「はい。マスターと違って、飲んだり食べたりいたし
   ませんわ」

 Mさんは〆切&お付き合いでご多忙中とのコトで、玄関先にてご挨拶だけ。

 この時お借りした自動車は、以前タイヤのローテーションの際にちょっと試乗した事のある車で、年数は少々経っているけれど走行距離は少ない事は確認しておりましたので、ついでに走らせてみて、どこが傷んでいるかを検証〜。
 道幅が狭いので車庫から出すのも大変だと中尉にも聞いておりましたが、難無く出せます。
 自動車を操作する際の各方面のクリアランス状態や走行に際しては、目を信用してはいけないのでした。
 目よりも車体を自分の体の一部にして感覚で走った方が安全なのでした。(カンではなく第6感覚です)
 目は競合する意識に簡単に騙されます。自動車はその間もその重量ごと動いておりますので、競合している時間にぶつけたり擦ったりするのでした。

 狭い所を走る時には目よりも感覚の方を優先します。
 いつもの事ながら、様々な古い車を良く乗るあっしはこの手の事にはちょびっと慣れているのでした。(大抵の乗物はすぐに理解出来るし……特技かも)
 昔〜少しだけ自動車評論のソースをやっていたことがあって良かったかな。
 お借りした自動車を流れに乗せて少し走らせてみると、中尉の言うようにまだ山はあるが、タイヤはすでにヨタっていて交換時期を訴えております。
 周囲の流れよりも少し低い速度を維持。
 AT車なのでアクセルコントロールはほとんど電車でGO状態。
 無駄にアクセルペダルを踏まなければ、ブレーキペダルを踏まなくても済みます。
 全ての操作は常に早目に始めてゆっくりと。
 出力は必要最低限で良いのです、ただし減速も最低限だけ。
 燃費も良いですし安全マージンも稼げます。気分的にも攻めちゃ駄目なのだ。
 状態はエンジンマウントのブッシュの経年劣化とドライブシャフトの給脂状態に若干の不備があります。大したことじゃないです。
 余程無駄なく上手に乗られていたのか、ショックはまだ生きてます。
 シャーシの疲れもありません。
 荒っぽい走り方をしなければコレでも良いですが、ロールが気になるとか、ラインのトレースの正確性を上げたいとか、もう一つ上を狙うならば封入されているショックのオイルをABSOに交換です。(タイヤがマトモになればそのあたりの判定が出来るかな)
 ATフルードは交換時期かな。
 エンジンとブレーキに関しては問題無し。
 燃料系も問題無し。
 ホイールのアラインメントは微かに狂いは出ておりますが、普通に走っている他の車も似たようなモノ……コレも問題無い程度でタイヤを換えた後に必要ならば再度調整してみれば済む程度。
 ペダルの位置関係や作動状況や高さも適正です。
 ステアリングの反応も機械的には問題無し。
 全〜然、生きております。
 この手の車を大切に普通に維持して、あと20年も乗っていると楽しいかも。
 あっしの944turbo改より程度は良いです。(嗚呼、直してやりたい)
 実用を重視して(極)普通に走る車ってのは、やはり良いモノですねぇ〜。わはは。
 しっかり作られた小さめの車体に、1800ccのエンジン。この位の車体が日本の道路に良く合ってます。あとは、下に潜ってみないと判らんなぁ。

 途中で中尉を再度ピックアップしてパソコン屋さんへ……。
 夕方なので渋滞です……。
 すり抜け〜。
 車体の大きさが無駄に大きくなく、都内の道路と良く合っているので楽です。

 パソコンを受け取って来ました。
 受け取る際に買った時と違う店員さんに聞くと、

狸穴:「このパソコン良いの?」、
店員:「コレは出物です、ただし本体だけなので詳しい人で
   ないと調教出来ません」
狸穴:「……なるほど」(本人、判ってません)

 で、中尉のパソコン基地アジトに持ち込みました。中尉のパソコンの中は凄いのだ。
 とりあえずエアキャップを開梱して、中尉が筐体を開きます。

中尉:「を〜、コレですよデカイ電源」
狸穴:「デカイねぇ。このエア・シュラウド何?」
中尉:「二つのCPUを冷やすために、空気の流れを集めて
   いるのです」
狸穴:「そうなの」
中尉:「CPUのヒートシンクに冷却ファンを乗せなくても
   済む、静かで効率の良いやり方です」
狸穴:「こんなの初めて見た……今使っているのは夏場に熱
   でダウンしてたっけ」
中尉:「を〜、ケースの構造が凄く良い」

 大きめの電源も各ドライブも全部ヒンジのような物でフレームに取付られており、脱着ではなくガルウィング・ドアのように開閉出来るような構造になっております。専用装置って感じ。
 中尉が言うには、配線類もケース内の気流を計算して冷却風を邪魔しないような位置に配されていて良い出来だとか。
 このようなパソコンに初めてお目に掛かったので、あっしには比較出来るモノがなくてよく理解出来ませんが、素人目に見ても良く出来ております。

 中をバラすのに工具は要らないのだ……。
 一番気になるグラッフィックカードは、とても良いモノが入っておりました。コレが一番嬉し〜。
 大宮の仕事用マシンと比べてもとても良い感じです。(一応そっちもミレニアムのデカメモり積んでますけど)
 もう一つ気に入ったのは、あっしの好きなLEDが背面のポート群の所に4個並んでおり、その発光パターンにより機の状態をモニター出来るとか……。あっしには判りませんがサポートを受ける時に必ず必要になるらしいです。
 LEDと言うだけで嬉しいのでした。

 目が疲れないので写真屋ソフトが目一杯働いてくれそうな頼もしい感じでした。中尉のモニターが良い事も当然ですけど。
 ココのFZRのページでたまに貼り付けてある写真は、ほとんどいじらないで適当に撮ったそのままです。仕事じゃないから面倒なのだ。仕事だとちゃんとやります〜わっはは。

 運び込んだパソコンに必要なモノは中尉がネットで探し出して、BIOSを更新したり、その他各ドライバーの最新版を落して来てインストールしたり……中尉は大変そうでした。
 でもこの機械は『物覚えが良い』とか……だそうです。
 中尉の高度な調律が進んで行きます。
 凄いです。あっしには出来ません。コーディネータかな。
 何で中尉はこちら方面のお仕事しないのだろうか……?

中尉:「オートバイの調律と同じですよ。各パーツが高度な
   モノで相性良く組まれてれていると、とても素速くて
   かつ安定する。落ちないし跳ばない。安物の部品はダ
   メです」
狸穴:「なるほど。理解出来間ました」

 ウルトラワイド160scsi vs E−IDEの件でした。
 ふ〜ん、この機は《秋水號》と同じような感じなのだな……。
 そう言えば、あっしの本職の機材の構成がかなり手薄になっていたんだっけ……。
 今じゃフィルムを使う仕事も半減しており、この手のマシンの力を使う仕事の方が多いのだ。
 ある意味では画質がどんどん下がり憂慮する状態なのだろうが、撮ったモノをそのまま使う事よりも、撮影後の加工性や時間の短縮化やデータ化がされているかの方が要求されるもんねぇ。
 デジタル写真だと、どうしても実体感や奥行き等に甘さが出るけど、そのあたりはCCDやエンジンの癖を飲込んだ上での光線の使い方とか、切り方とかを撮影者が開発した方がフィルムに固執するより速いのだ。
 こうなるとパソコンにある程度投資しなければならないのも事実。(勉強もせねば)
 やり難い世の中になったと感じるか、もっと可能性が出て来たと感じるか……立つ位置次第かな……。
 やむをえんです。

 オートバイ関係も今までCADをやる際には、うちのマシンでは頻繁に固まったので構成部材の細かなデータを割愛した基本的な解析だけ集めて、図面屋さんに借りに行っていたりしたのだけれど、コレならば大抵のCADはサクサク動くかなぁ。
 脚回りやフレーム解析するのに便利そうです。わはは。

 と言う訳で、表の仕事用のマシンが決まりました。
 大きなデータをやる時に、毎度HDD持って毎回大宮に行っているのも大変だったのだ。
 何もかも今のマシンの10倍早い感じのサーバ機でした。
 ほとんど写真屋ソフト専用機になりそうな、あっしには猫に小判かなぁ……。

 そろそろFZRを迎えに行かねば。
 たまにはパソコンのお話でした。
 ありがとう中尉。

中尉 マミアナ+FZRx 店員さん

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