Vol.339 命日 2002-10-26

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 今日も、友人の命日なのだ。
 普通の人で、走り方もそんなに荒っぽくなく上手で用心深い方だったけど、通勤途中でトラックと接触して、突然事故で亡くなりました。

FZR:「わたくしの存知上げている方ですか」
狸穴:「いや、ずっと前の事だよ。FZRは会った事ないな。
    お寺の墓にゃたまに寄るけどね」
FZR:「どちらのお寺ですか。マスターは時々何軒かのお寺
    に寄られるので、特定出来ません」
狸穴:「五日市街道」
FZR:「あそこですか……」
狸穴:「んだ。今日でたしか13回忌だったような気がする」
FZR:「法要ですね」
狸穴:「んだ」

 元気でも人間は急に死んだりするのでした。
 普通に乗物に乗るという時点で、事故で死ぬかも知れないと言うリスクを背負い込みます。
 立場が換われば、殺すと言うリスクも負っていたり。
 今のあっしがまだ若かった頃は、もっと頻繁に若い知り合いが死んで行きました。
 自殺だったり、殺傷されたり、事故だったり、過労死だったり、薬物中毒死だったり、病死だったり。
 舗道を歩いていて、よそ見をしていて立ち木にぶつかり即死だった奴もいたっけ。
 とにかくたくさん死んだ。
 死神が近くに居着いているんじゃないかと思った。
 けど、しばらく人死が出なくてそろそろ打止めかなぁ……なんて矢先に今日の命日な奴はオートバイで死にました。

FZR:「マスターのお仲間は死に過ぎですね」
狸穴:「戦争中でもないのにねぇ」
FZR:「ご愁傷さまです」
狸穴:「ホント、ご愁傷さまだ。仏等になった奴等はみんな
    若かったから、残された家族が痛ましいよ。俺がオ
    ートバイにこだわっているのも奴の事があるからか
    も」
FZR:「そうですね、お気を付け下さい。ますたーはご家族
    をお持ちで無いですが、わたくしと944さんが残
    ってしまいます」
狸穴:「応。そしたらFZRは闇ガレイジにでも行くか」
FZR:「ご迷惑になりますわ。わたくしはマスターの墓石代
    わりに墓穴の上に乗ってさし上げます」
狸穴:「死んでも憑いて来るか……困ったねぇ。でも大丈夫、
    ヒューマノイドには寿命が無い設定だから墓はいら
    ん」
FZR:「そうでした。安心ですね」
狸穴:「んだ」
FZR:「今日は、これからその方のご供養に行かれるのです
    か」
狸穴:「いや、今日は行かない。オートバイで亡くなったか
    ら俺がFZRに乗って行ったらご家族が思い出すだ
    ろう。お寺にゃ明後日にでも行く」

 皆様もお気を付けて。乗物は持った瞬間から何等かのリスクを負う事になるようです。
 安全に走るためにも操縦技術の向上に勤めましょう〜。
 オートバイや車に乗ると言う事は、その背景に想像以上に大きな危険と責任を背負い込んでいる、と言う事でした。
 自分が加害者になる可能性だってある。
 楽しい事ばかりじゃないのだ。
 でも、夢と希望と……なんだか訳の判らんモノを積んで驀進するのも楽しいけどね〜。
 ど〜んな事があっても生きて帰って来る努力はするのだ。
 オートバイに乗っている事で誰かを助ける事もあるだろう。

マミアナ+FZRx

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