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今日からしばらく秋水様は、ご自宅に戻られます。
狭いながらもわたくしのPにて一月以上ご一緒しておられたので、待機も楽しかったのですが、本日雪風★中尉がお迎えに来るとか。
秋水:「お世話になりました、FZR」
FZR:「秋水様もお元気で」
秋水:「そういえば、今回の改装は事故修理も含めてだった
から、少し時間が掛かり、祁門様のところにもかな
り長居してしまった」
FZR:「インナーチューブやアンダーブラケットが曲ったり
して、フロント右廻り凄い状況だったんですね……」
秋水:「ホイールまでやられました。車は硬いです。FZR
も気を付けて」
FZR:「はい」
と言う事で、雪風★中尉殿が秋水様をお迎えにいらっしゃいました。
そこで、わたくしのマスターが秋水様が走っている所を外部から見てみる事になり、チェックと言う事でわたくしに乗って憑いて走るそうです。
わたくしも秋水様と走るのは2年半振りです。
色々なパーツを運んだりしたので、マスターじゃないけれど秋水様がお元気になられてお帰りになる所を見れるのはちょっと嬉しいです。
マスターが、わたくしに内緒で秋水様に色々と施行された部分を実際に見れるのも興味があります。
FZR:「お久しぶりです、中尉殿」
中尉:「FZR、久しぶり」
秋水:「お待ちしておりました、マスター雪風」
中尉:「応」
狸穴:「始動性もかなり改善したよ」
今回秋水様が来た当初は、5回くらいキックしないとエンジン掛らなかったようですが、今ではほぼ1キックで秋水様のエンジンは始動します。
始動直後もアイドリングは安定してます。
チャンバーから出る排気音も、当初はとても喧しく、夜中にエンジンを掛ける時にはマスターが道路まで押して掛けておりましたが、今ではPで普通に掛けても喧しくならない程度に静かになりました。
カブらずに暖機運転が普通にできる2サイクルエンジンになったようです。
中尉殿の談によると、NS400Rは暖機運転をしているとプラグがカブってしまい難儀するので、暖機は走りながらするのが普通だそうですが、今の秋水様はアイドリングで30分ほど放置しておいてもカブったりは致しません。先日その実験を、わたくしの横でマスターがやっているのにお付き合い致しました。
キャブの同調や、チャンバーの長さや径を変えた事によるらしいです。
わたくしはそろそろ寒くなって来たので、アイドリングを70rpmほど上げて頂きました。
オートバイは、ある程度油温が上がるまで暖機運転をしっかりして頂かないと、寿命が早期に終わってしまい、メンテナンスを早期に要求してしまうのでした。
夏でも冬でも、オイルや水温がある程度温まるくらいまで暖機運転をして頂きたいです。
走り出しても、しばらくの間はブレーキやミッションが暖まるまで高負荷は避けて頂けるとありがたいですわ。
狸穴:「んじゃ行きましょう」
と言う事で、とりあえずはオートバイ用品やパーツを売るお店の、ライコランドさんに中尉殿の所望する用品を買いにお出かけ致します。
お店に着くまでは、わたくし達が中尉殿達を先導致します。
ミラーの中で秋水様が走っているのを確認。
中尉殿は新しいポジションになれておられないので、少し大変そうでして、両の腕が突っ張っております。
秋水様はあの乗り方ではかえって疲れるのでした。
わたくしの場合、あの乗り方をされるとハンドルを押え付けれらるので、辛いです。
しばらく走っていると中尉殿も少しづつ慣れて勘を取り戻し始めたのか、減速でもライトを上下させずに停止出来るようになった様です。
やはり自分のオートバイですから慣れるのも速いですね〜。
マスターがちょっと意地悪して、強めに減速しても後続の中尉殿は秋水様のライトを上下させるような事はなくなりました。
すり抜けも、秋水様が充分に通過出来るのを確認しながら、少しペースは落して普通に走ります。
ライコランドさんに着くと、お休みのためか普段よりもたくさんお客様がいらっしゃってました。
わたくし達は店内に入れないのでPにて待ちます。
幾人かの方がわたくし達を見に来ました。
秋水様もわたくしもパッと見に目立つような改装はされておりませんので、大抵の方は通過して行きます。
でも、色々細かな所に気付かれると覗き込むようにして見ている方もいらっしゃいます。
恥ずかしいのであまり見ないで下さい。
他にいらっしゃっているオートバイは大型車両が多く、皆様凄い大きな音の出るオートバイだらけで、わたくしの音はおろか秋水様の音も静かな方です。
あんなに大きな音を出していて、乗っておられるライダーご自身はうるさくないのでしょうか……。
中尉殿が所有するもう一台のオートバイの銀河様(XR250バハ)にお乗りになる際にご使用になる、ゴーグルのフィット・スポンジを購入されるとか。
マスター狸穴はわたくしのために何か買ってくれるかしら……。(何もございませんでした。マスターもヘルメットとかそろそろ換えた方がイイのに……)
お買い物が終わって、再度出発です。
次の目的地は、祁門様の所です。
16号線から6号線に入り環七方面に抜けます。
わたくしにとっては慣れたコースです。
今日は3連休初日ですし道路も混んでおり、すり抜けは必至です。
順路が判っているので、秋水様達に先行して走って頂きます。
後方から秋水様が走ってるところを見るのは、マスターもわたくしも久方振りです。
FZR:「マスター、秋水様はわたくしよりも曲り始めのアク
ションが速いですね。なんでですか」
狸穴:「FZRよりもホイールベースが短いのだ」
FZR:「わたくしは普通に走っている時には、後輪ステアな
特性が基本ですが、その辺も違いますね」
狸穴:「今の秋水はホンダ式のフロントステアとも違う、ど
ちらかと言うとセンターステアな状態になったんだ
よ。チャンバーが軽くなった事も大きく影響してい
るし、各部の重量配分がかなり変更されているから、
以前のNS400Rだった頃の《秋水號》とはまっ
たく違った動きになった」
FZR:「わたくしも変わりましたが、秋水様はもっと変わりました
ね」
狸穴:「んだ。多分中尉はそろそろ少しそのあたりを感じ始
めているだろうから、しばらく後ろから眺めていよう」
2速当りまでの加速では《秋水號》の加速の方が強くて離されます。(当たり前と言えば当たり前なのです)
3速に入ると、回転が厄介な所に差し掛かってるのか、思いどおりの加速が出来ないでいるようです。
やはりファイナルのギア比が高過ぎな感じがします。
わたくしも先日まで、リアスプロケットが約6丁デフォルトよりも少ないギアがついておりましたが、そこから1丁戻しただけでとても楽になりました。
秋水様はリアスプロケットで、あと5丁ほど低速よりに振った方がよろしいとか……そこまで変えるとかなり変わるので、1、2速では前が上がってしまいそうですねぇ。
予算の都合で、今回は前後のスプロケットギアをたくさん用意してテストする事は出来なかったそうです。
マスターに言わせると、中尉殿が慣れるまではしばらくシビアなギア選択を強いる高めのギアのままでいた方が、中尉殿が秋水様の特性を理解するのに向いているそうです。
その上で、リアスプロケットを5丁増やせば、更に色々と見えて来る部分が出て来るらしいです。
オートバイの事がよく判っていれば、普段走行中に頻発する不測の事態に対しての判断が早くつきますから、これで良いのかしら?
実のところ、中尉殿にとって初めてのオンロード車が秋水様らしいので、その方が良いのかも……。(※編注:モトラとかMBX50なら距離を乗ってます。これらをオンロードと言えればですが)
『チャレンジャー』ですわ>中尉殿(w
FZR:「先程、横に並んで走っている時に聞えて来ましたが、
秋水様のチェーンに塗布したCPOの事、中尉殿は
気がついてくれるでしょうか」
狸穴:「チャンバーもそこまで大きな音が出なくなったし、
気がつくだろう」
FZR:「わたくしも横からお聴きしたのは初めてでしたが、
走行中のチェーン音は静かでした。わたくしのも静
かです」
狸穴:「信号停止の際などにクラッチを切って惰力だけで走
っていると、チェーンの抵抗が物凄く減っているの
で、スルスルと走ってしまうから誰でも気がつくと
思うよ」
FZR:「あのサビサビだった、バキバキ鳴る秋水様のチェー
ンも、浸透力の強いCPOで潤滑されて復活したみ
たいです。わたくしのチェーンも先日交換して頂い
た時にすぐにCPOが塗布されていますので、円陣
家至高様ありがとうって感じですわ」
狸穴:「そう言えば、秋水の油脂関係は全て円陣家至高さん
だ。フロントフォークにはABSO−RR+、リア
ショックユニット(OHLINS)にはABSO−
RS、ステムベアリングやリアアーム回り(リンク
含む)、ミッションオイルにはGEO(NS400
R仕様)、エンジンオイルにはEGS/T2+スプ
レイ式のEGS、チェーンや各ワイヤー関係にはC
PO」
FZR:「秋水様は、円陣家至高さんの実演サンプル状態です
ね」わはは
狸穴:「走ってみると、をを〜! って感じだけど、FZR
も笑ってられないと思うが……」
FZR:「そでした」
良いものは良いんですよね、いつまでも調子良い状態で長持ちして安全でいて下さいね秋水様。
と言う感じで秋水様はお帰りになられました。
またしばらくするとキャブの設定変更(中域)とか、チェーンスプロケット交換で、お戻りになれれるそうですが、その時に機関部などがどれだけキレイに保たれるか拝見させて頂きたいと思います。
雪風★中尉+《秋水號》 FZRx+マミアナ
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