|
最近たまに見かけるようになって来たクルーザー。
とにかくデカいオートバイで、ハーレーだとFLHTCウルトラとか、ホンダだとGL1800?
基本的に正反対な軽いオートバイがありがたいあっしですが、何年か前には重たいクルーザー級にしばらく乗っていたのだ。
ホイと預けられた88年式FLHTCウルトラ。
とにかくたくさん荷物が積めて、高速道路を120km/hくらいでずっと走るには楽なオートバイでした。
燃料タンクもたしか5ガロンくらいで、最高燃費も33km/Lがでました。
ただ、凄く重いのでコーナリングや押し歩きでは閉口モノ。
加速は問題無く走れるのですが、最高速は140km/hくらいまで。それ以上はフレームが揺れてダメでした。
深く切れるハンドルと、下からトルクがすぐに立ち上がるあの手のエンジンが積んでなかったら、かなり厳しい乗物になったかも。
この低回転域からすぐに立上がってくれるトルクの太さと谷の無さは、あのデカイ車体を街中で動かすために必要な特性でした。
もしそのエンジン、遥かに馬力のあるGSXR1000のエンジンが積んであってもとても乗り難そうです。
ちょっとした違いなんですけど、大きな違いです。
それにしても、デカイ車体。
街乗りと言うか、世田谷近辺の甲州街道を走るにも難儀します。
すり抜けが出来ないのだ。
移動のペースはほぼ自動車と一緒。
排気ガスの中にいる時間が長いです。
狸穴:「都内の道路には向いて無いね」
ハーレー:「自動車が多い上に、道路が狭過ぎだ」
狸穴:「夏でも革はいていないと、脚火傷するよ」
ハーレー:「熱くて適わん」
横をセローやCB750F達がすり抜けて行きます。
さよなら〜。
でも、しばらくすると慣れて来ます。
すり抜けはしませんが、都内の細かい道路を深いハンドル切れ角で走れるようになりました。
何かに似てるなぁ……と考た。
狸穴:「ハーレは耕運機に似てる」
ハーレー:「え……耕運機っすか」
狸穴:「そっくりだ。以前一度だけ運転した事がある」
ハーレー:「全然違うんですけどね〜。まぁ、そう言われても街
中じゃしょうがないか。でも、高速道路に乗って頂
ければ真価を発揮出来ます」
と言う事で、急遽中央高速に乗り山梨県の山中湖方面へ。
120km/h近辺でクルージング。
狸穴:「こりゃ、楽だ」
ハーレー:「でしょ。コレが本来の私の姿です」
狸穴:「1340ccのエンジンもイイ感じだねぇ。車体も
長距離の事を考えて良く出来ているよ」
ハーレー:「でそ。大陸横断用に造られておりますから」
狸穴:「納得。河口湖までもう付いたよ。全然疲れて無い。
自動車よりも楽かも」
ハーレー:「ある程度速度が乗っていれば、雨もライダーに当て
ません」
狸穴:「こういう使い方をするのだな」
でも、毎日遠くへ行く訳じゃないし、普段は都内の細かな道路です。
で、しばらく乗っていてある程度判ったのですが、最近街中で見掛けるようになった背景には、二人乗りと言う項目もあるようです。
あっしは二人乗りが恐いのでほとんどしませんが、ある時人を乗せる事になり、二人乗りをしてみると一人で乗っている時とそれほど変わらない。
ハーレは、二人乗りをするには丁度良い機能を持っているのでした。
買い物してもケースが付いているので荷物をしまう場所があるし、二人乗りしても自重が重いので、普段とほとんど変わらんし。
すり抜けは出来なくても街ではちょっと便利でした。
チョッパーはともかく、箱付きも若い人達にも受け入れられているのだな。
ハーレー 狸穴
|