Vol.312 修理 2002-08-04

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 久々にFZRの点検。
 ココのところちょっと細かい不具合が多過ぎるので、ある程度FZRの車体をバラすため、闇ガレージへ直行。
 キャブの不調は、ついにFZR137になるほど酷くなって来たのだ。
 要するに2気筒だけ夏休み〜状態。
 エンジンにもあまりよろしくない(全然悪い!)ので、早急に対策する事にしたのでした。
 闇ガレイジに向かっている途中、リアのカ〜ニ(ブレンボ・キャスト2Pキャリパー)まで鳴り出した。

カ〜ニ:「轟々〜!!」
FZR:「カ〜ニ、どうしたの? パッドはま
だ2000km
    しか使用していないのに……」
カ〜ニ:「豪〜〜!! もうパッド無いっす。鉄擦ってます。燃
    えそうです」
FZR:「あらら……マスター、カ〜ニが……」
狸穴:「ありゃ……パッド、ホントに無いや。ベースプレー
    トからいきなりライニングが剥がれたか。あれ、で
    も左右共にパッド無いや。って事は……」
FZR:「カ〜ニのピストンが行ったっきり、戻らなくなって
    いる状態です」
狸穴:「ホントだねぇ……マスターシリンダーがトラブった
    な」
カ〜ニ:「轟〜」

 先日換えたばかりのディスクも熱でちょっと黒焼け気味……。
 キャブに続いてリアブレーキまで故障……距離、走っているからねぇ、やむをえんか。
 と言う事で、キャブ調整の前にリアブレーキ系のO/Hも追加。

 なんとか闇ガレイジまで辿り着く。
 やたらと距離を走るFZRは、皆より短期間で消耗するので丁度良いデータ取りになるのでした。
 き〜氏と状況確認。
 やはりインナーキット換えてから、50000km走ったマスターシリンダーのトラブルでした。
 好みで、かなり踏みシロを浅くしていたので、フルードの戻りが悪くなっていたのだ。
 カ〜ニもピストン外して、本体内部まで洗剤とブラシで水洗い。(ブレーキクリーナーなんて使わないのだ)ザブザブ〜。
 ついでに細かく精査します。
 痛めつけられていたカ〜ニの状態は、機能的には何等問題なかったです。カ〜ニはかなりタフなキャリパーです。
天日干しで充分に乾燥させてから(水分が残ってはイケマセン)、シールの部分にABSOフレンドを極薄に塗布して、ピストンを組み込み動作確認。
 問題無しです。
 マスターシリンダーはもう駄目……。
 で、少し新しい1/2のマスターに交換。
 こちらのインナーキットに入っているゴム類には、ABSOフレンドは使用不可。シリコンゴムを使っているマスター側には使えないのでした。
 組み戻して、projectμのDot4フルードでエアを抜いて完成〜。
 パッドの離れもよく、リアホイールはからからと良く空転します。
 手で回してみると、自転車みたいにいつまでも回ってます。
 FZRのホイール回りの回転抵抗は、ほとんど無いのでした。
 ペダルを踏むと、カ〜ニがしっかり復活して後輪の回転を瞬時に停めます。
 リアブレーキのO/Hは終了〜。

 キャブはヤマハのME−2で洗浄後、現状の濃い目から一気に薄めに変更。
 あらかじめデータはあるので、薄い方の限界にかなり近い設定にシフトしました。
 これ以上薄くすると危険です。
 多分この状態では、10000rpm以上で少し元気に走ると、スロットルを閉じた時には排気からパパンとアフターファイヤーを少し起すはず。
 このくらいが一番効率良いのでした。
 同時にマニフォールドを確認。そろそろひび割れが始まる頃です。
 あと10000kmも走ったら交換だなぁ……。
 同調も取ります。
 久々に同調を確認したら、少し狂い始めていました。
 丁度良い機会なのだ。

FZR:「ちょっと狂ってますね……特にスローが」
狸穴:「普通に走っていれば狂うのは当たり前。たまにこう
    して調整しないとね。特にFZRは、発進停止の頻
    繁に行われる場所ばかりの過酷な状況で、走行距離
    が多いから」
FZR:「はい」

 アイドリングはコレでピッタリ。
 どこまで下げられるかな……と思ってやってみたら、大体600rpmくらいまで安定してます。
 うちにいるFZRの約10倍の排気量を持つ、同じ4気筒の944turboと同じくらいのアイドリング。
 闇ガレイジに一緒にいたYOHさんと確認。
 1450rpm付近に再設定。

FZR:「凄く安定しましたわ、ありがとうございます」
狸穴:「これからもたくさん走って貰わないと困るしね」
FZR:「はい、頑張りますわ」

 久々に各部がピッタリ合った、ストレス・フリーなFZRなのでした。
 定期的にこういった調整をしておくと、エンジンも本来の能力を発揮できて、リニアで効率良く、安全に走れて良いです。
 ちょっと速くもなります。
 プラグも純正だけど4本交換。
 #1.#4のコイルから出る火花が他と比べて、少し弱かった事も確認。どうするか……。
 抵抗値さえ同じならば社外のコイルが使えるので、少しデータ集めてみた上で、安くて良いコイルに換えてみるかな。(ちょっとだけ高価だけど、永◎電子さ〜ん)

 途中、3時間ほどガレイジの近くで打ち上がっていた花火を見に行った。
 夏ももう終わりなのだ……これからしばらくするとすぐに冬が来る事を考えると、ちょっと残念です。
 実はこの闇ガレイジ、夏の花火のが良く見れる所にあるのでした。
 普段は飲まないアルコール飲料のビール、美味かったです。
 この花火を見るために、kogさん、YOHさんと奥様のKOZさんがお集まりでした。
 ご一緒したのだ。
 KogさんのSRXは相変わらずキレイでした。
 フレームまでクロームメッキなのだ。凄いです。

FZR:「カッコイイですね、イイなぁ。わたくしのフレーム
    もそろそろサビが目立って来ておりますわ」
狸穴:「ん〜。大きなお仕事が立て続けに3個くらい来たら
    やってみよう」
FZR:「まだ先のお話ですね。期待しないで待ってます」
狸穴:「頑張るよ」

 今回、吸気ポートからバルブのステム部分を覗き込んで見たら、時々トラぶっていた#2と#4の吸気バルブ・ステムに着いたカーボンが全部落ちていた……。
 先月ためしに入れてみた新ガソリンの清浄作用で取れたのか……剥離したカーボンがバルブシートに咬み込んだかな……。
 だとすると、そろそろヘッドのO/H……。無事を祈ります。

 あ……そういえば鈴鹿の8耐どうなったかな……。大きなトラブルが無かった事を祈ります。

マミアナ+FZRx

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