Vol.308 梅雨明け〜 2002-07-20

←前回 次回→


 もう梅雨は開けたのだ。
 梅雨が明けると、また気温が一気に上がります。
 内燃機関なFZRには少し辛い季節……。

FZR:「ラジエターに風を受けて効率良く放熱できれば、た
    とえ摂氏45度でもわたくしは平気なのですが、ジ
    ッと渋滞に嵌まっていたり、頻繁に信号で引っ掛り
    発進停止を繰替えす都内などだと、周りの交通量も
    多くて、路上気温も45度以上に上がっている場合
    もありますからちょっとキツいですわ」
狸穴:「凄い勢いで排熱している冷凍車とか、高級車とかが
    いるもんね」

 横に並ぶと高い熱風を吹き出してます。
 普段はあまり渋滞にはまるコースや時間帯を避けて移動しているのだが、そうも行かない時もあるので、熱の影響を受ける可能性のある充電系や電子系の部分のヒートシンクを増強〜。
 作動温度が高いものとしては、レクチャーファイヤー・レギュレータ。
 これも、アルミのプレートに熱伝導率の良いペーストを塗って、その上に本体を置いてヒートシンク致しました。
 しばらく渋滞を走ってから手を突っ込んで触ってみると、結構熱くなってます。少しは効いているようです。
 FZRのレクチャファイヤー・レギュレータが特別に弱い訳では無いのですが、過去に1度壊れている事もあり、ヒートシンクを追加したのでした。
 熱くなるとラジエター・ファンを回したりフューエルポンプを循環させたりと、FZRも忙しいもんね〜。
 乙女回路と妄想回路も去年晩夏に熱対策しておいたので問題無し。
 当初は、結構激しくチップが発熱していたので、細いチューブをくっ付けて水冷化を考えていたのだが、その必要も無さそうです。(ポンプのこと考えてなかったから無理だ)
 ちょっとはFZRも暑さに強くなってきたのでした。

FZR:「マスターほどじゃないですけど」
狸穴:「その代わり、冬になるとどうにもならん」
FZR:「もう冬のお話ですか」
狸穴:「今が有難いので、冬に対する警戒は年中なのだ」
FZR:「中尉殿と秋水様のように、両方強いと良いのですけ
    どね〜」
狸穴:「だなぁ」

 エンジン的には、すでに対策済み。
 冷却水も新しいものに入れ換えてある。
 円陣家至高さんのEGAEGS−ltdを投入済み。
 EGAはミッション、クラッチ、クランクシャフト等の機械部分のトリートメント。
 金属どうしが高圧で接している部分の潤滑を助け、発熱を抑えてくれます。
 クラッチにも妙な効果があって、しばらく前まで滑っていたのが、また滑らなくなりました。
 一体、何が起きているのか……。
 エンジンオイルのshell Advance 10W−40との相性も良いです。
 オイルに関してはFZRは少し贅沢をしているのでした。
 EGS−ltdはシリンダーに効いてます。
 ガソリンに混合して投入しました。
 金属を改質する、とか妙な事はしておりませんが、シリンダー内壁に附着してピストンリングの所で燃焼時や圧縮工程でのリンク近辺からの圧抜けを防ぎながら、素速く排熱も手伝っております。
 これが入ってからエンジンオイルのヘタリは起きなくなったし、水温も投入前と比べて針一本分下がってます。
 渋滞から脱して少し速度を上げて風を当てると、すぐに水温は下がります。

FZR:「力も増えましたね〜。普通、圧縮が上がったりする
    と、とてもエンジンは高温になるのですが、わたく
    しの場合は温度が下りましたわ」
狸穴:「機械発熱も減ったし、燃焼発熱も素早く排熱出来る
    ようになったからじゃないか」
FZR:「そうかも知れません」
狸穴:「初めてコレを使った時、かなり出力が上がったので
    タイミングがズレてビックリしたっけ」
FZR:「捕まったら大変な速度でした、マスター」
狸穴:「ギア比がリアスプロケットで5丁分高くなっている
    から、普通だとクラッチやミッションに負担が掛っ
    て機械発熱が増えて温度上がるけど、上がって無い
    ね〜」
FZR:「はい。不思議ですわ」

 そのほか先日造った、まな板のチェーンスライダ。
 ゴムの純正スライダーも始めのうちは良いのだが、ヘタリ始めるとチェーンと擦れて発熱します。
 チェーンの潤滑で厄介なのは発熱。
 ここでも熱です……。
 スライダーが樹脂に変わった事により、当りが少なくて滑りもよく走行後のチェーンの温度はかなり下がりました。

FZR:「低い速度では、まな板にあたる際に、ゴムよりも固
    い音が出るようになりました」

 でも、当たりが着いて来たらそれも少し静かになり始めてます。
 お影でチェーンの潤滑は無駄に熱で消費されることなく、良く保ってくれます。
 だが、40000キロを越えて使用しているチェーン……そろそろ交換したいです。
 保たそうと思えばあと20000キロくらいは行けそうだけど、定期交換のサイクルはすでに遥かに越えている。RKのゴールドチェーン、小まめに油を切らさないよう、また清掃を怠らなければ一般用としては強いです。
(始めからCPOを使っていたらもっと保ったかな? でも、その時点では手元に無かったのだ。今じゃ持ち歩いてますが)
 ちなみにデータとして、FZRのチェーンの張り具合はちょっと緩めで、30〜40mmです。
 で、小マメに調整〜。

 どんな添加剤やチェーンルブも、元のエンジンやチェーンがある程度しっかりしていないと、効果薄いです。(コレだと延命措置程度の効果かなぁ。延命措置も使用の充分な理由になる)
 機械的に充分良い状態を更に良くするために使いましょう〜。
 このあたりがキモです。
 機械的に逝って終っているモノをケミカル系のモノで元に戻そうとしても、無理なのだ。
 良い状態のモノをさらに良い状態で長持させるのに使いましょう〜。
 あらかじめある程度の性能が出ているデフォルトのオートバイに対して、良いサスやキャブ、排気系でチューンする事と何ら変わりは無いのでした。
 使ってみないと判らんです。

 こうして細かく発熱を抑えているとオートバイの力も落ちないし、lifeも長くなるのでした。
 『発熱=ロス』なのだ。

FZR:「わたくしが早く老けちゃったら困りますものね」
狸穴:「んだ。夏もいずれ終わるから頑張って」
FZR:「はい」

マミアナ+FZRx

←前回 次回→

FZR250 トップ NS400R TOP


Copyright © Taro Mamiana, COMBINED ARMS 1999-2005.