Vol.297 梅雨になった 2002-06-21

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 この時期、関東は雨季なのだ。
 オートバイ乗りにとってはエライ事なのである。
 それでも仕事は来る訳で……。
 でも仕事によっては依頼側の予算の関係で駐車場代が出ないので、自動車が使えない予算のときもあったり……。(「路註せよ、捕まっても知らん」との事らしいが……しません)
 まあ、大抵のお仕事では、ちゃんと請求すれば駐車場代くらいは出ますが、たまにはそんなお仕事もあったりします。
 そう言う所のお仕事は、2度目は好条件でもしません。
 ってなことでFZRに機材を積んで出発〜です。
 でも今日は予報じゃ午後から雨降るんだよなぁ。

FZR:「わたくしは雨程度であれば、何の問題も無く走れま
    すわ」
狸穴:「たしかに。雨で走れないようなオートバイじゃ困るも
    んね。一応雨でも稼働出来るように造られていたん
    だっけ」
FZR:「はい。積雪は得意ではありませんが、雨でしたら大
    丈夫です。マスターのヘルメットシールドの方が心
    配ですけど」
狸穴:「細かい傷がたくさん入ってるし、そろそろ限界だも
    んねぇ」
FZR:「新しい方のヘルメットは使わないのですか」
狸穴:「まだちょっと馴染みきっていないのだ、頭部ユニッ
    トの形状と若干合っていないようで、内部の前後長
    が足りなくて額と後頭部に若干の圧迫を感じる」
FZR:「少しづつ使って馴らして行くしかありませんね……」

 大体のサイズは間違えていないし、3日も使えばすぐ慣れる筈なのだが、普段はあまり手が延びない。
 先日、あっしの頭部ユニットも、最外側衝撃吸収分散装甲の強度を限界近くまで下げて軽量化をしたのだから、新しいヘルメットでも余裕で入る筈なのだが……。
 普段から使っている古い方の白いジェット・ヘルメットに、すぐ手が伸びてしまいます。
 シールドも1度換えた事はあるのだが、さすがに走行距離が多く扱いも雑なあっしの場合は、シールドの寿命も短いようで、雨の日等はちょっと見ずらかったりするのでした。
 ヘルメットはそろそろ換えても良い時期なのだ。(過ぎてるぞ〜)

狸穴:「そう言えば、リアのタイヤも減ってたな。雨だと滑
    るね」
FZR:「そうですね、すっかり忘れられているのかと思って
    おりましたわ。マスター式の交換サイクルでは、す
    で使用限界に達しておりますけど。スリップサイン
    まであと1ミリです」
狸穴:「気をつける」

 物凄い勢い(本日1200回シャッター斬ってる……時間が決まっていてカット数が多く、さらに増える傾向にある撮影の時は、画角を広めに取って後処理しやすくしておくのだ。でも、このやり方だとデジカメ使った方が経済的なのに……。何を撮影していたかと言うと、医学系アロママッサージ学の資料教科書本の撮影なのでした。内容はほぼ80%写真。様々な角度から撮ります)で撮影を進めていると、昼過ぎから雨が降りだした。
 FZRは現場の前の階下の舗道で濡れております。
 あまりのスピードで撮っていたので、ディレクションをしている人が一時休憩を申し入れて来たので、一服しにベランダへ。

狸穴:「おーい、びしょ濡れだねぇ」
FZR:「降って来ましたね。梅雨の降り方ですわ」
狸穴:「あ、合羽をタンクの上に乗せたままだった」
FZR:「もうすでにマスターの合羽、染みておりますわ」
狸穴:「あちゃ〜」

 帰りは機材を濡らさないようにしなきゃならんし……三脚は水没だな……。
 なんとか仕上げて、機材撤収で撮影終了。
 モデルさんの女性ボディービルダーが、我慢強くて体力ある人で良かった。
 体脂肪率6%くらいかなぁ……美しかったです。

 撮影は速度を優先したので、想定時間の半分で終了〜。
 あまり多くの時間を掛けていると、次から次ぎへと「アレも、コレも……」と言う風にカット数がさらに増える予感……。
 あとで編集の際にカット数が多いと、大変な事になるよ〜。
 一体どんな本が出来るのだろうか?
 タングステンランプ頑張っております。(今回はHMI灯じゃないのだ、熱いです)
 てな事で終了。

 FZRの所に戻って来る頃には雨も本降り。
 ザァ〜、って感じ。

FZR:「重たい三脚は濡れますね」
狸穴:「やむをえんのだ。他の機材が濡れなきゃ良し」

 と言う事で、機材の鞄に合羽を着せて、あっしはずぶ濡れでいざ帰還。
 濡れただけで風邪をひくのもわりが合わないので、左肩の予備電子脳にて体温上昇調整。
 ナノマシンの集合体で構成されている左腕は、便利な血液のおカン装置で便利です。
 この冬もコレで乗り切ったのだ。

 雨の中を走り出すと、案の定シールドが少し曇り始めた。
 やむをえぬので、普段付けているマスクを少しずらして、アゴの骨でFZRの反射波を拾って、周りの交通の動きと位置を感じます。
 あとはリアタイヤの滑りに気を付けながら普段通りに走るだけ。

狸穴:「FZRは雨でも変わりなく調子良いねぇ」
FZR:「この程度の雨でしたら、何の問題もありませんわ。
    でも、バッテリーがそろそろ寿命を迎え始めている
    とウォーニングしております」
狸穴:「了解。近日中にバッテリーも換える事にしよう。で
    もまだ2年経っていないのでは?」
FZR:「今回はちょっと早目かも」

 FZRの財布を確認。
 あっしの財布の中の一部はFZRの財布なのでした。
 FZRはこうして仕事であっしや機材を運ぶ場合、想定される交通費から消費したガソリン代を引いた額を常にストックしているのでした。(口座も持っている)
 ガソリン代はFZR自身で賄っているのでした。

狸穴:「結構あるねぇ……。安いお店を捜して自分で組めば、
    タイヤ代とバッテリー代は出るかも」
FZR:「普段はマスターの財布から出して頂いているので、
    少しづつですがヘソクリ出来ました」
狸穴:「んじゃ、ココから出して交換するか」
FZR:「マスター、その前に先月お貸しした、ラーメン代等
    の3000円補填しておいて下さい」
狸穴:「はいはい」

 自分で稼ぐオートバイです。(ガソリン以外はあっし持ちですけど)
 皆様のオートバイは?

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