Vol.296 2年ぶり 2002-06-09

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 去年はどこにも行かなかったが、今年は2年ぶりにツーリング
 と言っても、行った所は箱根の大観山展望台駐車場。
 こきちさんのSRX(悪魔号)が完成披露ということで、SRXの方達の所にお邪魔したのでした。
 途中、第三京浜の保土ヶ谷PAで初めて見た『悪魔号』…………凄いです。
 ココのところ少しだけ忙しかったり、FZRも都内を低回転でボエボエ走っていたので丁度良いのだ。

FZR:「久しぶりに箱根ですね」
狸穴:「と言っても、椿ラインを忙しく走るつもりもないし、
    ターンパイクをチョット走る程度かなぁ」
FZR:「でも嬉しいですわ。昼間のツーリング」
狸穴:「だよな」

 実は箱根とか東京近郊のお山のコースには、時々夜中に脚回りの具合を勾配付きでためしに来たりしている時もあるのでした。(FZRじゃない時の方が多いかも)
 なかなか時間がなかったり、疲れていたりで、結局道路の空いている夜中に少しだけゆっくり限界の50%程度の感じで走る程度。
 夜中はどこも地元の速い人達がたくさんいて、センターラインを越えて来たり、ドリを制御出来ず流れて来たりで恐いです。
 当りゃオートバイなこちらが死にますが、まだ当っていないので生きてます。
 わはは。
 運はイイのだ。
 だから昼間にこう言う所へ来るのは2年ぶり。
 最後にココに来たのは、同じくSRXな方達とツーリング(過去ログ)に行った時以来。
 天気も良く(良過ぎて下は暑かった)、夜にサッカーの試合があるためか、日曜日にもかかわらず空いておりました。
 でも展望台の駐車場には、オートバイがたくさんいましたけど。

 悪魔号を含む2台のSRXに憑いて、ターンパイクを上がって行くと、すぐにSRXはいなくなってしまいました。
 悪魔号の排気は全部チタン製なので、高い音域の周波数は全部吸収され、低い周波数だけが外に出てきてます。実は悪魔号、前側から走行音を聴く方が大きな音が出てるのでした。
 不思議なオートバイになってます。わはは。
 まだ脚回りのセッティングが全然出ていないから気を付けてね〜。フレーム的には強化されている分で安定しているようだから、アルミフレーム的な脚回りの設定で常にタイヤの性能を全部出せそうな感じ。
 一瞬ではこの程度しか、外部からはデータが集められませんでした。
 サヨナラ〜。
 やはりこのコースでは、上がり勾配がキツいし速度も乗るので、一気筒あたりの排気量が小さいFZRだと600cc越えているSRXにはかないません。(《弐號》や《秋水號》だったら上がりは楽なんだけどなぁ)
 でも、楽しいです。
 当然誰でも走れる道路だから、自動車もいます。
 でも、排気量小さいと追い越しで苦労するのでした。
 勾配がキツいと加速が追付かない〜。
 4台まとめて抜きたいが、せいせい3台がいっぱい。
 あとの一台はまた少したって安全に追い越せる所に来てから……。

FZR:「済みませんねぇ」
狸穴:「やむをえんのだ。あの2台のSRXは元々ライダー
    込みで速い」

 クラッチだってまだ直していないので、スロットルを全開にすると12000rpm以上の回転域では滑りが発生します。
 滑りが起きないように非常に細かいスロットルワークで忙しいですけど、ナントカ18000rpmまで使って走ればそれもそれなりに楽しいのだ。

FZR:「マスターのクロック周波数今日は高いですね」
狸穴:「チョットの間ね、フォークのデータ取るから」
FZR:「さすがにココだとフォークのストロークたくさん使
    い続けですものね」
狸穴:「んだ。チョット頑張ってね」
FZR:「はい」

 この上りのコースでクラッチを滑らせないで走るのは、チョット難しいです。
 前が空いている時の速度はユワ〜◎アワq/hくらい。
この程度が安全で良いのだ、ステップもカウルも擦りません。
 コレでも、前回来た時には少し閉じていたexupも今は全開に近いし、点火も夏設定だから少しは速くなっているのだ。
 ほどなくすると、一台の伯爵がやって来たので左に寄って速度を落として、コースを譲ります。
 750ccあると4発でもこのコースに丁度合うのでした。軽そうだな。
 インを抜いて行く伯爵はイイ音しているのだ。
 抜かれてすぐに、勾配が緩くなるコーナが2個並んでいたので、憑いて行ってみます。
 普段からココを走る人じゃないみたいで、それほど速いライダーじゃなさそう。
 なんとかついて行けるかな?
 チョットの間、後に憑いて音を聴かせて頂きました。イイです。
 でもライダーがカクカクした走り方をする方のようで、伯爵チョット大変そうです。
 あの進入前のハンドルをこじるカクカクなアクションは、狭いサーキットに慣れた走り方なのかな……?
 少し近付いて動きと音をよく見たいのでFZRを寄せます。
 突っつき過ぎてしまった……。
 前に試乗させて頂いた伯爵とは、なんかエンジン音が違うけど、良い音です。
 脚回りも良く動いて車体は安定〜。
 大きなリアタイヤも良く回っております。
 走っている姿が一番…………カッコイイ。
 ハンドル:ステップ:シート/乗車位置の関係も勉強になりますね〜。
 3mくらいまで近付いた時に感じたのは、ちょっと重いのかな? と言う印象。
 でも、トルクさえ立上がってしまえば脱兎のごとく加速します。
 ライダーが回転数を落とし過ぎていただけでした。
 2個のコーナが終わるとまた、何台かの自動車と先頭にバスが走っておりました。
 伯爵はエンジン出力全開で構わず一気に抜いて行ってしまいましたが、FZRは勾配がキツくなりバスを抜けずに我慢です。
 サヨナラ〜。

狸穴:「クラッチもこれ以上苛められないし、後はバスに憑
    いて駐車場までツーリングだ」
FZR:「そうですね。またチョット滑ってましたわ」

 バスの挙動もついでに確認。
 バスも全開で走っております。
 残念ながら音的にはあまり興味が湧きません。
 遠くに展望台が見えて来た。

 展望台に着くと、程なくしてたくさんのSRXが大挙してやって来ました。
 物凄い数です。
 全てのSRXが何かしらデフォルトから変わっています。
 でも、重複した内容のSRXは一台もおりません……。
 大変な事なのだ。
 4発の人達とは全然違う景色です。
 変更内容も、部品を換えると言うよりも、仕様を換えると言う感じ。
 エライ事にになっているのだ……。
 見ているだけで面白いです。
 オーナーのセンスや、性格が出ていて面白いです。

 帰りの下りはショックの最終チェック。
 本当は、今月筑波でテストしようと予定をしていたのだが、一緒に行く人が駄目になったので止めたのでした。(実はもう体力がついて来ないだろうと思うので、ホッとしてますけど)
 一番最後を走りながら少し先行するSRXさん達から離れて、コーナの突っ込みや立ち上がりの挙動を確認。
 さすがに急な下りなのでFZRでも楽に速度が乗ります。
 減速が大変なくらい。
 現在FZRに入っている、実験1のフォークオイルの最終段階のテストです。
 ABSOはABSOなのだが、今までのモノと全然違う素材で造られているABSOなのでした。
 今まで走っている首都高速や一般道では問題無し。
ターンパイクの上りでも問題無し。
 伯爵に引っ張って頂いた勾配の緩い箇所でも問題無し。
 普段の挙動から言っても問題は無いだろう。
 ということで何度かテストしながら、箱根の山を下ります。
 さすがにステップも擦ります、膝も爪先もちょっと擦れます。
 革なツナギじゃないので、このあたりで我慢です。
 でもサスは元気です。
 ギリまで加速を続けて、かなり激しい減速をしながら曲ってもフォークは底付しません。
 最後のホンのわずかな所で踏ん張ってます。
 リアも、跳ね回る事もなくハイサイドの兆候もありません。
 普段よりもGが強く掛るので、フレームはチョット苦しそう……。
 急な下り勾配でフルに加速しながら、深く右側にバンクを続けていても、フロントが暴れてアンダーをおこし、アウトに膨らむような事もありませんでした。終始安定。
 フルバンク時に前後共に減速を掛けてみます。
 次の右コーナーでパニックブレーキまではやらないけれど、かなり乱暴に、ほとんど考えないでガンと掛けます。
 半ば転倒する用意も。
 多少アウトに流れますが、この程度ならコントロール範囲なので、量のカカトで車体を挟んで方向を腰で決めれば、流れる向きも変えられるので、大丈夫。
 結果は合格。
 もう少しこのコースに合わせるならば、あと+5ミリほど油面を上げた方がより合うかなぁ?
 ということで、実験1のフォークオイルはコレにて終了〜。
 止ってから前後のタイヤを見ると、かなり溶けてブツブツになっているかな……と思っていたのですが、悪い溶け方はしておりませんでした。
 サスが仕事をしないと、タイヤが跳ね路面とヒットして極圧が高くなり過ぎたり、変形もキツくなってその分、割を喰って熱が上がり過ぎて酷い溶け方をするのでした。
 いつでも一定の荷重で路面に圧し付け続けないと、浮いている時間は滑っています、ロスです。
 FZRのタイヤは前後共溶けてはいるけどサラッとしてます。ザクザクとかブツブツにはなっていないのでした。

 で、次は実験2です。
 わはは。
 実は2番のフォークオイルは円陣家至高さんのDr.K氏に造って頂き、もう手元にあったりします。
 1番より対応幅が広く、さらに初期の入力側の動きも速い潤滑性も優れたオイルなのだそうです。
 缶の中でシェイクしてみると、消泡性良いようで、泡もすぐに消えます。
 特にいつまでも油中に残ろうとする、消え難い『細かい泡』が発生しないのはありがたいです。
 現在市販されているABSO−Rと同様に、気温にもほとんど影響されないようになっているとか。
 バネとの相性はどうかなぁ?
 近日中に入れ換えてみます。
 その時に今入っている実験1がどんな状態で出て来るかなぁ〜。

 さて。そろそろ今年のル・マン決勝です。
 どこが勝つかなぁ、ジンガー監督の所だとイイなぁ。

マミアナ+FZRx

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