Vol.288 久々の不調 2002-05-15


 久々にエンジンの不調発生。
 その前にちょっとオイルの事を。
 10000kmオイル無交換実験をしていたのだが、あまり変化が起きなくなって来たのであと2000km残っているけど、8000kmの時点で交換してしまう事にした。
 ちょっと予定していなかった収入があったのだ。
 オイルは5000kmを越えても7000kmを越えてもあまり変化は無かった。
 走行した時の感じも、たまにサンプリングして調べてみた結果も、変化は認められなかったのだ。
 Shell advance10w−40は、長く使うことやスラッジの洗浄性やその他性能の事を考えてみると、結果的に高性能を得られてランニングコスト的にも安いと言う結果が出た。
 安いオイルを頻繁に交換するという方法と、8000km使うと言う計算をしてみたら、安いオイルを使った方が結果として高くなったのだ。
 工賃がもし発生したら……その差はもっと明らかに。
 毎日走るような場合や、一日で1000km近くをツーリングなどで走るような場合には向いているようです。
 shell Advamceの名誉もコレで守られたかな。

 出て来たオイルは当然、真っ黒でした。
 エンジン・ケース内で発生するスラッジを、オイルはちゃんと掻き集めていたのでした。
 その他妙な金属粉も無し。以前このオイルを2000kmで交換したときの状態と極端に変わりはありませんでした。
 と、言うことでこのオイルが原因の不調ではございません〜。あしからず。

 新しいオイルに換えてエンジンを始動してみると、なんか変だ……。
 どうしたのかなぁ?

狸穴:「あれれ……回転が上がらないや」
FZR:「マスター、全然ダメです」
狸穴:「急にどうしたんだろか」
FZR:「○▽■……+√=$$〜!……」
狸穴:「オイル換えたらエンジン、ビックリした?」
FZR:「…………」
狸穴:「お〜い。……もしもし」

 2500回転以上、上がらなくなりました。
 ついにエンジン停止……。
 こりゃ、大変な事になった。
 2分ほどエンジン回転を上げようとこころみてみたが、どうスロットルを合わせても回転は上がりません。
 エキゾーストパイプを触ってみます。
 #1だけ冷たい。
 他の管は全部熱いぞ……。でも温度はバラバラです。
 さっき、ちょっと回した時に#1ピストン抜けたかな……まさかね〜。だったら異音がする筈。
 エンジンの場合はこんな感じの症状は出ないので、トラぶったのは、吸気系か電気系です。

狸穴:「壊れたか? ……お〜い」
FZR:(エマージェンシー・モードで失礼します。急に変な
    事になりました。乙女回路(点火コンピュータ)自体に
    は問題は発生していないと自己診断しております)
狸穴:「妄想回路(exup回路系)は」
FZR:(こちらも同期しておりますわ)
狸穴:「……ンじゃ、スパークコイル以降プラグまでの異常
    だ。でも、点火系だけの異常だとこんな感じじゃな
    いんだよ」
FZR:(エンジンでしょうか……わたくし、もう駄目かも)
狸穴:「そう悲観するなって」
FZR:(永らくお世話になりました……ますたーのA10神
    経と接続されている間に申し上げておきます。悲し
    いけれどマスターともコレでお別れかも知れません)
狸穴:「そうだなぁ……永い間ご苦労さま。『昔々、一匹の
    ♀狸がオートバイに化けてマスターと共に都内を走
    り回っておりました。働き者の♀狸はある日……』
    と言うお話を伝承して、後世に広める事にするよ。
    ってオイ、ちょっと早いんじゃないか?」
FZR:(わはは、すみません冗談でした。でもどうなったの
    でしょうか、その優しく美しい狸)
狸穴:「キャブも、かな」

 と言う事で、キャブのドレンを開けて、ガソリンをウエスに少し受けてみる。
 そう言えば朝走っている時に、すり抜け等の際、微かにFZRの反応が遅れる事があった。

狸穴:「コレかも」
FZR:(#1キャブに、なにか澱のようなモノが……)
狸穴:「タンクの底と、燃料フィルター内にも少しだけ同じ
    物がいる。普段使わないガソリンスタンドで貰って
    来たのかも」
FZR:(清掃して下さい)
狸穴:「了解」

 オイルを交換して急にこうなったので、危うくオイルに冤罪を被せる処だった……。
 4気筒だから4個のキャブでバラすだけでも面倒だが、燃料系の異常は確認出来たし、バラして清掃せねば……コレで少し走ってから同調取り直しだなぁ。
 運が良いと言うか……異状が起きた場所が闇ガレージ。
 普段の躾が良いと、道端でいきなり止まると言う失態は起さないのでした。

FZR:(ココは、わたくしが一番安心していられる場所です
    ので、ちょっと気を抜いた瞬間に壊れてしまったよ
    うです)

 キャブを抜き取りバラします。4個もあるのでとても面倒です。

祁門:「4つもエンジンあると大変ですね〜」
狸穴:「まったくで!」
FZR:(すみません、祁門様)

 キャブの外装もヘッドカバーガスケットの劣化により、微量ながらガス状に吹き出しているエンジンオイルで黒くなっておりました→ドブ浸け洗浄。
 そう言えば、18000km以前に一度キャブを清掃して以来、ずっと調整だけで分解清掃まではしていなかったっけ。
 丁度良い機会なのだ。
 キャブがエンジンと繋がるインテークマニホールドにも若干の傷みが来ているのを確認。
 いずれ交換と言う事でFZRのVisorに追加記載。(ストックしてある)
 プラグも4本とも確認してみると、若干濃い目で特に#1が酷い。
 これは……急にこうなっているのでスパークコード系の劣化かな。
 早急にプラグのコード&キャップを4本とも交換予定→Visor→各製造メーカに打電。
 毎日の酷使に耐えてるし、そろそろ電装系もハーネスごと交換しておくかなぁ……。
 ついでにexupのワイヤーの張りを少しキツくしたら、サーボモータの動きが辛くなってしまった。
 モーターとギアに負担が掛ると厄介なので少し緩める。(アイドリング付近で、exupのバルブが鳴るのを止めるためにちょっと張り過ぎておりました)
 キャブを洗浄して再度FZRに戻すと、

FZR:「まだちょっと違和感がありますが、なんとか走れま
    す」
狸穴:「原因はキャブのつまりとプラグ回りだった。オイル
    もまだ馴染んでないし、50kmほど上限6000
    rpmだ」
FZR:「マスター、その美しい♀狸さんはどうなったのです
    か」
狸穴:「さて……。毎日擦り切れるまで走って、短足になっ
    てしまいメンテを更に要求するようになったとさ…
    …つづく。だそうだ」
FZR:「短足……。次はダチョウがいいです」

 プラグ、コード、キャップ、排気管清掃、キャブ同調、ヘッドO/H&G/K交換、ハーネス交換、タイヤ交換……距離を走ると大変だなぁ。
 新車だろうが中古だろうが、乗物は戦車だって走れば減るし時間が経てば傷むのだ。
 実はキャブが部分的に減って来ていることも確認。……嗚呼。Visorに追加記載。
 一応大事をとって、明日にでも谷博士の所で回路の点検しておくか。

祁門氏 マミアナ+FZRx

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