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先日ちょっと問題となった姐さんのドカJr.の修理が終わって、調子良く乗っていると、ご本人からご報告。
別にあっしは何もしていないのだが……。
ただ、妙な事をおっしゃる。
ド姐:「ドカティ−ってクラッチレバーが重たいの、なんと
かなりません?」
狸穴:「そう簡単にはどうにもなりませんが……アシスト用
のバネを入れる程度かなぁ」
ド姐:「そのバネ入れると軽くなる?」
狸穴:「少しは……」
ド姐:「先日買ったDT125と同じくらいの固さになりま
せん?」
狸穴:「そりゃ……無理でせう」
ド姐:「ダメか……じゃあ、DTにドカのエンジン積めませ
ん?」
狸穴:「……何を考えとるん? 折角直したあの車体を棄て
てエンジンをDTに乗せるんか……ンなことしても
クラッチは軽くならんぜ」
ド姐:「Jr.はそのまま乗るわよ。元彼が金に困って予備
に持っていたドカのエンジンを放出すると言うから
買おうかと思って」
狸穴:「エンジンがデッか過ぎてDT125には乗りません」
ド姐:「ダメかぁ……中々上手く行かないわね」
狸穴:「恐ろしい事考えるなぁ……」
ド姐:「DT、軽いんだけど回さないと力がないんだもん」
狸穴:「そのエンジンの排気量は?」
ド姐:「900ccくらい」
狸穴:「DTのフレーム、死んじゃいます」
エライ事を考える方なのだ……。
たしかにTD200WRと言う呼称の、無敵&最強な方はいらっしゃるけど……。(カッコ良いです。イイなぁ)
DTのフレームにはどう考えても簡単にはドカ900のエンジンは積めません。
狸穴:「積めたとしても免許無いでしょ」
ド姐:「イイ考えだと思ったのになぁ」
狸穴:「お姐さんの乗り方だとフロント持ち上げたまま、向
かいのお宅の玄関ぶち破って終わりです」
ド姐:「そんなに難しいの」
狸穴:「それはもう大変」
ド姐:「だって兄貴の車、280馬力のエンジンを640馬
力にしているけど普通に走っているよ」
狸穴:「それは……あなたのお兄さんが運転巧いから大丈夫
なの」
ド姐:「そうかなぁ……ヘタだって自分で言ってたけど」
狸穴:「そうなのだ」
結局、そんな事をしてはDTが可哀想だと言う事で諦めて頂きました。
誰だろうか……こんな事を吹込んだのは。
このまま訊いているとFZRにその900エンジン乗らないか、とか言いだすかも知れないので話題を変更〜。(そんなモノの乗せるくらいだったら、フレーム造り直してSRX418セル付きのエンジン+FCR33φキャブを乗せます)
力の無いDT125を(と言っても充分あるのだが)そのままの状態で乗込んで頂き、オートバイの操作技術を向上して頂いた方が、安全且つ経済的でよろしいかと思いますが……。
と言う事で、ちょっとオフロードな雰囲気のある多摩川の河川敷へFZR共々行く事になった。
FZR:「マスター、わたくしで間に合う場所なのでしょうか」
狸穴:「ん……オフロードと言っても、ただの未舗装路のよ
うな所だから何の問題も無い。ちょっと凸凹してい
るだけ」
FZR:「アンダーカウル擦れませんか」
狸穴:「全〜然、問題無い。FZRはそこに2回ほど行った
ことがある筈だよ」
30分ほどで到着。普段は河川敷利用者のための駐車場になっている場所なのでした。
この場所で、ド姐+DTには30分ほど場所を決めて8の字を走って頂きます。
舗装路と基本的には同じなのですが、初めは8の時の間隔を長くとって変速回数を多くしておきます。
多分10分ほどでクラッチがきつく感じたり、ニーグリップの使い方が判らなくなって来たり飽きて来たりする筈です。
曲り方も毎回違ってくるでしょう。
ド姐:「FZRは走らないの?」
FZR:「わたくしはマスターと共に、ここで観ておりますわ」
狸穴:「ンじゃ行ってらっしゃ〜い」
と言う事で、ミラーだけ外してスタート。
予想通りただの8の字なのに、対角線上を走る直線でもフラ付いております。
少しの凹凸にもタイヤを取られております。
上半身でハンドルを力で真っ直ぐに保とうとしているのだ。
ついでに、DTの車体が地面の凹凸振られるので、すぐに足を付けるようにとガニ股になっており下半身のニーグリップが無い。
お尻もシートにドカリと着けっぱなしです。
曲る際に足を出すと言う事を覚えたようで、たまに出してます。
でも疲れて来たのかDTの動きは更にラフに……15分ほどでダウン。
ド姐:「疲れた。左腕がパンパン」
狸穴:「でしょ〜。約15分、良く保ちました。少しお休み
ください」
DTのエンジンを止めて、先程ココに来るまでの途中で買って来たスポーツ飲料をお飲み頂きます。
ちょっとその間にDTに乗ってみます。
DTは125ccなので。減速して曲ってから加速する際にちゃんとシフトが2速に入っていないと加速が厳しいです。(でも充分過ぎるほど力はあるけどね。あっしがヘタなだけ)
もっと速度を上げれば3速からでも加速効きそうだけど……我慢。
ちょっとだけニーグリップしてシートから少し腰を浮かして上半身の力を少し抜くと、身体の下でDTは勝手に自分の仕事をし始めました。
前後のショックも整備されているようで調子良く動いてます。
純正のタイヤは……あまりこう言うダートに向いて無いねぇ。
どちらかと言うとオンロードよりな感じ。
先ほどド姐が走っているのを見ていた時に、減速が間に合わずリアタイヤをロックさせていたので、8の時の間隔を狭くしてみました。コレならば速度が上がらずにシフトも少ないし、ちょっとは安全で曲る事に専念出来ます。
シフトも2速と3速だけで済むからクラッチの左手は楽かな。
少しお休み頂いたのでもう一度チャレンジして頂きます。
その際に、シートから腰を少し浮かす事だけをお伝え致しました。
コレで少し走り始めるとニーグリップが出来るようになるかなぁ。
狸穴:「ンじゃ、どうぞ」
ド姐:「座っちゃ駄目なのね」
狸穴:「そうです。ちょっとだけ浮かす。すぐに足が疲れる
から、そうしたら今日はお終い」
思いっきりステップの上に立ってます。
曲り始めると同時にコケた。
ズザーーーーーッ
なんとかDTを引き起こして4、5回キックして再スタート。
ド姐:「コケた」
狸穴:「大丈夫?」
ド姐:「すぐ足着けたから倒れたのはDTだけ」
狸穴:「立ち過ぎだねぇ。ンじゃ、シートに座っててもイイ
からステップに対しての外足荷重と、内足は前に出
すように地面にちょっとだけ着ける。な感じでやっ
てみましょう」
ド姐:「と言われても判らないわ」
狸穴:「ンじゃ、やってみるから見てて」
と、言ってド姐の周りをグルグル周回。
内足は膝を突っ張らずに軽く曲げながら踵が着くか着かないかで擦ります。ほとんど浮いていてたまに擦る程度。
狸穴:「こんな感じで内足は横じゃなくて前タイヤの横な感
じ。アメリカンのフォワード・コントロールみたい
に」
ド姐:「判った。やってみる」
選手交代。
なんとか足を着いて曲っております。
左回りの時だけシフトを忘れるらしく、上手く行きません。
5分程して疲れたので終了。汗だくです。
ド姐:「コレは明日筋肉痛だなぁ……」
狸穴:「あっしも久々のダートだったので同じく筋肉痛だなぁ」
ド姐:「え〜! たらう氏、ちょっとしか乗っていないのに」
狸穴:「普段まったく使わない筋肉を久々に使ったからねぇ。
多分なるよ」
ド姐:「じゃ、私はどうなるの……」
狸穴:「……もう大変でやんす、寝たきり。上半身では特に
痛くなった所が無駄に力が入っている所だと思う」
と言う事でお互い被害を最小限に喰い止めるため、呼吸が落ち着くまで休んでからストレッチ。
ストレッチするかしないかで、明日の筋肉痛はかなり緩和されるのでした。
でも、ド姐の身体はかなり硬いらしく、全然延びません。
普段は座り仕事ばかりだもんねぇ……。
狸穴:「それだけしか曲らないの?」
ド姐:「私、こんなに身体固かったかなぁ。ちょっとショッ
クかも」
狸穴:「身体固いと若くても胸も尻も垂れてくるよ」
ド姐:「……え〜!!」
狸穴:「モデルさん達、閑な時は良く柔軟体操している」
ド姐:「ショックかも……垂れてきてる?」
狸穴:「ん〜、ちょっとこの辺が」
ド姐:「マジィ〜!」
狸穴:「彼氏が出来たら困るねぇ」
真面目にビビっておりました。
まだリーンアウトも上手く出来ないし、これから大変だなぁ……。オートバイの本とか読んで頑張ってね〜。
ちょっとの練習だったが、帰りは見違えるようにDTで曲っておりました。
いつの間にか腰で曲ると言う事を覚えたらしい……教えていないのだが。
外足荷重を覚えたのかな? ちょっと、男性のような走り方になってます。
帰ってすぐに風呂に入って柔軟するそうです。
ンじゃ、バイバイ〜。
DTが来てから、あそこのドカJr.君はしばらくお休みだな。
あっしも明日は筋肉痛だなぁ……。
FZR:「マスターも、最近は少し身体が固いですわ」
狸穴:「へ? 尻垂れて来てるか」
FZR:「はい、少し。ついでにお腹も」
狸穴:「ありゃ……ンじゃ帰って改造するか。新品の身体は
高くて買えないもんね」
FZR:「改造は程々に」
皆様もお気を付けて。
特にココを読んでいるらしいカフェの娘達、若いうちから鍛えておいた方が良いと思うぞ。
得に普段の姿勢は。
って、大きなお世話か……。
ド姐 マミアナ+FZRx
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