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フロントフォーク用の新しいバネが来ていたので入れ換えた。
まずはバネのみ入れ換えて、油面やオイル自体は昨日のまま変更ナシ。
《秋水號》達が使うバネよりは少し耐久性は落ちるのだが、FZR的には問題無しなのだ。
細かい線径やレートは割愛しますが(説明するのが面倒なだけ)、デフォルトと同じ細荒比率の不等ピッチです。もう少し細かい部分を減らしても良かったかなぁ……)
簡単に言ってしまうと、現在入っているSRXモノサスのバネよりも柔らかい状態でFZR250のデフォルトのバネよりも少し固めの方向です。
FZRの前輪に掛る重量に合わせたのでした。
タイヤに合ってくれるかなぁ……。
FZR:「新しいバネですね」
狸穴:「んだ。線材も加工後充分寝かしてあるから、安定し
ているはず」
FZR:「細かなピッチの方は今までと大差無いですが、荒い
方のピッチは今までのモノよりちょっと柔らか目な
感じ……ですね」
狸穴:「この方が、FZRのフレームには合っているのだ」
FZR:「ストロークが深くなりませんか」
狸穴:「さて、どうだか……今まで入っていたモノとあまり
変わらないはずだから、それほど極端な変化は無い
予定」
FZR:「ではアジトの近所を少し走ってみましょう」
ということで、こう言う時にたまに使っている近所のS字に行ってみた。
周りに何も無いので、見晴らしも良く多少高い回転数を使っても誰も聞いていないし、交通量もほとんどないS字なのでした。
最近舗装が新しくなり、走り易いのだ。
何度かこのS字を往復して攻めてみる。
速度は30km/hから60km/hくらいまで。ギアは2速だけ。
カントが無いので、速度はこの位にしておいた方が良いのだ。
進入ラインの位置やブレーキの掛け方や、クリッピング位置などをいろいろ変えてみます。
新しいバネの入ったフォークは、FZRの車重を支えるには充分。
速度を上げてGが強く掛った時に軽く減速させても底付きはしません。ダンパーの性格がより前に出て来たかなぁ? な感じ。
30分ほどこうして走っていると、乗用車がやって来たので休憩。
人里離れた所なので、30分に一台くらいしかココを通る車はいないのでした。
タイヤを見てみると、表面だけちょっと削れてきた。でも、端の10ミリは残している。
タイヤの表面を触ってみても熱でダレるような事は無い程度の温度なので、問題無し。
ショックもこの程度では発熱する事も無いので、動きには変化無し。
実験中のフォークオイルもこの程度ではなんら変化無し。
FZR:「リアはイニシャルが上手く合えば問題無いですね。
少し硬いです」
狸穴:「だな。リアがちょっと硬い……」
FZR:「ダンピング不足も少しあるのかしら」
狸穴:「そうじゃないみたいだ。ダンピング不足というより
も、リアショックのバネの設定が合っていないのだ。
一旦帰ってもう一つレートの低いバネに換えて来よ
う」
と言う事で一度アジトに戻る。
ジャッキを噛まして、FZRのリアを上げリンクに入っているボルトを全部抜き、ショックを取出す。
雨の日も走るのでショックは泥だけだ。
リアフェンダーを少し加工して泥が掛らないようにした方が良いかなぁ。まあ、雨の日走った程度でどうこうなるような柔なショックじゃないから、このままでも良いけれど、気分の問題だからそのうちにヒマになったら、何か貼り付けることにした。
バネを外して、一段レートの低い手持ちのバネに入れ換えて再装着。
リンクの中のベアリングの潤滑用に、グリシンを用意しておけば良かったかなぁ……コレもいつかスイングアームピボットのO/Hの時についでにやることにしよう。
とりあえず、一つ柔らかいバネにしてショックの延び側圧側の減衰調整をやり直して先程のS字に戻る。
戻るまでの間、直進等での挙動や乗り心地としては、路面からの細かいショックを全部リアショックが吸収してしまい過ぎ、ちょっと妙な感じ。
まるで軽くて小さいFJ1200な感じ……。
FZR:「マスター、柔らか過ぎませんか」
狸穴:「そうかも」
途中舗道に入れてリアのOHLINSのイニシャルを少し掛け、ダンパーも圧側だけ少し抜く。
走り出してすぐに延び側のダンパーの設定も1クリックだけ抜く。
FZR:「今度は良くなった感じです」
狸穴:「横断歩道などのペイントの厚み程度は吸収してしま
うが、舗装補修の跡の段差程度は判るようになった」
FZR:「マスター、コレでわたくしのホイールが前後共マグ
ホイールだったら、もっと設定の自由度が出るので
しょうか」
狸穴:「設定の合せは逆に厳しくなるけれど、バネ下が軽く
なるとショックの反応がとてつもなく速くなり、走
る速度に関しての自由度は大きくなるね。とくに曲
っている時などGが掛っている時には」
FZR:「ホイールですかねぇ」
狸穴:「だねぇ」
FZR:「でも、お金無いですよね」
狸穴:「FZRには速い速度も要求しないし、攻めるために乗
っている訳じゃないからコレでイイのだ。もし、マ
グホイールを入れるのならば、新品でビトーさんの
所でお願いしたいけど」
実はFZRもすでに気がついているのだが、前後のホイールの重量差に少し問題があるのでした。後輪に比べて前輪が重いのだ。
今まで入っていたSRX用のバネだと、この前ホイールの重量的には問題無かったのだが、バネのレートが少し下がった事により、路面からの衝撃を受けホイールが跳ね上がる際に、その重量をバネの力で押えるにはちょっとだけ足りないだけなのだ。でも、新バネのレートはFZRの車重的には丁度合っている状態。バネ上の荷重を受けるには丁度良いがバネ下の重量に関してはちょっと足りていない感じ。
そのため、フロント側の反応速度とリア側の反応速度が微妙に違っているのでした。
幸いな事に今入っているフォークオイルの守備範囲が異様に広いので、気にしなくても良い程度のわずかな違いだけどねー。
(このデータのお影で《弐號》と《秋水號》はショックのデータが揃ったのでした)
まあ、軽微な問題なので、この動き方にあっしの乗り方を合わせてしまった方が話は早いのだ。
再度S字に着くと、男の子2名と女の子一人で、Ninja9RとNSR250RとCB400SFが来ていた。
しばらく見ていると、9RとNSR250RがS字を抜ける練習をしているようです。
CB400SFの女の子は見ているだけ。
道幅がそんなに広くはないので、彼らと同じ方向で走らないと……。
何度か往復している彼らの後ろに憑いてみる。
リアのイニシャルをもう少し掛けないと、入る時アンダーで出る時オーバーなステア……ダメだ。
もう一度イニシャルを加えて、ダンパーも圧側延び側共に1クリック上げる。
リアタイヤのエアをちょっと抜く(あとでタイヤが冷えてからエア圧メモって置かねば……)。
何度か彼らに続いて走ってみる。
少しペースを上げると、9Rには加速時以外は憑いて行けるようになった。
9Rはスロットル開けるのが遅く、また開ける量もいきなり過ぎです。もう少しブレーキ使って早目に減速すませてから、早目にスロットル開け始めれば、凄く良さそうなフォークを使っているのだから安定するのに……。
もっとも、こんな低速コーナーじゃ9Rの真価は発揮出来ないねぇ……。
NSR250Rの方は馴れているのか、安定していて無駄が無く速いです。
あたりに響くはオートバイの音。この場所も、もう使えないかなぁ。
FZRをS字出口の空き地に入れて、再度圧側のダンパーを1クリックだけ抜く。
延び側のクリックは1クリック入れる。
FZRの脚回りをいじっているとNSR250Rの男の子がやって来た。
NSRの人:「ども〜」
狸穴:「ども〜。前バネ換えたので、ちょっと設定変更」
NSRの人:「セッティングですか!」
狸穴:「そうだす。NSR、速いねぇ」
NSRの人:「そうでもないっすよ」
狸穴:「充分速いよ」
NSRの人:「2ストですから」
CBの人:「……どうしたの」
NSRの人:「この人セッティングしてるんだって。アレ……こ
のFZR、スイングアーム違いますよね……ブレ
ーキもだ」
狸穴:「これは実験台なんですよ。ココには良く来てるの
?」
NSRの人:「たまにです。俺達今日は、あの9R買ったばかり
なので練習に来ました」
狸穴:「アレも速いねぇ、いいなぁ。でもNSR250R
の方がもっと速いね」
NSRの人:「軽いっすから」
狸穴:「たしかに。最終型だ……物凄いフレームだねぇ」
NSRの人:「まだド・ノーマルっす」
と言う事でちょっとお話して試ました。
一緒に来ていた9Rは大学のお友達で、CB400SFはNSR250Rのお姉さんだそうだ。
休憩すると言うのでコースが空くから、もう一度走ってみる。
何度か往復しながら少しづつペースを上げてゆく。インに寄ったりアウトだけで走ったり、クリッピングをずらしてみたり……5速でゆっくり走ったり。
ココの平坦なコーナーではアンダーもオーバーも出なくなってきた。
外足荷重を少し抜いてハンドルに体重を掛けて走ってみても、大きく暴れなくなった。
低速だとこんな感じかなぁ……。
最後に2速全開で少しリアを流してその終息具合をみようと思ったが、FZRの出力ではこの速度だと乱暴に曲らないとタイヤに負けて全然流れません……。
あとで夜になったら三京にでも行って、もう少し速いスピードでどう動くか車線変更とかしてみよう。
と言う事でお終い。
また車が来たので先ほどの所で休憩。
彼等とまた少し話す。
CBのお姉さんが、区間タイムを測っていたそうで、結果はまだ馴れていない9Rより速かったとの事。
こう言う小さなコーナーでは、軽い方が突っ込み速度が速くて時間掛らないのだ。
9Rの人は大きなオートバイはコレが初めてだと言う事で、お礼に先程のブレーキ等のタイミングを全体的にもっと前倒しして早期に始めると良いカモ、とお伝えした。
すぐにまた9RがNSR250Rを従えて走り出した。
9Rはコーナー進入前に減速を終えるようになり、排気量を使えるようななったようで安定し始めた。
CBのお姉さんに訊いてみたら、
CBの人:「先程よりも1秒ちょっと速くなってます」
との事。
ギクシャクしなくなったので見ていてもちょっと安心。
でも、NSR250Rの方がもっと速いらしく、つつかれておりましたが……。程々にガンバレ〜。
夜になって三京に行ってみた。
用賀の三京入口の進入路のアウト側車線で少しGを掛けてみたが、ショック的にはコレで良いのかなぁ……。
今まで80km/hから上の速度が丁度良い状態だったモノを、40km/hくらいからでも合うように前後のショックを低速側に振ってしまったので、速度が上がると許容範囲にいられるかどうなるのか判らなかったが、コレと言って問題も無かったのでこれでよい事にする。
FZR:「わたくしはそんなに速く走りませんから、マスター
が普段街中で使っている40km/h近辺で乗り易
くなった方がよろしいのですよね」
狸穴:「んだ。コレでイイのだ」
FZR:「ブレーキを少しキツめに掛ける時に、ちょっと沈み
過ぎる傾向が出て来たようですが、大丈夫ですか」
狸穴:「油面を少し上げてみるよ。多分それで問題無いと思
う」
もう少しだけ、前バネにイニシャル掛けても良いかも……。
コレを元にデータをコンバートすれば、《弐號》の基本的な脚回りのデータになるのだ。《弐號》は基本的にはFZRxと近い関係にあるのでした。
何も無い所からFZRxのように造り上げると、ど・エラくお金が掛るので、まずはFZRxでいけない状況を洗い出す実験なのでした。(そのためにFZRxがいるようなモノ……可哀想ですね〜>FZR)
保土ヶ谷Pに着いてみると、今日はご近所のはんちょさんはおられませんでした。誰もいない。
施設前のベンチで一休みしていると、にゃむさんのお弟子さんが蕎麦屋の前でさまっておられました。
こちらに気が付いて、しばし談笑。でも、そろそろ最終色校が上がって来るのでそのチェックにそろそろ都内に戻らねば……。
昼間は暖かかったが、夜になってから結構気温が下がります。
この季節の寒暖差を、ちょっとなめていたかも……オーバーパンツを穿いて来なかった。
帰りは80km/h以下で暖かく帰ろう。
帰り掛けに、FZR250R(ピンク色)のぎゅうさんも発見。
FZR:「ぎゅうさん、お久しぶりです〜」
ぎゅう:「あらFZR、もう帰っちゃうの」
FZR:「はい。これからマスターのお仕事が一つ入っており
ますので、残念ですが……」
ぎゅう:「じゃ、またね〜」
FZR:「はい。ではまた〜」
狸穴:「ではまた〜」
黄色が跳ぶことも無く、色校はOKでした。コピー&表のサイズや位置も問題無しで、無事終了〜。
このギャラいつ出るのかなぁ……早いとイイなぁ。タイヤが換えられるのだ。
でもタイヤを換えたら、また設定を変えないと……。(趣味ですから……)
しかし夜はまだ寒かった……。
早く夏が来ないかなぁ。
NSR250R・CB400SFの人々 ぎゅう嬢
マミアナ+FZRx
今日はたくさんだなぁ。
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