Vol.261 国際モーターサイクルアフターパーツ産業展 2002-02-03


 昨日はお仕事ではなく、ただリサーチのために「国際モーターサイクルアフターパーツ産業展」に行って来た。
 様々なオートバイ用の社外パーツが展示されておりました。
 感想を一言で言ってしまうと、『オートバイは、お金と時間と手間が掛る』なのだ。
 最近のオートバイはとても良く出来ていて、パッと新車を買うだけで充分良いモノが買えるのだが、それでも我慢出来ないで更に広範囲にわたり、機能で上等なパーツに換装することが出来るようになっているらしい……。
 昔も今も我慢出来ない人は変わらないのである。
 もっとも、車種によっては良く出来ているモノをわざわざコストを掛けて、能後退させているモノも何台かありましたが。

FZR:「マスターは何が一番気になりましたか」
狸穴:「……あるショップの伯爵(MV AGUSTA F4)
FZR:「凄かったですね〜」
狸穴:「いろいろ考えてしまうよ〜」
FZR:「同じオートバイなのに、それぞれ考え方が違って面
    白いですね」
狸穴:「アレらはみな人間の脳から出て来た産物なんだよね
    ぇ……部品を見るとその人間の思考や、センスの高
    低や悩んだ跡とか、自信がある部分とかがハッキリ
    判る。絵や写真を仕上げるのと同じなのだ。一番近
    いのは彫刻的なセンスかな。恐いねぇ」
FZR:「乗ってみるともっと良く判りますわ」
狸穴:「まったくで。でも乗る側だってそれを理解出来る感
    性や、技術的なレベルが足りなければそのオートバ
    イの入口近辺しか理解出来ないねぇ。だから面白い
    のだけど」
FZR:「わたくし達オートバイにもそのあたりは色々と事情が
    ありまして、すぐに全部を曝け出してしまうモノや、
    何層にもプロテクトをして、中々核心をライダーに
    お見せしないモノもおりますわ」
狸穴:「ふ〜ん。ンじゃFZRは」
FZR:「わたくしは……マスターがかなりいじってしまって
    ますので、本来はとても素直だったのですが、核心
    に至るまでに大きなトラップが2個ほどありますわ。
    コレ以上は恥ずかしいのでココでは申し上げられま
    せん」

 オートバイと言う形の乗物なのだが、その内容は多岐にわたるのでした。
 たまにこうして凄いモノを見ておくと、何かとヒントになり影響を受けたりそれをまた違った形でフィードバック出来たりするのでした。
 あの手の仕事をしていた時は、自分の造ったモノより上等なモノを見ると、商売の絡みもあり自己保身になって『自分の方がよい』と思い込みたくなっていた時期もあったが、今は全く違う観点からそれらの作品を見ることが出来、自分の嗜好をいくらでも変えられるので、どれを見てもとても何らかの良い勉強になるのでした。
 大切なのは気持ちなのだ。
 今回注目して見たモノは、普通のモノを更に何歩も突っ込んで考えて仕上げて来たモノばかりだったので、いくつかのブースではアリガタイお話を聴けたような気がしました。

FZR:「今回の伯爵様とは、お話が出来ましたか」
狸穴:「少し出来たよ」
FZR:「以前にマスターがお乗りになった、◎様の所の伯爵
    様とは違いましたか」
狸穴:「違ったみたい。でも何度か原形に触れているので理
    解出来たよ〜」
FZR:「良かったですね」
狸穴:「あはは、色々ね」
FZR:「マスターの助平が、はみ出していますよ」
狸穴:「おっと……」

 その他には、ジャケット型エアバッグhit−air(欲しいぞ)(編註:私も体験させてもらいました。かなりいいものです)とか、時間貸しのサンドブラスト屋さん(自分でする)とか振動を吸収する金属等がございました。
 いろんなモノがオートバイに付帯するようになったんだねぇ……。
 比較的小さな規模のイベントでしたので、来場客も出展者も少なく会場はガランとしておりましたが、そのぶん見易くて良かったです。

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