Vol.257 今冬 2002-01-25


 今年の冬は去年と比べて街を行くオートバイが多い。
 降雨量が少ないから多く見掛けるのか、それとも経済状況があまり良くないのでランニングコストの掛かる自動車を買い増したりする人がオートバイに流れて来ているのか……。
 たまにならありがたいのだが、時間貸し駐車場だって毎日使えばかなり掛るもんねぇ……(車ばかり使っていた時期は、一日で何回も駐禁切られたり、一月の出先で使う駐車関係代だけでも30000円を越えたり)。
 自動車にはオマケで渋滞はデフォルトで設定されている。
 電車に乗せて頂くのも良いけれど、終電や乗り継ぎ等の細かな事で不便も生じる。
 普段から飲酒を必要としないあっしの場合はオートバイが一番便利なのでした。
 なので、普段からオートバイです。

FZR:「マスター、今年はあまり『寒い〜寒い』って言いま
    せんね」
狸穴:「去年までとは違うのだ」
FZR:「耐寒機能を換装したのですか」
狸穴:「いや。去年のままだけど、でも2日に一度くらいの
    割合で深夜に5kmくらい散歩に出ているのだ」(
    5kmというのは最初だけで最近は2km位かなぁ
    ……)
FZR:「あ……深夜にわたくしのPに見回りに来る前ですね」
狸穴:「んだ。そのお影で末端の毛細血管を含めた循環器系
    を強化出来たらしく、体温の温度偏差が少なくなっ
    たのだ」
FZR:「大きく違いますか」
狸穴:「速歩きをするだけで、かなり違うみたいだよ」
FZR:「わたくしに乗って移動する時もその効果は現れます
    か」
狸穴:「ちょっとだけ。さすがにオートバイで走っている時
    には、空気の流れが速い状況下なので、しっかり防
    寒していないと寒い」
FZR:「良かったですね」

 まあ相変わらず寒さには弱いが、何はともあれ血流改善の結果、前回の冬よりも少しは暖かく過せるようになったのでした。

 先日来あっしの周りで事故に遭う方が多かったり……、まるで風邪のような感染力です。
 永らくあっしも事故に遭っていなかったが、都内の某交差点で大きな身体の大学生の痴話喧嘩に巻き込まれて、当った。
 あっしも兄ちゃんも大した事はないのだが、原因がその大学生の兄ちゃんと彼女の別れ話に起因。彼女が兄ちゃんを車道に向けて突き飛ばしたのだ。
 現場から逃げようとした女の子を呼び留めてなんでそうなったのかを訊くと……、

彼女:「だって好きだって言ってくれないんだもん!!!」

 協議の結果、『なん〜も無かった』と言う事になり(彼女が罪を負うからだそうだ)こちらの連絡先だけ渡して

狸穴:「痛むようなら、事故証明とるからすぐに連絡くれ〜」

 と言う事でおしまい。
 その後、数日経ちましたが連絡は無し。
 いくらなんでも、他に彼女がいたって好きだって言ってくれなくても、車道に彼氏を突き飛ばすのは止めて頂きたいなぁ。
 FZRが10トン車じゃなくて良かったねぇ〜。

 街行く人の表情をじっと見ていると、世相がうかがえて10年前と比べると非常に暗い寒々しい表情をしております……。
 全体的に着ている物もグレイトーンな感じが多いし、皆辛いのだ。
 何かを狙ってギラギラした目を持った人が皆無です。みんな流れて行くのが上手になりインスタントな目になってます。
 ジッと耐え嵐をやり過ごすため、苔むし痩せさらばえた死期を待つインディアンの長老みたいな目です〜。
 どうせ一回しか生きないのだ、細かい事でも人に余り迷惑の掛らないように好きに楽しんだ方が得なのだ。(生きてりゃ多少迷惑は掛るけどね〜)

彼女 マミアナ+FZRx

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