Vol.239 排気管(気にし過ぎ……) 2001-11-27


 FZRにはデフォルトの排気管が(一部加工してあるが)そのまま付けられている。
 音がうるさくなると暖機出来なくて困るので、消音器はいじっていないのでした。
 デフォルトの良いところは、低速トルクも一応、確保出来ます。
 あまり細かい事を書くと「ムズカシ過ぎる」と言われるかな。
 でも、今のFZRは少し排気管の容量が足りなくて、10000rpm以上では音も大きくなるしパワーも出ていません。更に困った事に、4速以上では16000rpmを越えて回らなくなって来ました……。
 煙突が詰って、規定量の新気が吸えなくてエンジンに負担が掛り、効率が悪くなって来ているのでした。このままではFZR婆さんは呼吸困難を呈してしまいます。
 なんとか静かで詰まることの無い、エンジンに負担の掛らない適当な軽い排気管を安価に造れないモノか……と思案。(贅沢……)
 本当は先日FZROC関東地区の専任メカ長である八重さんのいるお店が、one offで造った排気管を買ってみようかなぁ。とも思ったのですが、お金が無い。(それ以前にモノが無いらしい)りぃX氏のリポートによると、400用だったらしいが250Rに付けても全域で調子良いそうだ。
 で、思案は続くのでした。(多分、いつかはタロ〜管になる予定)

FZR:「わたくしの排気管は、もうすでにかなりのカーボン
    が溜まって、更に容積が少なくなっているのですね」
狸穴:「んだ」
FZR:「EXパイプの部分も、下のEXUPユニットの手前
    はかなり溜まり始めています」
狸穴:「そうなんだよなぁ……削り落としても走行距離が多
    いから、1年くらいですぐに溜まる。どうせならカ
    ーボンの代わりにお金が貯るととイイんだけどねぇ」
FZR:「EXパイプの管長が短いからでしょうか……」
狸穴:「ソレもあるね。設計の段階でカーボンが溜まる事を
    考えていなかったのかなぁ……」
FZR:「わたくし用の口座にお金があれば、その部分も軽い
    チタンパイプで少し今より内径の大きい長めの管を
    造って頂けるのでしょうか」
狸穴:「だな。そうすればエンジン的には少し楽になる。E
    XUPのバルブ部分を、少しエンジンから離したい
    のだ」
FZR:「先日八重様がおっしゃっていた、わたくしの一つ前
    の妄想回路(EXUP)が憑いていないFZR25
    0の、排気管の集合部が後の方にある、と言うこと
    と同じでしょうか」
狸穴:「そうなのだ。ただしEXUPのバルブ部分が離れ、
    更にEXパイプ自体の口径が上がり長くなると、増
    えた容積の分に対して、排圧コントロールしている
    EXUPのタイミングとキャブは口径も含めて全面
    変更される事になる……」
FZR:「そのあたりの制御は大変そうですね……また谷博士
    お願いしなくては」
狸穴:「そうなんだよなぁ……でもそうなるととても高いモ
    ノになるし、テスト期間も長くなる」
FZR:「《弐號》さんも秋水様もお待ちですから、わたくし
    はそのあとでも構いませんけど」
狸穴:「んじゃそうするか……しばらくはキャブも全開にな
    らないままだし、排気もつまっているが……」
FZR:「止むを得ませんわ。もっとも普段から高回転域なん
    てほとんど使いませんしね」

 と言う事で、せめて溜まったカーボンをほじくり出して、14000rpmを上限として堪え忍ぶ事になったのでした。
 最近はすっかり荷物を搬送する事が多くなったので、それでも充分なのだ。
 が、あまりに不憫なのでガソリンだけはshellのハイオクを入れます。
 たまにハイオクタンのガソリンを入れるのだが、FZRにハイオクを入れると、とてもエンジンは調子良く回るようになります。
 アイドリングも完全に安定し、全開転域で一回りトルクが上がります。
 加速も良くなるのでした。
 実は微かにですが、5000rpmあたりまでの低い回転域では、ノッキングを起こしていたりしていたのでした。
 そのため、燃焼が駆動系に対してわずかに振動を起こし、ミッションの動きを少し邪魔していたり、加速の度にクラッチに負担をかけていたりしていたのでした。
 ハイオクが入っている時は振動が無くなるのか、ミッションの動きも非常によいです。
 ほんの些細な違いなのですが、このあたりが良くなって来ると走り方も変わってしまいます。
 交差点を曲がる時や、細い道路でのUターンの際など、出力が安定するのでバンク角が深くなっております。
 車体の軽くて小さいFZRは、こう言う些細な事が走り方に大きく反映されてしまう、全くゲンキンなオートバイなのでした。

FZR:「わたくしにいつもハイオクガソリンを入れて頂けれ
    ば、調子は良いのですよ」
狸穴:「FZRは以前のヘッドの調整の際に、かなり酷くオ
    クタン価の低下した土地に行っても壊れずに走れる
    ようにピストンヘッドとか、バルブ周りを構成する
    燃焼室形状をわずかに変えているのだが……」
FZR:「それでも良いガソリンが入れば、それなりに良くな
    るのでした」
狸穴:「んじゃ、もっと頻繁にハイオクタンガソリンを入れ
    る事にするか……金掛かるなぁ」
FZR:「申し訳ございません」
狸穴:「ま、レギュラーガスでも充分なのだが、ハイオクタ
    ンガスを楽しむのも良いかもね」

 いずれにしろ、ハイオクタンガソリンの方が排気管には優しいのだ。ちょっとキャブを薄目に合わせ直してみるかな……。

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