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NS400R改《秋水號》の改装を始める準備を始めました。
今回は、主に前後の脚回りの改装。
秋水も御多聞に漏れず昔のオートバイなのでタイヤが細く、タイヤ交換の際にはタイヤの選択範囲が極端に少ない車種になってしまいました。
おまけに、バイアスタイヤなのだ。
今回はラジアル・タイヤで、選択範囲の一番自由なサイズに変更させる事にした。
ホンダな秋水ですから、どうせ変えるならば同じホンダの他機種からパーツを移植と言うことに致します。(本当は社外のマグ/カーボンなホイールとか、YZR500用のフォークでも構わないのだが……軽いけど扱いが大変で高いのだ)
なるべく性格や車重の近い設定幅の広い(広くできる可能性の残されている)モノからパーツを選びます。
このパーツの選択の段階で間違うと、後々まで調整・乗車の際に点をつかねばならないような大変な苦労が憑いて廻ります。
でも、フレームの能力や取り付け角度の初期設定の問題、タイヤのバイアスからラジアルへの変更……等々々……全部が上手く行く様に合せてやらないと乗り難く危険になります。
80年代中期の設計の鉄フレームなFZRですら、散々苦労させられたのだ。(お影でそれ以前のデータも全部昇華出来た。キャスター/トレイルとフォークやアームの変動速度の関係とフレーム強度及び特性のあり方等など……)
今までなるべくオリジナルなNS400Rの外観デザイン及びサイズを保持する方向で改装を重ねて来たのだが、中尉の要求する走り方を達成するには現状では難しくなったので、敢えて外見が変わる内容になるフロント・リア共の脚回りを総入れ換え……。
フロント周りはセッティングの出し易いと想定される、オーソドックスな仕組みのCB400Super Fourから41φフォークとホイールをいただき、リア廻りは'88 NSR250からアーム、'89から17inホイールをいただく事になった。
フロント周りの設定は……その内秋水のページにチョット難しい形で表現される可能性あり、と言う事でココでは割愛。
秋水のリアには幸いにしてOHLINSがすでに入っているので、筒体内部の『基本設定を変更』する事により、タイヤの特性とフレームの特性の関係を考慮の上、フロントと兼ね合わせてセッティングの幅の中心に来るように再設定して組む事が出来る。
走行時の反応の仕方や反応速度の違うバイアス・タイヤからラジアル・タイヤへの変更の際に一番難儀するのが、タイヤに合わせた設定の変更なのでした。
この結果は、中尉が走ってレポートしてくれるでそう。
本来なら、フレームもラジアル・タイヤに合ったモノに換えてしまいたいのだが……そこまでやるとNS400Rではなくなってしまうので却下。
予算もありません。
FZRやFZR600x、《弐號》、その他で色々やったデータがまた必要になるのでした。が、《秋水號》はそう簡単に先へは進ませてくれないフレームをお持ちなようです。
アルミフレーム黎明期なので、前後の脚を変更するとエラく処理に困る応力が掛かる当時のレーシングマシンのような矛盾を抱えた、過敏なフレームだったりします。
ついでに2サイクルエンジンで……トルクがデカイです。チャンバーもフレーム内部で暴れ捲ってます。
FZR:「マスター、秋水様もラジアル・タイヤですね」
狸穴:「んだ。結構難儀しそう」
FZR:「わたくしの時よりも?」
狸穴:「秋水は全長が短いし、アルミのフレームだし、フロ
ントが重たいし2サイクルで、キャスターもかなり
寝ているのだ。ついでにデフォルトベースのチャン
バーが重たくてマスが集中していない……コレでタ
イヤのサイズと構造が変わるから、変更後の車体の動
き方(曲がり方)が大きく変わるとなると大変なんだ
よ」
FZR:「車体の造り直しですねぇ……パーツを付け替えるだ
けでは駄目なのですか」
狸穴:「んだ」
FZR:「わたくしのデータからは使えるものがありますでし
ょうか」
狸穴:「今のFZRからはステム廻りの寸法を上手に頂けそ
うだ」
FZR:「わたくしのステム廻りですか……秋水様もステム長
が短いですものね」
狸穴:「ま、ここであまり詳しく書いてしまうと《秋水號》
のページで書くネタが無くなってしまうので、フロ
ント周りはこの辺まで。あとは内緒だ」
改装の際に中尉の手配により用意されている各パーツの寸法と、現在の《秋水號》の寸法を比べてみると、最近のオートバイがとても反応良く安定性能も上がっている事が判ります。
技術の進歩は凄いのだ。
フレームにも一部、手を入れないと駄目みたいだなぁ……。
ある種のグレードのオートバイがやっているステム角度やスイングアーム・ピボット位置を可変出来る実験機構が欲しいです。
あると便利だなぁ。
とか夢のような事を言っていてもらちが明かないので、なるべく自由度をたくさん採った方向で思案開始〜。
秋水:(自分は一体、どうなるのだろうか……不安〜)
狸穴:「みんな初めは不安と奇態……じゃなかった期待が入
り交じるのだ」
FZR:「マスターもまだ全部のデータ拾って無いので判らな
いんですよ。最終的には走らせて合わせてゆく事に
なるんじゃないかと思います」
秋水:「マジっすか」
狸穴:「その短い改装期間の間に、NS400R改マスター
の中尉の乗り方を根本から設定変更せねば……今ま
で適当に逃げていたリアタイヤの出力伝達が、進退
共に逃げる事なく伝わってしまうので、パカッと開
けてしまう中尉の乗り方だと、次期NS400Rx
では難アリなのだった。FZR、クラッチの強度を
限界まで落としてから中尉の再設定に行く?」
FZR:「ヤです」
狸穴:「そうか……どなたか奇特な方で中尉の為に、4st
/90〜200cc単気筒レーサーで、当時モノそ
のままの減って硬化した極細タイヤを履いている、
エンジンブレーキ絶対禁止な補修部品ナシのガラス
製クラッチ装備のオートバイをくれる方はおられま
せんでしょうか。出来れば筑波で鍛えてくれる方が
イイです」
FZR:「破壊王な中尉を筑波サーキットで矯正するために、
必要だそうです。お願いします〜」
秋水 マミアナ+FZRx
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