いつもお世話になっているスタジヲの近所のカフエに、ココのページを読んであっしとFZRxの正体がバレてしまっている女の子がいる。
アルバイトの店員かと思っていたのだが、そうではなく雇われマネージャーでエライんだそうだ。
年は22才。いつでもマッタリしてる雰囲気だけは二人前です。3世かな?
この娘が、先日彼氏に選んで貰ってGSX−R250Rと言う黒いオートバイを買ったらしい。
娘 :「FZR、乗ってますか」
狸穴:「今日も乗って来てるよ、スタジヲの奥の駐車場に停
めてある」
娘 :「FZRと同じようなオートバイ買ったんだ。中古の
GSX−R250R黒色」
狸穴:「へ? 免許いつ買ったの」
娘 :「先週取れた。これこれ」
いつの間にか免許獲ったのだ。写真は免許屋さんの酷い写真だった。
住所は……へえ、シロガネーゼか。
狸穴:「調子良い?」
娘 :「私と同じで、朝のかかりが悪い」
狸穴:「かかりが悪いのか……走行距離は」
娘 :「3000Kmくらい」
狸穴:「んじゃ、キャブ掃除だなぁ」
娘 :「それを掃除すれば良くなるかなぁ」
狸穴:「なるんじゃない。足付き性は良いだろう」
娘 :「大丈夫みたい、でも右側に一度倒れた」
狸穴:「んじゃいつかツーリングに行こう〜」
娘 :「その前にキャブ掃除しないと。でもキャブって何?」
キャブレターの事を知らなくても免許は取れるのだ。
普通の人はキャブと言われても全く判っていないのだな……。
娘 :「狸穴さんのページ何度読んでも私には解らないこと
が多い。難しいよ」
狸穴:「こりゃまた失礼……」
娘 :「もっと判り易く書いてくれないかなぁ。彼氏が説明
してくれてたけど、すぐに忘れるわ」
狸穴:「善処致します」
この娘の彼氏もオートバイに乗るのだ。たしか、イナズマに乗っていたっけ。
狸穴:「キャブと言うのは、エンジンを動かすのに必要な燃
料のガソリンと空気を混ぜて、丁度良い量をエンジ
ンに送る機械なのだ」
娘 :「むずかしい」
狸穴:「コーヒーに砂糖入れて飲むだろ、アレと同じ。砂糖
が濃過ぎると不味くなるし、薄くても不味い。丁度
良い量ってのが人によって決まってる」
娘 :「なんとなく解った。で、キャブが甘過ぎるの?」
狸穴:「エンジンって奴はな、冷えている時は甘過ぎな位の
モノを要求するんだ」
娘 :「疲れた人と同じだね」
狸穴:「ところで、チョークって知ってるか?」
娘 :「なにそれ。先生が投げる奴?」
狸穴:「……違う。チョークってのはエンジンが冷えている
寒い時などに使う装置なのだ」
娘 :「そんな便利なモノ、無いよGSX−Rには」
狸穴:「あるよ……」
娘 :「あったかなぁ」
狸穴:「オートバイ受け取る時に、お店から使い方の説明受
けなかった?」
娘 :「……全然」
狸穴:「ひでー店だなぁ」
娘 :「聴いても判らないもん」
狸穴:「ん〜そうだよなぁ」
娘 :「そう言う人のためにも、狸穴さんのページはもっと
判り易く書いた方が良いと思うぞ」
狸穴:「…………」(こりゃ、大変なリクエストだなぁ)
娘 :「後で女の子の友達が来るから、その子達にも説明
してよ。RZ250とVTR250だよ」
狸穴:「誰か詳しい奴はいないのか」
娘 :「彼氏達の言うことも難しいから解らない」
狸穴:「あちゃ〜、んじゃページで少し書いてみるよ。上手
く書けるかどうか判らんが」
と言う事で、チョークの説明です。
チョークは、冷えている時のエンジンの始動の際に使います。
チョークの操作部は大抵オートバイのタンクの下左側とか、左ハンドルスイッチの近くとか、車体に左側のフレームとカウルの間に『チョーク』と書いたレバーだったり、ノブだったり、が付いてます。
それを引っ張ってからセルを少し回すと、冷えているエンジンが掛かりやすくなります。
引っ張る量は個体により違うから、何度かやってみて自分のオートバイが一番掛かりやすい位置をためして下さい。
普段のアイドリングよりも少しうるさく『ガー』とエンジンが掛かったら、30秒ほどでチョークをゆっくり元に戻します。
普通にアイドリングするようになったら、その状態で夏ならば3分ほど冬ならば5分ほどアイドリングさせて置きます。
暖機運転と言う奴です。
毎回こうして暖機運転していると大切なエンジンが長持ちします。
エンジンは冷えている時に無理やり回すと早く減ります。
この3分〜5分の間に、タイヤの空気は入っているか、前後のライトは点いているか、ウインカーは全部作動するか、ブレーキを握ったり踏んだりしてブレーキ灯は点くか、バックミラーはちゃんと見えるようになっているか等々を点検したりします。
大事なのは、チョークを戻し忘れて走り出してしまうとエンジンの調子が悪くなります。
走り出す時には必ずチョークを元に戻してから走りましょう。
チョークを使っても掛からなかったり、チョークレバーを戻してすぐにエンジンが止まってしまうオートバイは、キャブレターの調整が合っていないか、エンジン本体が減ってしまっています。
すぐにオートバイ屋さんへ行って『掛かりが悪いので同調をとって、スローの調整もして下さい。急ぎませんのでしっかりと』と言ってみましょう。
お店に持っていって、『そんな事もしらねーねのか、ダメだなぁ』と言って終わってしまうお店は駄目なのですぐに違う店へ。
燃料が入っていないのは、自分の責任です。
次は燃料コックと航続距離の説明かなぁ……。
チョークの使い方は大体このくらいで判ってくれたかなぁ。
判らなかったらまた訊いてね。
FZR:「初心者の人は始動だけでも凄〜く大変なんですよ」
狸穴:「そうみたいねぇ……」
FZR:「みなさま頑張って下さい」
カフエ娘 マミアナ+FZRx
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