Vol.222 わたくし達の部品(FZRx) 2001-10-17


 皆様、いつもお訪ね頂きありがとうございます。FZRxです。
 今日わたくしのマスター狸穴は、お仕事で千葉県の九十九里浜の方へ行っているのでした。

 わたくしではマスターのお仕事用の機材を運びきれないし今日は雨なので、アジトPにてお休み。つまり閑です。
 雨が降っているのに海まで行ってマスターは何をしているのでしょうか……。
 そう言えばゼファーさんのエンジンも九十九里浜の方でした。
 帰りに寄って、直して来るのでしょうか。
 ゼファーさんは40000Kmを走り、減ったエンジンのオーバーホールをしているのでした。(イイなぁ)
 空冷の400ccの4発エンジンは、平均してこのくらいの距離でシリンダーが減リ始めるらしいです。
 エンジン的に一番苦しい都内での運行を主にした《ディバージョン改》さんも、壊れる前にメンテと言う事で点検した際の走行距離は40000キロに近い距離でした。

 わたくしの水冷なIL4/250ccなエンジン様も50000Km、どのくらいまで保つのでしょう?
 先日予備のエンジンをサンタ様から譲って頂いた事で、そのエンジンをO/Hしてストックして置き、当初は50000Kmになったら一度O/Hする予定だった現在わたくしが使っているエンジンは、そのまま使い続けてどのくらいまで保つか検証する事にしたようです。(今のところは全然問題無いんですけどね)
 マスターが今まで触って来た、普通に使われているわたくしと同じエンジンの、FZR250では、早い人で15000KmでO/Hされるモノもあったようです。逆に負荷をあまり駆けないで乗られたFZR250では、13万Kmも走った剛の者もいらっしゃるとか……。凄いですね。わたくしでは無理そうです。
 でも13万Km走った後のそのFZR250は、エンジンもスカスカになり車体も可動部分は全部駄目になっていたとか。

 いつも連れて行って頂くエンジン屋さんには、くたびれ果てたエンジン様がたくさんいらっしゃってます。
 先日お見かけしたのは、Z1000RさんとFZR750さんと、ナロー時代のカレラさんのエンジンでした。
 Z1000Rさんのエンジンは腰上のシリンダーとヘッドのO/H。
 #1#4のシリンダーが焼き付いていました。エンジン屋さんが点検してみると、シリンダーヘッドもさる事ながら、シリンダーブロックの方が真中を中心に反り上がってしまっていたそうです。
 マスターもこのエンジンを積んだオートバイを、お店をやっていた時にはアメリカからたくさん輸入してO/Hを済ませて売っていたそうですが、この現象はたまにあったとの事。持病のようです。
 FZR750のエンジンはミッションの故障だそうで、クラッチと2速のギアが壊れてしまっており、走行距離も8万Kmを越えピストンやバルブも減って来ていたので、内臓するベアリング全部と共に全〜部換える事にしたそうです。
 ついでに、クラッチハウジングの肉抜きをマスターがやっておりました。
 そう言えば……FZR600xさんのクラッチハウジングにも同じ事をしていたような……。(そのせいで……わたくしのも次回!)
 マスターは何に使うつもりか、このエンジンの中古のクランクシャフトを欲しがっておりました。わたくしには大き過ぎて入りませんわ。
 でもそのクランクシャフトは全然狂っておらず、軸受とコンロッドのメタルを全部交換して再使用。マスター、残念でしたね。
 カレラさんは、22万Kmを走りエンジン・駆動系・オイルライン・ガラス等・車体各部の修理・交換だそうで、こう言う状態をレストアと言うそうです。
 新しい部品をたくさん用意して、車体のちぎれている部分も熔接したり造り直したりして再構成されるそうです。
 新車を造るよりも大変なんだそうです。
 70年代前中期の古い自動車なのに部品は全部揃うとか……イイなぁ。
 うちの944turboさんのミッションとガラスと右ミラーはいつ直すのかしら。

 皆様のオートバイの部品も、わたくし同様使えば減ります。
 わたくし達は少しくらい備品が減っても文句も言わず頑張って各マスターのために走り続けますが、減るにも限度があります。
 たまには正確なオートバイ修理技術を持つオートバイ屋さんの所でメンテナンスを受けなければなりません。
 正確な修理技術を持つオートバイ屋さんは、そのお店でレースをしている所に多いそうです。
 数あるオートバイ屋さんの中には小数ですが、エンジンの腰上を開けての修理でさえしばらくやった事の無いお店もあるそうで、そう言う所へ連れて行かれても「多少音が出ていてもまだ動いているんでしょ。オイル交換で直るよ〜」と言われて何もしてくれない所もあるようです。
 そう言うお店はマイクロメーターも持っていないそうですから、そういう必要な測定器機の有無を確認してからの方がよろしいようです。

 レース屋さんの次にわたくし達にとってありがたいお店は、各メーカーの専門店。
 かつての、わたくしで言えばYSPと言う所です。
 全国にあり、メーカーがある程度技術を供与しているので、とても頼もしい所です。
 メーカー色が出るためか、同じ車種を多く扱う事が多いので、多量なデータを揃えていてくれます。
 修理の際も車種によりどこが始めに壊れるか、こう言う走り方をしているとこのこの車種はこう壊れる、電装系ではココが弱い、このレベルの事故ならばフレームも修整して直す事が出来るぞ。
 などなどのデフォルト状態を基準とした修理がお得意のようです。

 修理にだして頂くと、わたくし達はそれなりにお金が掛かってしまいますが、それ以上にわたくし達は良く働きます。

 わたくしの場合は……マスター狸穴ですからエラクいい加減な時もありますし、『実験用FZRで破壊推移の状態を確認したいので、このままで壊れるまで使う』等と恐ろしい事もあります。
 今も最終駆動系である、後のスプロケットハブの乗っているベアリング・カラーの耐久実験をされております。
 報奨として修理の時には前後ホイールのベアリングとアクスルシャフトと、スイングアームピボットと、ステアリングステムのベアリングを新品に換えて頂けるとの言質は得ておりますが……たしかコレは走行距離が来れば壊れていなくても交換して頂ける筈だったような……。
 でも、ありがたいのでした。

FZRx

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