Vol.220 あとチョットで逝けたのに〜 2001-10-09


 世の中、テロも起こるは、訳判らん理由で簡単に殺されるは、チェーンも簡単に延びるようになるわで、大変でございます。
 ここのところ、至極平和でありがたいです。
 FZRとあっしは相変わらずお金は無いけど(生活ごときのために無理して働くような事はしないのだ……もう決めたのだ)毎日それなりに楽しく暮らしております。
 が、久々にlevel.8の危機に遭遇〜。路上は辛いのだ。

 いつものように祁門氏の所へチョットよってからの帰路、連休明けの不思議に空いた道路を左側車線で走っていたら……。

FZR:「マスター、赤信号ですね。いつもココは引っ掛らな
    いのに」
狸穴:「珍しいねぇ……」
FZR:「今日は交通の流れが空いていて速度はいつもより2
    割増しくらいですから、タイミングがズレたのでは
    ?」
狸穴:「そか。んじゃ信号も頑張っているし、後方の自動車
    とも充分距離はあるから停まってやるか」
FZR:「はい、全然余裕で停まれます」

 と言う事で、減速開始。
 FZR600xで走っていた時にも、たしかココで何回か引っ掛ったっけ。
 ちょっと右側によった状態で停止線に合わせて止まろうとしたていたら、

FZR:「マスター!! 後の車は赤信号に気がついてません。
    来ます」
狸穴:「ありゃ〜凄い勢いで突っ込んでいらっしゃる……あ
    れじゃ停まれないねぇ、テロリストかなぁ」
FZR:「……迎撃しますか」
狸穴:「残念ながら今日はトラクタービームも迎撃装備も積
    んで来て無いぞ……困ったぁ」
FZR:「ココにいては当ります」
狸穴:「判ってる……たまには当っちまおうか」

 そうこうしているうちに、後続の自動車はやっと赤信号に気が付いたのか4輪ともロックさせてアウト側の縁石にホイールをこすりつけながら急減速をしております。
 ありゃ〜大変そうです。
 昔〜アルバイトでショッカーを演じていた時、大抵の自動車がその質量で、ロックした状態でどのくらいで止まれるか大体判っていたので、この状況はFZRに当ること必至な事に気が付いた。
 でも、当るとしてもその時にはかなり減速されているから、残念ながらこれではFZRのサブ・フレームと外装が少し歪む・削れる程度で、あっしは5、6m飛ばされるくらいで大きくは壊れません。

狸穴:「先程からロックさせ続けだもんね、アレじゃコント
    ロール出来んな。運転下手なのか……自動車もアン
    チスッキッド付いていない古い中古車みたいだし、
    お金無さそうだもんねぇ……事故っても弁済能力無
    かったりだと厄介で困るから避けた方が良いか」
FZR:「はい。今ギアも1stに入ってますし、わたくしも
    壊れるのは気が進みません」

 と言う事で、2mほど右前の停止線を越えた所の空いた空間にFZRを出して停めた。
 自動車はFZRが先程までいた所でやっと停止。
 タイヤをロックさせ続けていたため、FZRの廻りは一瞬その自動車のタイヤが焦げた白い霧の中。
 ゴムが溶けた匂いで酷いです(ゲ〜、ゴホゴホ)。パッドのアスベストも吸っているかなぁ……ロックしてたからそんなにパッドは減って無いか。
 マスク、買わんと……。
 ドライバーをミラー越しに見るとタイヤと一緒に表情もロックしているようです。
 自動車は急停止で止まってしまったエンジンを再始動して、一息。

FZR:「避けてあげたのに一言も無いなんて、失礼ですわ」
狸穴:「ドライバーもビックリしているみたいだし、たぶん
    居眠りしてたのだな」
FZR:「そうかも知れませんね」
狸穴:「いずれにしても、残念ながら俺達ゃまだ無事なよう
    だ」
FZR:「今日はチェーンも先程張り直したばかりですし、タ
    イヤの空気も合せたばかりだし、生焼け気味に当て
    られるのも面白くないですもんね」
狸穴:「んだ。じゃ、また走るとするか」

 と言う事で、生き残っちゃったのでこのページもまた続く事になるのでした。
 最近はこちらのBBSFZROCのたぬき隊長さんからも、

たぬき隊長:「頑張って続けて下さい〜」

 と言われているし。
 しかし、せっかく付けたLEDランプも、後続車に居眠りされては役に立たんのか……。
 でも、今日のは助手席の人が早目に気が付いてくれたのかも。縁石に当りながらの助手席ご苦労さま。
 ありがとう〜>LED。
 そのまま発進して現場を去りました。廻りの車はチョットビックリ&残念だったかな。
 誰か、あっしの事を恨んででる?
 そう言えば……、中尉と森さんに頼まれて作った起動状態の護符を渡したあとコレだもんえぇ……自分用も作っておくかな。
 当らなかったのは、FZRの付けている清明さんのおかげかなぁ。

FZR:「マスター、わたくしに憑いているbremboが利
    き過ぎたのではないでしょうか」
狸穴:「そんな事はないのだ。たしかに全力制動を掛ければか
    なり利くけど、さっきは普段より余裕を持って制動
    距離を多くとって、ゆっくり停まった」
FZR:「では居眠りだったんですね。人間は不便ですね」
狸穴:「まったくで。でもヘタだったなぁ、急制動時のコン
    トロールの練習をした事ないんだね」
FZR:「マスターは大丈夫ですよね」
狸穴:「……多分、大丈夫だと思う。去年の冬、あまりの寒
    さに信号の意味が理解出来なくなる障害が発生した
    時に、主脳機能に頼らずオートバイに乗れるように
    したから」
FZR:「その機能、まだテストしてませんねぇ……」
狸穴:「あ……まだだった」
FZR:「この冬に未テスト品をいきなり投入ですか」
狸穴:「そうなるな。寒いの嫌だからそんなテストはしたく
    ない」
FZR:「わたくしの余剰回路をレンタルいたしましょうか」
狸穴:「足りなかったら頼むよ」

 と、相変わらず路上は危険なのでした。
 皆様も、お気を付けて。

たぬき隊長 マミアナ+FZRx

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