Vol.212 ん〜 2001-09-15


 FZRのブレーキをテスト。
 普段あまりブレーキは使わないように信号や併走する車の流れを視ながら走っているので、以前一回研磨してから前ブレーキディスクは大きく減っていないはず。
 でもたまには飛び出し自転車とか、猫とか危険回避で急制動を掛けている時もあったりします。
 40km/hあたりからクラッチを切って、前ブレーキだけ引き摺らせてみる。
 真綿で首を絞め上げるように、次第に握力を増加して行く。
 ディスク板が駄目になっていると、この時レバーはクイクイとわずかに押し戻されて来ます。
 フローティングピンは7075−T6材にハードアルマイトコートした、縦方向のガタは少ない物に換えているので、アウターローターの熱膨張にも対応しているし、常に板はキャリパーに対して真中に当っている。
 前ブレーキのレバーは押し戻される事も無く問題なし。

FZR:「まだしばらくは使えますか」
狸穴:「大丈夫そうだ」

 ディスク板は偏摩耗していないと言うことだ。
 もしも、このディスク版が偏摩耗していると、先日書いたキャリパーの問題もさることながら、ブレーキの効き方に問題が発生する。
 タイヤが一回転する間に強く制動が掛かる時と、緩くなる時が発生するのでした。
『ポンピングブレーキみたいでイイじゃん』という人もいるかも知れませんが、それはまだ地獄を見る可能性の低い安全域での話。
 実際にはとても状況はマズイのでした。
 雨の日やマンフォールやペイント等、路面のμ(グリップ)が下がっているときにその現象が発生すると、タイヤは一時的にロックします。
 事故回避機動時や高速コーナリング時の車速の調整時で車体が深くバンクしている状態において制動を掛けながらだと、前輪が瞬時にグリップを失い大変な事になるのでした。
 特にフォークに捻じれるような力が掛かる状況では、キャリパが挟み込んでいるディスク板も普段と少しズレた位置と力でパッドが当ったりします。
 走行中回転しているタイヤも、踏んでいる路面の凹凸で若干ながら回転速度が変ったりしてます。
 痛いです。
 運転している本人も実際の原因が判らない状況で、大抵は『倒し込み過ぎたからコケた』と言う評価に至って終わり。
 そのまま、またそのディスク板を使っていると……タイヤのせいにしても自分のブレーキの掛け方の未熟さにせいにしても状況は変わらないのでした。
 40キロでクラッチを切って軽くパッドを押し付けるだけで、状況はテスト出来ますので皆様もおためしアレ〜。
 ダメな場合はディスク板交換。
 FZRにはフローティングピン以外は同じモノを使ってますが、社外のディスクや他車種のディスク等、今はいろいろ選べる様だからためしてみては?
 オートバイのディスク板は外に露出している状態のモノが多いので、デザインなどきちんと強度や耐摩耗性が確保されているデータが出ている部品であれば、製作してみるのも面白いかも。

 レースで走っているライダー達は常にこの難題と相対しています。
 彼等の使用状況はいつも限界なので、ブレーキが正確でないとどんなにエンジンにパワーがあっても最高のタイヤを履いていても駄目なのでした。
 高速コースになればなるほど、ブレーキへの要求は高くなります。

狸穴:「最近ここで結構細かい事も書くようになって来てい
    るが……」
FZR:「そうですね。わたくしのネタが、そろそろつききて
    いるのでしょうか」
狸穴:「そうかも」
FZR:「あまり細かい事を書いていると、コアーな方達が集
    まっちゃいますね」
狸穴:「そうかも……そりゃ困るのだ」
FZR:「マスター御自身が一番いい加減ですもんね!」
狸穴:「良くお判りで」
FZR:「長いお付き合いですから、わたくしに対応する時に
    限ってのマスターの行動パターンが少し理解出来る
    ようになりました」
狸穴:「どんな感じ?」
FZR:「一言で申し上げると……『マヌケ』です」
狸穴:「……ん、合っているかも」
FZR:「そう言えば最近、急にわたくし達を取り巻く状況中
    に危険が減ったような気がしますが」
狸穴:「そうだねぇ……中尉と作家の森さんの所へ持って行
    く予定の道教系の護符をつくって作動させてから急
    に安全な状況になった。効いてるらしい」
FZR:「わたくしの右カウルに貼られている清明様のシール
    も強力に頑張っておりますわ」
狸穴:「何はともあれ、ネタに事欠いてもあっしとFZRが
    周囲に危険を撒かなくて安全ならばそれで良いのだ」
FZR:「そうですね。ココもあと少しで弐萬ヒット……なん
    か恐くなります」
狸穴:「どんな人が見ているのかは知らないけれど、みんな
    良い方達なのだ」
FZR:「そうですね、最近掲示板の方にもわたくしと同じア
    メリカ〜ナなFZRのオーナーさんがやって来まし
    た。きっと良い人なのですね」
狸穴:「んだ。今日は三京行くかも」
FZR:「そう言えば台風来ていたり600xさんの調整だっ
    たりで、久々ですね」

マミアナ+FZRx

←前回 次回→

FZR250 トップ NS400R TOP


Copyright © Taro Mamiana, COMBINED ARMS 1999-2005.