Vol.174 にわかFZR屋敷(……) 2001-06-18


 FZR600改が来て、臨時に駐車スペースを確保した。
 が、時を同じくしてFZR1000xxもいらしゃる事になった……。
 FZRと合わせて、3台のFZR。
 アジトの管理会社からクレームがつくかな?(って、1000の分だけ、ついてしまいました600はOKay〜)

FZR:「ますたー、賑やかですね」
狸穴:「FZR1000xxまで来るとは思わなかった……」

 このFZR1000xxは発売当時の1989年くらいに内緒で乗っていたモノで、アワワKm/hを越えようと頑張っていた頃のモノでした。
 結局M社のタイヤに空気圧4キロ入れても、衝撃と発熱でトレッド面が剥がれて保たなくて越えることはできず、競技用のスリック・タイヤを入れたらフレームが耐えられなくて駄目でした。
 これ以上やると、空力を優先して全面全高は700ミリ全長/3500ミリになって終う。
 オマケにある日、帰りに雨まで降って来てスロットル1/3でも滑る〜。(前後共。溝は偉大です)
 アブガス以外受けつけないし、隠し持っているだけでも維持費が掛かるので、エンジンだけ新品に積み替えてFCRや排気管、強化したスイングアームや社外のホイールはそのままセッティングだけ街乗りに合わせて、こちらの言い値で売る、長く乗る、箱入りにしないと言う事で友人に売却したのでした。(またね〜)
 お金をたくさん使ったおかげでギアー屋さんとか、ホイール屋さんとか、クランクケースを造れる人達とも知り合えたけど……財布はいつも軽〜かった。
 昔、三京をGCマシンとか走っていたでしょ……あれの一派でした。わはは。
 コレを考えると、最新の"隼"とかは凄いです。
 こんな者の所には、お嫁さん来ないよねぇ〜。(いなくて良かった!)

 現在、走行距離78000キロ。
 75000キロ走行時にミッションが壊れて、どこかのオートバイ屋さんに転がっていた事故車のエンジンに乗せ換えたとの事。
 それ以後エンジンは力が増えたが、常に全体的にバラついて乗り難くなったとか。
 アンダーカウルを外してエンジンの搭載状況を見ると、フレームに対して斜めに積まれている……。可哀想に。
 リングの張力も弱っているみたいで、少しカタカタ虫を飼育中。
 カムシャフト自体や5バルブは対策済で問題なく、ヘッドは無事なようです。
 脚回りもショックのO/H、ピボット及びホイールのB/G交換も全〜部やり直すこととなった。(他に手はない)
 フォークは、ボトムケースの中が減ってしまっているのでちょっとカクカク、インナーチューブも上の方は少し錆びてストローク付近の硬質メッキは限界まで薄くなっている。Assyで新品だなぁ。
 FCRキャブも、ボディーが減ってしまいエア吸い込み、インシュレイターごと交換で、新しいモノにすることにした。口径は39φくらいにする。
 キャブと一緒に排気も腐蝕して穴が空き、盛大に排気漏れしているので社外の最近造られた新しいモノを買って来るらしい。
 何を買って来るのかな……? 通勤快速な街乗りがメインなので、低速域も楽に使える軽量な錆びない静かで適当なモノを自分で選んで来て貰う事にした。

 セルモーターのブラシも減って来ている頃だし、電装系も走行2000Kmで潰れた同年式・同出向国仕様(北米)の部品取り車から取り外して、持っているとのこと。
 ウインカーも左は前後とも作動しない。
 メーターの照明も半分以上切れて点かない。電球は全部入れ換え。 
 とりあえず、置く場所がないのでアジトEへご案内〜だなぁ。
 新キャブと排気システムが全部来てからやることにした。

 押してみたら物凄く重たい。パッドも引きずっているしチェーンも駄目だ。
 前後スプロケット/チェーン/ディスク/キャリパー/マスターごと交換することにした。
 ブレーキ・フルードは水分が入り、乳化して久しいようだ。
 クラッチマスターは最近交換したのか、新しくなっていた。
 が、長年放置されていたクラッチ板には問題があるようです……。

壱千:「かつてのマスター・マミアナ、なまってませんか」
狸穴:「しばらく会わないうちに、こ〜んなに大きくなって
    しまって……最近大きいの乗って無いからね、もう
    なまり切ってる」
壱千:「思い出して下さい」
狸穴:「へいへい」

 大きくて、Pの出し入れ等でも持て余すのでした。
 最近はこんなに力も車体も大きいオートバイは無理だ……とても、手に負えないです。

 来る時は一気に来るなぁ、コレであと《秋水號》も来るし《弐號》もそろそろシェイクダウン開始でアジトAに戻って来るし……。
 ナントカせねば。
 しばらく近所に工場を借りるかな……。でもそんなお金無いのでした。
 普段から、もっと働いていれば良かったな。猛省。

狸穴:「FZRの工事が大体、済んでいて助かったよ」
FZR:「マスターの表のお仕事もありますし、わたくしがま
    たサポート致しますわ」
狸穴:「よろしくね。助かるよ」

 一時的に、大・中・小の3台のFZRが集まってしまいました。
 コレで400ccと750ccが揃ったら、FZR屋さんだなぁ。
 いつもお世話になっている、SRX屋敷のことを言えなくなってしまいました。

 オートバイってのは、ホっておくと集まり易いのね。
 長沙から先行者を呼んで、手伝ってもらおうかなぁ……。
 ひっそりとやっていたオートバイ屋のときは、24時間こうだったんだよねぇ……ちょっとした地獄じゃった。(喉元過ぎれば熱さを忘れて)今じゃ天国に感じるけど。
 お客やメーカーをより好みしなかったし……おかげでたくさん売れたけど。

FZR:「先のことを考えないと進みませんわ」
狸穴:「そうだった」
FZR:「ますたーはなんで250のわたくしに乗るのですか」
狸穴:「オートバイってのは、普通に乗るだけでかなりのデ
    ータ量を処理しなきゃならん。オートバイ用の神経
    接続回路が出来ていない乗り始めの頃の大変さと言
    ったら、相当なモノなのだ」
FZR:「そんなに大変なのですか……」
狸穴:「だから『気』が通じないオートバイは辛くなる。辛
    くならないように、細かい所を色々換えたりする」
FZR:「それでわたくしにも……」
狸穴:「常に飛躍的に上手になろうとして艱難辛苦を求めて
    いた時は、大きなオートバイが必要だったり、50
    ccの能力の限界を越えにサーキットに行ったり。
    危険の中で生活しようとしていたのだが、人は常に
    変わるのでそう言うことを考えなくなって、レンジを
    少し広くして現状維持を求めた時、FZRの大きさ
    が丁度良かったのだ」
FZR:「わたくしは、本来マスターが要求している部分と未
    だ合致しないエンジン出力特性とかもありますが……」
狸穴:「人それぞれ優先順位が合って、俺の場合は車体の大
    きさが最優先だったのだ。次に仕上がり掛けている
    車体回り。エンジンの選択や出力はバランスを狂わ
    せない程度で小さくてもイイ」
FZR:「へえ、『気』が通じているんですね。マスターと」
狸穴:「そう思ってるけど。これ以上言わすと、ユングやフ
    ロイトの話を100話くらい一気にやるぞ。13億
    7千万年も生きていると彼らと話合った頃も思い
    出す」
FZR:「……なんかちょっと変な感じです」
狸穴:「……変だな」ははは。

FZR壱千xx 狸穴+FZRx=(賑やか)

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