Vol.171 高速テスト 2001-06-10


 一般道で普通に大人しく(本当だぞ)走るテストは大体問題無いことが判ったので、設定を変えずこのまま第三京浜へ。
 このコースだと、リアショックの強いバネも役に立って来る。
 瀬田の入り口から入ると左回りにループしている。
 今まで、この回り込んだ進入路で安全に走れる速度は約ユワq/h。それを越えるとフロントに入っていたバイアスタイヤが逃げ始めるのでした。
 いつもは、この進入路に自動車等他の交通と一緒に入ることになるのだが、何故か一台も前後視界にいない〜。
 入り口から途中まで舗装が新しくなっていることも知っていたので、先行車のオイル漏れ等何かあればインに逃げれば済む。
 進入速度ユワq/h〜3速でスロットル全開。
 このコーナーは奥に入っていっても曲率が緩まないので、バンク角限界まで開け続けてみることにした。
 基本的に、このコーナーを2個のコーナーとして処理しているので、2個目に差し掛かる時に、身体をインに落とし込むタイミングにしている。
 爪先が路面に時々触れる。
 メーターは◎ヌワq/h。このあたりで、FZRは加速しなくなった。
 コーナーでのGがキツく掛かり過ぎ、加速とGが折り合ってしまっているようだ。
 エンジンパワー無いからやむをえんか……隣の車線も使ってGを逃がしてやれば、脱出速度はもう少し上げられるのだろう。
 失速しているのでした。
 サス、問題なし。
 こういう状況での使い方では前後のバランスも取れてます。
 結果として、FZRではこのタイヤの限界を越えるのは無理らしい。
 努めて挙動を不安定にする走り方をすれば、タイヤを流すこともできるが、普通に走っているのであれば、『脚回り>エンジン』なので何も起こりません。
 前はこの設定で良しです。

 保土ヶ谷休憩所へ付いたら、LEXRさんが高輝度LEDを組んだテールランプ・ユニットを見せてくれた。
 LEDなので球切れは無いのかな。
 いいなぁ〜。
 都内に戻る際に第三京浜の料金所を出た所で、こきちさんのSRXが公団事務所の所に止まっているのを発見。本人おらず。
 何かあったのかな? と思ったが、異状はなさそうだった。

 帰りに千代田区錦町三町目のミニ・ストップで一息入れてから、御茶ノ水を抜けて戻ろうとしていたら、靖国通りで大きなトラックがビルの支柱にする鉄骨を積んだままアウト側後輪を破損させたらしく、擱坐していた。
 振り回した荷台は歩道を直撃→撃破。駿河台下交差点は事故処理のお巡りさんがたくさんいました。深夜で良かったねぇ。
 しばらく進むと、順天堂大学の入り口があるT字路へ到着。
 ココを左折し、S字を抜けて次の信号で右折するつもりでいたら、頭は先にS字の処理へ行ってしまい、手前の左折の路面が『段差』になっていることをすっかり忘れていた。
 左に倒し込んでいる状態で、前足が路面から一瞬浮いた感じ……ヤッバ〜!
 でもフォークがそれより速く反応し伸び切り、タイヤを路面に触らせていた。
 一瞬浮いて、アンダーな状態から一気に過重で路面にフロントタイヤが押しつけられる。
 不意のことだったので、ヒジを突っ張ってしまい上半身の重量をハンドルバーに預けてしまうことになった。ハンドルを上から押さえつけてしまったのだ。
 前輪に重量がたくさん集まり、後輪からは抜ける。
 運良くスロットルは戻さなかった。
 フルロードなフロント周りは最後までボトムすることなく、車体を進行方向へ引っ張り出してくれた。
 リアの脚回りもそれに続き、車体を押し出す。
 まるで、FZRでモトクロスのギャップなコーナーを越えた感じ。
 体勢をすぐに立て直し、外足荷重を増やして外足の踵と膝と内股でFZRをイン側に引き込む。
 ちょっとびっくりしたのはあっしだけで、FZR的には大したことは無かったような感じ。
 S字を簡単にクリアーしてしまった。
 少し馴れて来ているので、倒し込む事が楽しくなって来ている。
 気をつけねば……。
 こういうアクシデントにも、この脚回りは耐えました。

FZR:「わたくしの脚回りが変ったことにより、マスターの
   外足荷重がおろそかになっていますわ」
狸穴:「なんか、FZRに頼りっぱなしになって、ふぬけて
   おった。済まぬ」
FZR:「今までの脚回りだったら、跳んでいましたね」
狸穴:「全くでござんす。面目無い」
FZR:「わたくしは常にマスターのことを考えて、反応して
   おります」
狸穴:「ありがたいです」

 最新の技術なオートバイは全〜部このような感じなのだろうか……。(もっと凄いんだろうけど)
 でも総じて重たくなってるね……。

 何軒かのメーカの人もたまにココを覗いてくれているようで……。
 最近オートバイを造っていてよく考えることなのだが、何か大事なことを忘れていないか?>メーカ

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