Vol.151 焼肉 2001-04-20


 しばらく前のある日、仕事が終わって腹減ったし帰ろうかなぁ……と思い、FZRを現場の駐車場から出していると電話が掛かってきた。
 久々に天使の『カ』からのお誘い。

狸穴:「へ〜い」
カ :「今から皆で焼肉を食べに行くから来ない〜」
狸穴:「焼肉か……久しぶりだなぁ。ちょうど上がったばかり
    だから、行く行く」

 場所は10分も走れば間に合う所だった。

FZR:「呑んじゃ駄目ですよ」
狸穴:「応、5月17日で免許もキレイになるし、こおろぎ回
    路を全開にしておく」
FZR:「では、行ってらっしゃいませ。ヘルメット等の装備は
    わたくしがお預かりしておきます」
狸穴:「んじゃ、宜しく」
FZR:「天使様にも宜しく」

 ……以前、FZRをくれと天使が言っていたことを思いだした。
 天使達は7人ほどで焼肉をしていた。まだ着いてそれほど経っていないようだ。
 適当に挨拶して焼肉に参加する。
 他でもたまにご一緒するスタイリストさんと、気使いの細かい岩○さんもいらっしゃっていた。
 あとは化粧品屋さんと眼鏡屋さんと天使の同業者たち。
 この中で現在オートバイに乗っているのは、あっしの他には天使の同業のとてもカッコ良い若いオジサンである岩○さんだけ。
 今日は作曲家のHD乗りのオジサンは来ていないみたいだ。

岩○:「狸穴さん、今日もFZR?」
狸穴:「そうですよ。岩○さんは最近オートバイには乗って
    ます?」
岩○:「ちょい乗り程度。そろそろ暖かくなってきたから旅
    に出るかなぁ」
狸穴:「京都、行ってきたよ。湯どうふ美味かった」
岩○:「湯どうふか、イイねぇ。向こうは肉も美味いでしょ。
    でも250にゃ、ちょっと距離あるぜ、FZRで行
    ったの?」
狸穴:「まさか……自動車で行った」
カ :「なになに、京都行って来たの? なんでアタシを誘わ
    ないのよ」
狸穴:「カと一緒に行ったら、途中で何回文句言われるか判ら
    ないから行かない」
岩○:「あ、ソレ正解。横浜までで、もう大変だった」
カ :「だって渋滞してるんだもん。やることなくて退屈だよ」
狸穴:「そう言う時は彼氏と行くのが良いのだ」
岩○:「そ、そのとうり!」
カ :「え〜アイツと行くの……そういうのあたし向いてない
    みたい」
岩○:「んじゃ、ママと一緒に行くのが善い」

 皆、大爆笑。

カ :「狸穴さん。そう言えば私のオートバイ、まだだ乗っ
    てる?」
狸穴:「……あのね」
カ :「免許取ったらくれるんでしょ!」立上がっている。
岩○:「あらら、そんな約束したんだ。こやつ、そういうこ
    とに関してはしつこいよ……ご愁傷さま」
狸穴:「んな約束、しとりません。オートバイの免許って凄
    く難しいんだぜ〜。ところでカ、車は元気?」
カ :「……」
岩○:「左側も擦ったから、修理中だって」
カ :「だって道路狭いんだもん。明日電話てみよう。直っ
    たかなぁ」

 やったらしい。

 彼らは焼肉の後、余所へ呑みに行くと言っていたので、あっしはここで解放。
 焼肉はいつ食べても美味しい。
 店前にFZRを停めていたので、しばし歓談後帰還。

FZR:「カさんまだわたくしの事を覚えておいでのようですね」
狸穴:「ん〜なんか言ってたな。でも彼女が免許を取るのって、
    まだ無理みたいよ」
FZR:「では、しばらくは平安ですね」
狸穴:「んだ。それまでの間に何か見付けておいてやるか……
    EU産の125ccとか」
FZR:「素敵な岩○様は、何にお乗りなのですか」
狸穴:「HD何台かと、Z−1改1台だったかな、他は知らない」

 スタイリストさんも、何か乗りたいようなこと言っていたなぁ……。暖かくなるとオートバイ乗りが増えるのでした。
 み〜んな、身体だけが資本な方ばかりだから、事故らないでくれ〜。

岩○ カ マミアナ+FZR
(登場人物の正体を特定してはイケマセン)

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