Vol.142 FZRはしばし休憩 2001-03-24


 現在FZRはアジトXにて2日ほど休憩中。
 SRX250xの最終調整のため、しばらく走らせるので入れ換えたのだ。
 FZRを少し離れた所に置くことになったが、アジトの周辺住民達および商店主達とはFZR共々顔見知りで、とても仲良くして頂いているのため防犯的には安全。
 俺以外の見知らぬ人間がFZRを引きずっていれば、すぐに怪しんでくれるだろう。

 最近ピッキング被害が頻発するメインアジトの駐車場よりも安心であるのだ。
 在宅中にピッキング犯がやって来ないかと待ているのだが、ウチにはやって来ない。どんな人なのだろうか?
 どうしても開かなくなってしまったオートバイ用のロックが一つあるので、それをなんとか壊さずに開けて頂きたいのだ。

FZR:「SRX250xさんの最終調整ですね」
狸穴:「んだ。後は細かい所だけだ。冷えている時の始動性にち
    ょっと癖があるので、その癖を取る」
FZR:「わたくしのキャブと同じことをするのですか」
狸穴:「いや、それではトルク変動が大きくなり、スロットルの
    動きに対してマイルドだったものがワイルドになってし
    まうので、別の地道なやり方でやる」
FZR:「わたくしよりも低速トルクが太いし、単気筒だからその
    方が合せ易いですね」
SRX:「それではマミアナ様をしばらくお借り致します」
FZR:「どーぞ、ご自由にお使いください〜」

 SRX250xはカウルも付いていないし、単気筒だからキャブレターを合せるのはとても簡単だ。キャブを車体に取り付けたままでも、ある程度調整出来る。
 エンジンには何も手を加えないことになっていたが、一応コンプレッションと点火時期の推移とバキューム圧の測定だけはした。
 良い圧縮と良い火花は確認。
 後は良い混合気が揃えば問題ない。
 バキュームも各気筒相互の同調も取る必要がなく、大変楽だ。
 キャブレターが異形式の2個のキャブを使っているので、プライマリー側とセカンダリー側が作動するタイミングを上手に合わせると、各回転域の繋がりも滑らかになり、DOHCらしくそれなりに力を出してくれる。
 始動時の癖も7回目のトライでなくなった。
 エンジン様はそれなりに年数はたっているが、どこからも異音は出ていない。新車時とほとんど変わらない状況。
 ミッションもとても動きが良く、FZRよりもシフトのタッチは良い。
 高回転時のシフトも低回転時のシフトも動作は全く問題なし。異音もなし。
 クラッチも動作は良い。
 タイヤをまだ換えていないが、どうするか……。
 結構減っているが、このままお渡ししてご自分で好きなモノを入れていただいた方が良いかな……。
 ホイールのB/Gは前後とも換えてしまっているので、動きはとても良い。
 結局可動部分のB/Gおよびシール関係は全て換えてしまった。
 元々それほど酷い車体ではないので、ここまでもってくるのにそれほど手間は取らなかった。
 一番大変だったのは前後の車高を落とした上、新規にショックの作動を設定したことだった。
 曖昧だった所がなくなり、車体の反応は非常に高い。
 車体が軽く小さいことでFZRよりも軽快である。
 コレで終了〜!

 一段落ついたら、FZRのリアアームを制御しているリンクも、SRX250xにならって、いずれピロ脚に組み替えることにしよう。とても動きが良いのだ。
 ピロボールジョイントも強度を考察した上で、ステンレス製のモノを使えれば錆びることはない。
 フロントに付けた4ポッド・ブレーキキャリパーはとてもコントロールし易く、制動力も高いので、車体の軽さと相まってとても安心出来るようになった。
 初期型TZR250用のアルミのスイングアームは、SRX250xの車体に対して剛性は充分で正解だった。デフォルトの鉄アームよりも軽く動きが正確。
 バネ下の重量計減はとても効果がある。
 単発の250ccは軽くて、とても扱いが良い。
 反面、長距離走行には向いていない所もあり。
 SRX250xは街乗りが中心と考えた方が良い。

SRX250x+マミアナ+FZR

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