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最近FZRに乗る時は大抵お仕事絡み。
寒いこともあり、遊びでどこかへ行くことも少なかったのだ。
FZR:「そうですね、いつもお仕事」
狸穴:「と、言っても打合わせばかりで実際に仕事になる率も少
ないし、景気悪いんだねぇ〜」
FZR:「単価下げちゃいましたもんね」
狸穴:「それをいうな。廃業していないだけまだマシみたいよ」
FZR:「あらら……また誰かやめられたのですか?」
狸穴:「去年の暮れに2度ほど会ったことのある社カメの同業者
も転職したらしい。ウチが生き残っている方が真面目に
不思議。サバイバルでやんすねぇ」
FZR:「マスター、頑張ってくださいね」
狸穴:「へいへい」
予定していたことがなくなり時間が少しで来たので、いつもどおりFZRの暖機を済ませてアテもなく出てみた。
行く先が決まっていないので、うちの回りを適当に周回するだけに留まった。
が、アジトの近所の道をあまり知らないので迷った。
住宅街を迷った揚げ句、どこをどう走ったのか、5年ほど前に一度だけ使ったハウス・スタジヲ(小ジャレた家の造りのスタジヲ。エッチな写真とかでも利用されることが多い)の前に出た。
この辺では珍しいのだ。
でも、スタジヲは潰れたらしく、壊れ放題に壊れて廃墟になっていた。キレイな時期と仕事内容を思い出す。
……う〜、最悪。
イヤなものを見てしまったぜ。
真っ直ぐ帰って来てしまいました。
戻ってからまだ少し時間があったので、FZRのリアサスのリンク周りを見てみる。
何の異状もない。
FZR:「マスター、去年の暮れに入れて頂いたわたくしのOHL
INS、バネがまだ14キロのレートのままですが」
狸穴:「それが心配でサスの上下を見てみたのだ。異状はないみ
たいだよ」
FZR:「固くはありません?」
狸穴:「結構固い。昔風の脚回りみたいな感じだねぇ〜」
FZR:「換えるとなると大変なのでしょうか?」
狸穴:「そうでもないんだけど、リンクをバラしてショックから
バネを取り出さねばならない。ちょっと面倒」
FZR:「リアタイヤのサイズが上がっているから跳ね回りません
が、そのうち交換してくださいね」
狸穴:「へい。いろいろ終わらせてから、時間が出来たらすぐに
やる」
元々7.5キロのレートを要求しているFZRに、14キロではちょっと固過ぎた。
バネもずっと手元にあるし、壊れる前に直さねば。
感じとして、リアだけFZR600のリアセッティングみたいになっているのでした。
フロントサスとのセッティングも、裏の一点で合っているようなモノで、乗り方に馴れていない自分以外の者が乗ったら、とても乗り難いだろう。
キャスターもちょっとだけ立っているので、リアの車高も少し落とす予定。
フロントフォークの対地角等、ディメンションの狂いは受け入れられる限界あたりになっている。
身体が覚えてしまっているので、普通に走れるが……良くはない。
今月末あたりには前回りを少しはいじれるようになるかな?
だとイイなぁ。
車体に手を入れると合わせるのが結構大変なのでした。
狸穴:「そう言えば……今日はまったくカ〜ニ鳴かないね」
FZR:「最近は大人しいですよ。カ〜ニ(リアのブレンボキャリパー)
がパッドとディスクを調教したようです」
狸穴:「なるほど、カ〜ニらしいや」
カニ:「カチカチ」
狸穴:「なんて言ってるんだ?」
FZR:「『JOG用パッドをありがとう』、と申しております」
狸穴:「良かったね、でもまたすぐに鳴き出すんだろう? 雨で
も降るのかな」
FZR:「わたくしにも判りませんわ」
いつもリアアーム下の地面に近い所で頑張っているカ〜ニは、雨が降る直前は何故か静かになるのでした。
深夜には雨が降り出した。
マミアナ+FZR+カ〜ニ
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