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あっしも一応オートバイに乗る時は服を着ています。
特に寒い冬の時期は、たくさん着込む事になり鎧のようになっています。
下半身はしばらく前にSRXでメジャーな祁門さんから中古で買ったオーバーパンツで武装しているので何の問題もないが、上半身の一番表層に着ている12年物の雨合羽は、多年に渡る風雪に耐え洗濯しても落ちない汚れや排ガスが染み込んで年期が入っております。
先日このカッパを来たまま、小回りの利く代理店(たまに大きな仕事もしてる)から打合わせに呼ばれた。
代官山町のあるカフエに入る時、
店員:「あ、ホームレスは入っちゃ駄目だよ。他のお客さんの迷惑
になるし、お金ないんでしょ」
狸穴:「……駄目っすか。でも住処はあるので残念ながらホームレ
スじゃないし、今日はお茶代くらいは持ってるよ〜ほらコ
レがお財布」
店員:「……失礼致しました」
狸穴:「わはは、オートバイ乗ってるとね……悪いね、コレ脱ぐか
ら入れてくれる?」
店員:「はい、ここのところホームレスに毎日無銭飲食されたの
で、間違えてしまいました。申し訳ございません」
狸穴:「たしかに、コレじゃ間違われても仕方ないよね! こちらこ
そ申し訳ない」
《弐號》が終わるまで髪を短くしない事に決めたし、不精髭もそのままだし……先方にとっては大迷惑なカッコである。反省せねば。
でも、コレが一番寒くないオートバイ用のカッコなのだ。
打合わせに呼んでくれたADさんがその一部始終を見ていたらしく、席に着くなり、
AD:「酷い店を選んでしまいまして、済みませんでした。ちょっ
と店長に文句を言って来ます」
と、言って席を立ち上がりそうになったので、そのまま彼を行かせてしまうと良くココを利用しているらしい彼にも迷惑を掛けてしまうことになるので、なんとか収める。
あっしが、間違われても文句は言えないカッコをしていたのだ。
ちょっとは考えないと、いけないのだな。
中はちゃんと普通のカッコしているんだけどね。
オートバイに乗るために専用の服を着るのはどうも抵抗があって、ならば汚くてもかまわないかと無頓着になっていたのでした。
ヘルメット持っていても、ホームレスと充分間違われてしまうカッコじゃマズイよなぁ。
打合わせが終わって、仕事の内容は受けれるモノと判ったので店から出てくると、凄く風が寒い。
FZR:「今日は風強いですね。わたくしもすぐに冷えてしまいまし
た」
狸穴:「早く冬、終わらんかなぁ」
FZR:「もうすぐですよ」
狸穴:「このまま一生、冬じゃないかと思わず考えてしまうぜよ」
手早く鎧を着込む。
ふと横の建物のガラスに映った自分を見ると、筋金までは入っていないが、正真正銘のホームレススタイルである。
コレじゃイカンぜ!
もう少し暖かくなれば……ハロルズギアのカッパが着れるかな?
多分、もうサイズ合わなくなっているなぁ……。
街行くライダーは、どんなカッコをしているのかと拝見していたら、寒そうなカッコや重たい皮か、もしくはあっしとあまり変わらない形をしている……。
う〜、女性の服などは仕事柄学習しているのだが、アレではオートバイには乗れないし……ライダーのカッコは良くわからなくなってしまっているようです。
スタイリストさん達にこんなことを問い合わせたら、きっとホース・ハイドの上下にチャップスとかクロムハーツ等、もしくは軍装品ミリタリー形式で固められそうだし……オートバイに乗らない服飾デザイナーに聴いたりしたら一着90万円のワニ・ジャンパーとか……大変な事になりそうだ。(スキそうだもんね、彼ら)
FZRにも合って、耐寒能力ゼロのあっしの仕事にも合う形ってないのかなぁ?
な〜んか男性衣料に関しては、全然センスないフォトグラファーになってます。
コレでは良くないのだ……少し、勉強しなくては。
FZR:「わたくしのアッパーカウルもなおしてくださいね。ミラー
も側が汚いです」
狸穴:「をを、そうでした」
道路の向こう側を見るとこの寒い中、ナマ脚出している寒行中の女子高生3名……頭が下がります。寒さを感じないのかな?
きっと食べているモノが違うのだろう。
何をするにも、お金が掛かるように出来ているらしい。
結局考えるだけで、何もしなさそうです……わはは。
せめて店に入る時くらいはちゃんと鎧を脱いでから入るかな。
店員 AD マミアナ+FZR
寒さついでに、ちょっと微細な機関的なことを。
オートバイのフロントフォークに入っている普通のフォーク・オイルは気温+8度くらいを境に粘度が硬化します。
もちろん車種によって差はあるわけですが、元気に走られる方はフォーク・オイルが硬くなっている事をお忘れなく〜。
特に車重の軽いオートバイは夏と冬の寒暖差が結構大きく反映されます。
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